みなさんは日本ワインを飲んでますか?
日本ワインを探して日々ワイナリーや酒屋さん、飲食店さんに伺っては投稿を続けてついに600軒。
これからも日本ワインのあるところについて地図にまとめて行きますので、ぜひ活用して頂ければ幸いです。
日本ワインとは…日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で造られたワインの事を指します。
さて今回ご紹介するのは、山梨県山梨市にある「サントネージュワイン」です。
JR中央線の山梨市駅から徒歩約3分の場所にあるワイナリーです。
今回は、ワインツーリズムやまなし・秋に参加したことで訪れることが出来たワイナリーで普段は平日のみオープンしているので希少な機会です。
一体どんなワイナリーなのか、さっそく見ていきたいと思います。
こんな人におすすめ
・山梨市駅周辺でワイナリーをお探しの方
・受賞歴が華麗なワインをお探しの方
・をお探しの方
サントネージュとは?
サントネージュワインは、1942年ワインの醸造の歴史を刻んで山梨県甲府盆地で誕生。
Sainte Neige サントネージュ
「よいワインはよいぶどうから」をモットーとし、日々努力を続けています。
サントネージュとは「聖なる雪」という意味。
その気高く清廉な名に恥じぬよう、クオリティの高いワインを追求してまいります。
山梨県甲府市郊外に1947年、現在の礎となる醸造場が誕生。
その後「太平醸造株式会社」としてワイン醸造を開始し、1972年には、富士山の頂きにかかる雪を由来に、フランス語で「聖なる雪」という意味のサントネージュ(Sainte Neige)ワインを社名として制定したワイナリー。
2002年にアサヒビールの傘下に入りましたが、2022年1月1日からアサヒビール社が、サントネージュ社の株式を株式会社サン.フーズへ譲渡したことでより柔軟性の高いワインを醸造することが出来るようになりました。
ワイナリーをのぞいてみよう!
ワイナリーの中に入ると、巨大な工場のような施設が目の前に広がります。
2020年2月22日(土)から当面の間工場見学一時休止しているため、再会されたらぜひとも訪れたい場所ですね。
売店をのぞいてみよう!
売店は専用の建物の二階にあります。
左の扉の中を入ると…
売店が広がります!
手前には、山梨ヌーボーまつり2023でも飲むことが出来た「甲州スパークリング2023」も販売されております。
過去にリリースされたワインも飾られておりますし、社名の由来もここに飾られてますね。
売店の奥には、産地ごとに分けられて造られたワインがずらりと並びます。
その高い技術力から、国際的なワインコンクールで、数々の栄誉ある賞の受賞を重ねてきたワインたち。
近年では、「ジャパン・ワイン・チャレンジ 2020」にて「かみのやま 中島畑メルロー 2018」が金賞を受賞、翌年の「ジャパン・ワイン・チャレンジ 2021」では「かみのやま 中島畑 メルロー2019」がプラチナ賞と、ベストジャパニーズワインを受賞し、同銘柄で年号違いのワインが連続で受賞するなど、高品質なワインを醸出しております。
最近のヴィンテージでは、DWWA(デキャンター・ワールド・ワイン・アワード)2022で山梨牧丘倉科前嶋畑甲州2020がシルバーを受賞したり、IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2023では、山梨産甲州樽熟2021とかみのやま中島畑メルロー2020がブロンズを受賞しております。
サントネージュワインは山梨県の牧丘の倉科畑だけでなく、山形県の畑(佐竹畑、中島畑、奈良崎畑、渡辺畑)と契約をしており、ここで収穫されたワインの評価が高いです。
日本ワインを飲んでみよう!
まずもっとも気になったのは、ヴェルデレー スパークリング2023(新酒)です。
山形県産ヴェルデレー(セイベル9110)を使用した、フレッシュな早飲みタイプの新酒ワインで、柑橘系果実のフルーティーで華やかな香りが特徴のヴェルデレーを、きめ細やかな泡立ちが心地よいスパークリングワインに仕上げました。
今回飲んだワインの中では、一番すっきりしたワイン。
続いては、山梨ヌーボーまつり2023でも飲むことが出来た「甲州スパークリング2023」です。
厳選した山梨県産甲州種を100 %使用し、丁寧に醸造したスパークリングワインです。
爽やかな炭酸ガスの泡立ちが心地よい”やや甘口”の味わいです。アルコール分は9%と、通常のワインと比べてやや低く、ヘルシー志向のワインです。
ヴェルデレーと比べると甘みのあるワインです。
そして今年度初リリースとなったマスカットベーリーAロゼです。
山梨県産マスカット・ベーリーAを使用した、ロゼスパークリグワインです。
軽やかな赤い果実の香りが心地よく、少し低めのアルコール分(9%)、やや甘口、ワイン初心者にも親しみやすい味わいです。
いちごのようなチャーミングな香りで味わいもいちごのニュアンスを感じる香りと味わいに大きな差を感じさせないワインです。
ワインツーリズムでは有料試飲も飲めます!
今回のワインツーリズムでは、リリース前のワインを飲むことが出来ます。
今回リリース前で飲めたワインは、
①牧丘 倉科前嶋畑 甲州2022
②牧丘畑シャルドネ2022
③かみのやま佐竹畑シャルドネ2022
④かみのやま中島畑メルロー2021
⑤かみのやま奈良崎畑メルロー2021
⑥かみのやま渡辺畑カベルネ2021
の6種類です。
今回頂いたのは、牧丘 倉科前嶋畑 甲州2022です。
自社畑の隣にある倉科前嶋畑で収穫された甲州で造られたワインです。
香りはリンゴ、和柑橘などを思わせるフルーティで爽やかな印象を受け、味わいは透明感のあるやわらかい果実味がひろがり、徐々に旨味が広がります。
フレッシュな酸が特長の牧丘甲州ですが、1年瓶熟成したことで角が取れて味わいのしっかりしたワインになってます。
実は左の牧丘甲州オレンジワインと同じ畑で収穫されたワインなのでぜひ飲み比べもしてほしいですね。
そしてもう一種類、自社畑で収穫・醸造された牧丘倉科畑シャルドネです。
甲府盆地の北東に位置する牧丘町は巨峰の里と呼ばれている日本一の巨峰産地です。
そんな産地にある牧丘倉科畑は、標高750mの南向き傾斜地に広がり太陽がよく当たる環境。シャルドネは垣根栽培です。
なかなか特徴の出ないシャルドネですが、新樽比率を80%にすることで樽香のしっかりした、でも後にしっかりシャルドネの白い花や桃、ミネラル感を感じられるボリュームのあるワイン。
おいしいですね。
最後に
いかがでしたでしょうか。
普段なかなかワイナリーの中に入ることが出来ないので希少な機会を頂けました。
ぜひお近くに来られた際には訪れてみてはいかがでしょうか。
サントネージュの詳細情報
住所:〒405-0018 山梨県山梨市上神内川107−1
電話番号:0553-22-1511
営業時間:9時00分~15時00分
定休日:土日祝・年末年始
ほしいワインがどうしても見つけられない方は…こちら。
酒屋さんに行ったけど、
探しているワインが見つからない!
どんなワインを選んでいいかわからない!
というあなたにワインを選ぶ際におすすめの方法は3つです。
①「ジャケ買い」ならぬ「ラベル買い」
CDを買う際にはおなじみの買い方です。
最近では、ラベルのかわいいラベルやデザインにこだわったワインも増えているので初めての方にはお勧めです。
②金賞を受賞したワインを選ぶ
ラベル買いだと美味しいワインじゃない可能性がある!と思われる方には、品評会で評価されたワインはいかがでしょうか。
日本または世界のワイン関係者が基準を基に選んだワインになりますので、客観的にみてもいいんではないでしょうか。
また選ぶ人が品評会によって異なるので、例えば女性が選んだワインもあるので客観的に見る上では一番いい選び方だと思います。
「でも品評会で選ぶと言ってもどんな品評会があるかわからない…」と思う方も多いと思います。
そんな方に参考の記事はこちらから↓
③とにかくいいワイン!
何でもいいからとにかく美味しいワインが飲みたい!と思った方には、もう高級なワイン一択でしょう。
高級なワインは、それぞれのワイナリーがその年で一番自信のあるワインをボトルに入れているので間違いありません。
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。
コメント
ご来場、詳しいレポート誠にありがとうございます
以前Facebookでよくお見かけした方かな?!と思ったのですが、自信が持てずお声掛けできませんでした。
今後ともよろしくお願いいたします。
サントネージュワイン 宮川
こちらこそありがとうございました!
いえいえこちらも緊張して話せなくて…。
ぜひまたお会いさせて頂いた際にはよろしくお願いします!!