みなさんは日本ワインを飲んでますか?
日本ワインを探して日々ワイナリーや酒屋さん、飲食店さんに伺っては投稿を続けて、ついに500軒を超えました。
日本ワインのあるところについては地図にまとめてますので、ぜひ活用して頂ければ幸いです。
日本ワインとは…日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で造られたワインの事を指します。
さて今回ご紹介するのは、北海道にあるワイナリーである「はこだてわいん」です。
函館に行くとお土産屋さんやお酒を販売しているところでは、必ずと言っていいほど取り扱いのあるワイナリーです。
本店は一体どんなところなんだろう?と思ったので早速紹介して行きたいと思います。
こんな方におすすめ
・函館周辺でワインをお探しの方
・工場見学できる場所をお探しの方
・ワインソフトクリームを食べたい方
はこだてわいんとは?
はこだてわいんは、日本人の味覚に合う「日本のワイン」を目指しています。もちろん、西洋の技術や味覚をそのまま模倣するのではなく、日本人のライフスタイルを意識した、カジュアルながらも本格的なワインをつくっています。
はこだてわいんについて|株式会社はこだてわいん (hakodatewine.co.jp)
自然豊かな北海道において、ワイン醸造用葡萄の作付面積では日本最大の規模を誇ります。その中心となるのが余市地区で、契約農家を通して原料葡萄を栽培しています。また近年では、道南地区においても原料葡萄を栽培しており、広大な北海道の各地域のテロワールを感じることができます。
近年脚光をあびている無添加ワインの製造には20年以上の歴史があり、はこだてわいんの無添加ワインには、濃縮果汁からつくるものと、生果実から醸造するものがあります。特に生葡萄を破砕、除梗してつくる無添加ワインには高度な醸造設備が必要であり、その技術·設備を他のワインにも活かし、シナジー効果を生んでいます。
おいしさを支えるワイン製造技術は、国産ワインコンクールにおいて「金賞」「部門最高賞」を各2度も受賞するなど(部門最高賞は全国で13社しか選ばれない)高く評価されています。北海道で唯一ISO9001に基づく品質管理体制を構築しているほか、北海道産原料にこだわりを持った商品を展開しており、カジュアルさと品質を両立させたワインを提供しています。
はこだてわいんは1973年「駒ケ岳酒造」として設立し、1984年に本社を現在の七飯町に移転に伴い、商号を現在の「株式会社はこだてわいん」に変更しました。
はこだてわいん葡萄館は、2004年に開設されました。
実は、2008年に現在の南北海道ヤクルト販売の完全子会社ということですが、経営は独立しているようです。
はこだてワインは函館地区にあるワイナリーですが、ぶどうのほとんどは北海道の余市町産の契約農家からのぶどうになります。
余市地区とのつながりは古く、約30年ほど前から契約農家の方々からぶどうを仕入れています。
写真では、右手前にある本社工場に隣接している形で「葡萄館本店」は、存在してます。
本社工場で造られたワインの一部は、青函トンネル内にある「青函トンネル蔵置場」で熟成されます。
そんなはこだてわいん葡萄館の中を、早速のぞいて行きたいと思います。
店内の様子は?
店内は広々とした場所です。
ワインのラインナップとしては、
・テーブルワイン
・酸化防止剤無添加ワイン
・北海道100
・しばれづくり
・スパークリングワイン
・ワイナリーでしか買えなわいんなどの限定ワイン
の取り扱いがあります。
基本的には、1000円台の手に取りやすい価格帯のワインが並びます。
そして、ワインソフトクリームがはこだてわいん葡萄館本店限定で販売中なので、気になる方は、写真の右側にあるカウンターで注文してみましょう。
はこだてわいんと言えば、輸入ワインをブレンドしたテーブルワインではないでしょうか。
「はこだてわいん青函トンネル蔵置所」で熟成した海面下283mの海底で熟成したワイン青函トンネル熟成ワイン 白、海面下283mの海底で熟成したワイン青函トンネル熟成ワイン年輪 赤はメジャーなテーブルワインかつ、函館らしいワインとしてお土産にもなるワインです。
写真の右下にあるのは、ハーフボトルのテーブルワイン達です。
特に、はこだてわいんを代表するテーブルワイン「年輪」は、お酒を販売している場所であればよく見かけることが出来るワインなので手軽にはこだてわいんを楽しむ事が出来ます。
写真左側に並ぶワインは、限定ワインです。
ワイナリーでしか買えないわいんであるナイアガラ白、セイベル・ポートランド ロゼ、キャンベル・アーリー赤もテーブルワインとして注目のワインです。
ワイナリーでしか買えないわいんとありますが、Olympic(オリンピック)中野坂上店を始めとしたお店や物産展でも運が良ければ見つけることが可能です。
そしてテーブルワインだけではないのが、はこだてわいんの特徴で写真の左側の上段にある「北海道100」シリーズである北海道100ピノ・ノワール、北海道100メルロー、青函トンネル熟成ピノ・ノワール2015の3000円を超えるワインも並びます。
そんな北海道産の原料にこだわった「北海道100シリーズ」はワイン専用品種ぶどうを100%使用しているという「北海道100シリーズ」ですが、ワイン専用品種ぶどうだけでなく、ナイアガラやキャンベルアーリーのような食用ぶどうをワインにしています。
そしてはこだてわいん独自の「しばれづくり製法」により醸造される高級デザートワインもはこだてわいんの特徴でしょう。
ぶどうを凍結させて搾汁することにより、ぶどうの果汁成分を濃縮して醸造しているため、ひと味違った甘さ、酸味、華やかな香りが印象的なワインとなります。
そしてそして、本州ではなかなか見かけないほくとの大地から~北海道大野農業高校産ナイアガラ~は高校で収穫されたワイン。
高校で収穫されたワインは他のワイナリーでも取り組みをされているところもあるため、要チェックです。
おすすめのワインは?
イチオシはやはり、はこだてわいんの香り仕込みケルナーSparkling白でしょう。
サクラアワードでダブルゴールドを受賞したワインです。
冷涼な気候ならではの、特徴ある厳選された原料を100%使用。キレのある酸味と、フレッシュフルーツのバラエティ豊かな香りを併せ持つ、 飲み口すっきりのスパークリングワインに仕上げました。
香り仕込みケルナーSparkling白720ml:スパークリング|株式会社はこだてわいん (shop-pro.jp)
香り仕込みケルナーSparkling白がサクラアワードでダブルゴールドを受賞した以外には、しばれづくりケルナーと北海道100ツヴァイゲルト・レーベはサクラアワードでゴールドを受賞したワインです。
工場見学はどんな感じ?
工場見学については、感染症対策の影響で中止となっております。
うーん残念。
畑はどこにあるの?
はこだてわいんは函館地区にも自社畑を持ち、シャルドネやケルナーを栽培しております。
はこだてわいん葡萄館に隣接した小サナブドウ畑では、試験栽培もされております。
今度どんなぶどうが、この風土に合うのか気になるところです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
函館地区にあるはこだてわいんは、函館市のお店から全国的に見かけることの出来るワインかと思います。
ぜひ見かけた際には、手に取って見て頂けると幸いです。
はこだてわいん葡萄館 本店の詳細情報
住所:〒041-1104 北海道亀田郡七飯町上藤城11
電話番号:0138-65-8170
営業時間:10時00分~17時30分
休業日:年末年始および施設メンテナンス日
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