みなさんは日本ワインを飲んでますか?
日本ワインを探して日々ワイナリーや酒屋さん、飲食店さんに伺っては投稿を続けてついに600軒。
これからも日本ワインのあるところについて地図にまとめて行きますので、ぜひ活用して頂ければ幸いです。
日本ワインとは…日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で造られたワインの事を指します。
さて今回ご紹介するのは、埼玉県比企郡小川町にある「武蔵ワイナリー」です。
東武東上線・JR八高線「小川町駅」から「熊谷駅」行きバス「ワイナリー入口」下車、徒歩10分の場所にあるワイナリーです。
一体どんなワイナリーなのか、さっそく見ていきたいと思います。
こんな人におすすめ
・小川町周辺でワイナリーをお探しの方
・自然派ワインをお探しの方
・日本酒をお探しの方
武蔵ワイナリーとは?
地域と共に歩む
私たちの想い | 武蔵ワイナリー MUSASHI WINERY
自然なワインを造るにふさわしい、ワイナリーを。
2019年春に竣工したワイナリー建屋は、埼玉県産(ときがわ、秩父)の木材や、昔から使われてきた土壁や漆喰を用い、地元の工務店、職人さんが携わった地域性が高くぬくもりを感じられる作りとなっています。
ほぼ、全てのエネルギーを自給し、子供たちの世代に残す価値のある、サスティナブルでエコロジーな建物です。
販売場天井には全面的に小川の手漉き和紙が張られ、テラスの柱はかつて小川町で採掘されていた青石(緑泥片岩:現在は採掘されておらず、秩父産の石)もモチーフに、小川町の象徴を散りばめました。
また、店内で取り扱う商品は、フードマイレージと地産地消を意識し、地元有機野菜、地元で作った天然酵母のパンや惣菜、加工品など全て無添加。安全にこだわった美味しいものしか置いていません。
ワイナリーを訪れた人が、小川町を感じ、安心して何でも買えたり食べたり飲んだりでき、心から楽しんでいただけることを願っています。
機械的ではない有機的なつながりを大切にし、皆様から愛される場所でありたいと思っています。
2019年4月に誕生したワイナリーです。
有機の里としても知られる小川町で完全無農薬のぶどうを栽培し、天然酵母・無添加で醸したワインを造るのが特徴です。
代表の福島さんは2010年より有機農業研修を始め、2011年より葡萄栽培を始める傍ら、小川町の酒蔵『武蔵鶴』にて蔵人として酒造りを学び、2015年からは杜氏も務めております。
そのため、ワイナリーではワインの他日本酒の有料試飲もできます。
武蔵ワイナリーとして、掲げることとして5つあります。
1日本を代表する自然派ワインを作り続けます。
ボルドー液すら使用しない完全無農薬栽培、補糖・補酸など一切無し、無添加のワイン造りを継続します。
2耕作放棄地を解消します
圃場の大半は耕作放棄地を開墾しています。荒れた農地を整備し、地域の環境保全に貢献します。
3食の安心・安全に貢献します
発酵という微生物の無限の可能性と営みをワインや日本酒ほか、製品作りに活かし、その偉大さをつたえます。また、世に広がっている危険な食品添加物の排除を目指します。
4ユニバーサル就労を実現します
ワイナリーには様々な仕事があり、多様性を受け入れる土壌があります。
5武蔵ワイナリーにかかわる全ての人を幸せにします
従業員、お客様、全ての人が笑顔になれる場所、仕事、商品、イベントなどなど。楽しいことをどんどん発信していきます。
ワイナリーをのぞいてみよう!
今回は10月23日に開催された小川町「地酒めぐり」に参加させて頂きました。
今回は特別ゲストとして2021 Miss Wine ファイナリスト 準グランプリ 金山 綾花さんがワイナリーにいらっしゃいました。
テラスの柱はかつて小川町で採掘されていた青石がモチーフになっており、小川町の象徴が散りばめられております。
さっそく販売所の中に入ってみましょう。
日本ワインをさがしてみよう!
販売所の中には、福島さんが造られたワインを始め、日本酒やシードルまで販売されております。
販売所では、武蔵ワイナリーのワインも飲むことが出来ます。
ワインや日本酒も飲めますが、ワイナリー限定のジェラートやジンジャーエールも購入することが可能です。
ワイナリーを眺めながらゆっくりとした時間を過ごしませんか?
醸造所を見てみよう!
販売所の裏側に醸造施設があり、
ステンレスタンクの中に、ワインが仕込まれております。
壁は日本酒の蔵らしく、土壁という珍しい造りになっておりますが、現在は休業中につき、日本酒は別のところで造られているそうです。
ワインの仕込みの様子。
現在発行中のぶどうをのぞくことが出来ました。
現在仕込み中のぶどうは、小公子とメルロとヤマソーヴィニヨンの3種で生産本数は現在は年間で10000本。
今後はこの生産本数を倍にしていきたいと考えているようなので、今後の武蔵ワイナリーの販売の力の入れ方にはこうご期待です。
畑をのぞいてみよう!
畑は現在11か所あり、一番最初に栽培したのは小川町の地でも栽培が間違いなく出来るといわれていた小公子を始めとして、
メルロー、ヤマ・ソービニオンという武蔵ワイナリーでワインとなる主力のぶどうを始めとしてプティ・ヴェルドのような黒ぶどう。
しかし最近では白ぶどうも栽培に力を入れており、アルバリーニョ、セミヨン、プティ・マンサン、シャルドネ、デラウェアの5品種も栽培されております。
仕込みまでしている状態なので武蔵ワイナリーからついに白ぶどうで造られた白ワインが販売される予定です。
これは楽しみですね。
最後に
いかがでしたでしょうか。
埼玉県でぶどうって栽培されているの?と思ったそこのあなた、栽培できますししっかりしたワインが造られております。
ぜひお近くに来られた際には訪れてみてはいかがでしょうか。
武蔵ワイナリーの詳細情報
住所:〒355-0311 埼玉県比企郡小川町高谷104−1
電話番号:0493-81-6344
営業時間:10:00〜17:00
定休日:年始(1月1日〜3日)
ほしいワインがどうしても見つけられない方は…こちら。
酒屋さんに行ったけど、
探しているワインが見つからない!
どんなワインを選んでいいかわからない!
というあなたにワインを選ぶ際におすすめの方法は3つです。
①「ジャケ買い」ならぬ「ラベル買い」
CDを買う際にはおなじみの買い方です。
最近では、ラベルのかわいいラベルやデザインにこだわったワインも増えているので初めての方にはお勧めです。
②金賞を受賞したワインを選ぶ
ラベル買いだと美味しいワインじゃない可能性がある!と思われる方には、品評会で評価されたワインはいかがでしょうか。
日本または世界のワイン関係者が基準を基に選んだワインになりますので、客観的にみてもいいんではないでしょうか。
また選ぶ人が品評会によって異なるので、例えば女性が選んだワインもあるので客観的に見る上では一番いい選び方だと思います。
「でも品評会で選ぶと言ってもどんな品評会があるかわからない…」と思う方も多いと思います。
そんな方に参考の記事はこちらから↓
③とにかくいいワイン!
何でもいいからとにかく美味しいワインが飲みたい!と思った方には、もう高級なワイン一択でしょう。
高級なワインは、それぞれのワイナリーがその年で一番自信のあるワインをボトルに入れているので間違いありません。
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