今回訪れたお店は、皆さんご存じのデパート「大丸東京」で10月7日~10月13日に開催された「世界の酒とチーズフェスティバル」について投稿して行きたいと思います。
東京駅から徒歩1分という好立地であるこの場所で、イベントが開催されると参加しやすいです。
世界の酒とチーズフェスティバルとは
第98回は、「ワインでつながる世界の環」をテーマに、
https://www.daimaru.co.jp/
世界27カ国、700種類以上のワインとチーズなどのおつまみ約100種が大集合。
海外はおろか、国内旅行でさえもままならない日々が続きますが、
私たちは、ワインを通じて世界と繋がっています。
いつか、もう一度、世界が近づく日まで、小さな乾杯を繰り返しながら、
健康に乗り切りませんか。
すでに98回開催されているワインとチーズのイベント。
以前参加した際は、試飲が可能でとてもにぎわっていたイベント。
コロナ感染症の影響はどのくらいあるのか興味があり、参加させて頂きました。
今回のイベントのシステム
・事前予約制
ただし一部当日券のご用意があるので当日3,000円を支払って参加することも可能。
・入場方法の変更
会場にて、連絡先をご記入のうえ入場チケット(税込3,000円)をご購入。
その後ご入場の際に、会場内でご利用いただけるお買物クーポン(税込3,000円分)をお受け取りして入場。
・試飲・試食の中止
現在の社会情勢を鑑み、控えさせて頂きます。
そして、タイムスケジュール2時間ごとの総入れ替制でご案内となります。
店内の様子
皆さんフェイスガードを付けて万全の状況でコロナ対策をされている様子が見受けられます。
お客さんも接客されるお店の方とも、フェイスガードまたはマスクを皆さん付けての参加になります。
そして人数制限をかけているため、人と人とのソーシャルディスタンスは取れている印象です。
しかし、控えめにいってお客さんが少ない…。
前回開催した際は、休日にイベントが開催されると試飲で行列が出来るくらい盛況でしたが、今回はゆっくりと接客して頂ける印象です。
参加されている日本のワイナリーは…
まずは、焼酎王国の宮崎県の都農町にある「都農ワイン」。
1994年2月に設立し、地元で多く栽培されているキャンベルアーリーを始め、多くのワインが造られております。
台風の多い宮崎でぶどう栽培は適さないと言われながらも、昭和60年代には300軒をこすぶどう農家が年間2000トンを生産するまでになり、今回のイベントでもこれだけ多くのワインがラインナップされておりました。
注目は、キャンベルアーリースパークリングワインである、キャンブルスコ レッド。
辛口のスパークリングワインであるこのワインの名前に使われている「キャンブルスコ」という名前は、「キャンベルアーリー」と「ランブルスコ」を掛け合わせた造語。
ちなみにランブルスコはイタリアのエミリア・ロマーニャ州でつくられる、天然弱発泡性(スパークリングワイン)の赤ワインのことでイタリアでしか名乗れません。
そしてこの「キャンブルスコ」も商標登録をしているので名乗れるのは都農ワインだけです。
写真右には、東京の御徒町という下町にある「bookroad〜葡蔵人〜(ブックロード)」
葡萄と蔵と人が目に見えない道で繋がり、共に繁栄するという願いを込めて。
http://bookroad.tokyo/
ワインをより身近に感じ、ワインが繋ぐ縁を大切にしたい。
その想いから、2017年、東京台東区でワイン造りをスタート。
ブックロードのワインは山梨県・長野県の契約農家さんと茨城県にある自社農園で育った国産葡萄100%の日本ワインです。
東京の下町にある、ラベルが印象的なワイナリーです。
写真左には、山梨県の勝沼にある「シャトー勝沼」
勝沼最古のワイナリー「シャトー勝沼」のあゆみ
https://www.chateauk.co.jp/brand/
甲府盆地の東側に位置する勝沼町は、寒暖の変化が大きく、ブドウの栽培に適しており、日本最古のブドウ栽培の歴史を持つ。
1877年(明治10年)、ブドウ栽培を行っていた創業者・今村與三郎がワイン醸造を行ったことから、シャトー勝沼のはじまりである。
本場フランス仕込みのワインづくりを手がけて以来130余年。初代から三代にかけ今村家の家訓ようにして今月まで守り伝えられてきた「こだわり」があります。「ぶどうの栽培から醸造、販売まで、全て一貫した手作り」つまりは人任せにしないというのが、こだわりのワインづくりのポリシーです。
シャトー勝沼のワインと言えば、以前「世界くらべてみたら」というテレビでも取り上げられたシャトー勝沼 鳥居平ブラッククイーンが本場フランスでも評価されたということで取り上げられております。(山梨県では放映されていないためワイナリーの方はリアルタイムでは見ていないそうです)
山形県高畠町にある、「高畠ワイナリー」
高畠町は県内でも南部に位置し、南は福島県、東は宮城県に隣接する自然豊かな町です。高畠町は、稲作を始め「ぶどう」「ラ・フランス」など農業が盛んに行われており、中でも食味コンクール等で上位入賞をしている「上和田有機米」は、全国的にも認められたブランド米です。高畠ワインでも使用しているシャルドネ品種、デラウェア品種に関しては市町村単位では全国一の出荷量を誇り、高畠町は有機農法の先駆地として多くの方に知られています。
https://www.takahata-winery.jp/
また、高畠ワイナリーへのアクセスの便利なJR高畠駅には山形新幹線も停車し、全国でも珍しい「温泉」のある駅としても有名です。町内には、日本三文殊の亀岡文殊堂、犬や猫を祀る「犬の宮」「猫の宮」、童話でお馴染みの浜田広介記念館など、多くの名所、旧跡が点在しており、毎年多くの観光客で賑わいを見せます。映画「スウィングガールズ」のロケ地としても知られており、今も多方面から注目を集める山形県最大の「町」です。
デラウエアという品種で造られた新酒3種を新たに取り扱っており売れ行き好調のようでした。
ちなみに高畠ワイナリーは、以前収穫のお手伝いにも伺わせて頂いた場所になります。
もちろんチーズも販売されているこのイベント、次回以降どのように開催されるかとても気になります。
今後の催事のスタンダードとなるのか、別の方法を取ることになるのかぜひ注目していただきたいところです。
大丸東京の詳細情報
住所:〒100-6701 東京都千代田区丸の内1丁目9−1
電話番号:03-3212-8011
営業時間:10時00分~20時00分
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