みなさんがワインを選ぶ時にはどのように選ぶでしょうか。
ワインを選ぶ方法の一つに実際に試飲をして選ぶ方法があります。
今回ご紹介するリカーズのだやでも定期的に試飲会を開催しておりますのでご紹介して行きたいと思います。
リカーズのだやとは?
東京の下町千駄木で、私の愛する純米酒や日本ワイン&自然派ワイン、調味料を販売しています。まっとうで美味しいもの食べて飲んで幸せな毎日を♪
https://www.facebook.com/sakenodaya
お店のHPはなく、基本的な情報はFacebookに掲載されているので情報が欲しい場合は、Facebookを確認する必要のあるお店です。
また、試飲会を定期的に開催していたり小布施ワイナリーのワインを購入できるお店としても有名です。
リカーズのだやの紹介についてはこちらでも紹介しております。
ワインの試飲会会場へ行ってみよう
試飲会場はお店の目の前にあるフリースペースに特設会場のように設けられております。
申し込み方法は事前にFacebookで試飲会の開催される日程をチェックして予約をしましょう。
そして当日にお店に来店して今回参加の予約をしたことをお伝えしましょう。
机が両サイドにあるので、試飲する際は壁に向かってワインと向き合って飲むことが可能です。
お水も準備されていますが、無理をせず自分のペースで楽しみましょう。
今回試飲したワインは?
基本的には日本ワイン以外の自然派ワインも試飲することが出来るのが、リカーズのだやの試飲会です。
10種類のワインを試飲でき、日本ワインは半分程試飲が可能なケースが多いですので、今回は試飲出来た日本ワインを紹介して行きます。
h3 カリブー2020/ヒトミワイナリー
本ヴィンテージのデラウエアは6,7月の長雨の影響によるものか、酸の落ちが例年に比べて早く、少し過熟ぎみな印象を受けるものが多くありました。そのため、現時点ではワインの味わいに多少アルコリックな部分を感じるかと思いますが、にごり成分も多く含んでいるため、果実味もしっかり感じて頂けるかと思います。ワインが落ち着いてくる春頃には、デラウエアの持つ旨味や甘味、酸をより一層楽しんで頂ける状態になるかと思います。本ワインはブドウの繊維や酒石などの有機物が多く含まれており、開栓時に泡が吹き出しやすくなっておりますので、瓶を立てた状態でよく冷やしてからの開栓をお願い致します。
www.nigoriwine.jp/
h3 Caribou(カリブー)白 2020 Lot1は、ヒトミワイナリーのリリースするワインの中で最も生産本数の多いh3シリーズの内の一つです。
微発泡ワインでワインがあまり好きではない方でも気軽に飲む事の出来るワインです。
ヴィノダ 万力 シャルドネ デラウェア2020/金井醸造
キャネーワインと呼ばれる金井醸造がシャルドネとデラウェアで造られたワイン。
見た目が緑掛かった黄色なんですが、デラウェアとシャルドネでこんな色合いになるのかと興味を持ったワイン。
香りにレモングラスのような爽やかでいて柑橘感もあります。
殺虫剤や除草剤は用いず、病気対策に必要最小限の硫黄と銅を使うのみというこだわりの製法でワインが生み出されているそうです。
…というより金井醸造のワインが販売されているとは驚き。
アイトウルージュ2020/ヒトミワイナリー
2020年は非常に降雨の多い6,7月でしたが、その長雨にも負けずしっかりと糖を蓄えたブドウを収穫してもらうことが出来ました。仕込みはマセラシオンカルボニックという方法で仕込みました。仕込みから約3週間後にプレスを行い、静置後にオリ引きを1度行った後、11月6日に瓶詰めを行いました。 2020年の新酒としてリリースするワインです。瓶詰めからすぐのリリースのため、今後の味わいの変化を楽しんで頂ければ幸いです。
www.nigoriwine.jp/
アイトウ ルージュ赤は、2020年の新酒としてリリースされた滋賀県産のマスカットベーリーAで造られたワイン。
山梨県勝沼方面で造られるマスカットベーリーAらしいイチゴのようなキャンディー感は少なめでシラーのような甘いシナモンのようなニュアンスを感じます。
色味も濃い紫色です。
ヴィノダ T/M マスカットベィリーA+カベルネソーヴィニヨン2019/金井醸造
キャネーワインの赤。
マスカットベィリーA+カベルネソーヴィニヨンで造られたワインで、香りからは紅茶や落ち葉のようなニュアンスを感じた上で味わいには酸が乗っていてタンニンよりはマスカットベーリーAの果実味の方が感じられます。
まだ若いのかな?と思って飲んだら案外いい枯れ具合で驚きです。
日本ワインは今回4種類でした。
その他自然派ワインを試飲出来ました。
シン チャレッロ2018/アモス&アレックス
カタルーニャ・ペネデス、ブドウ担当アレックスと醸造家アモスのプロジェクト。SINとはスペイン語のwithoutで化学薬品や余計な人為的介入がないという意味です。チャレッロをステンレスタンクで28日発酵後、そのままシュールリー熟成し、SO2無添加で瓶詰めしました。
憂いを含んだ麦わら色、パイナップルやマンゴーの香り、丸い
酸と食欲そそる苦み、ミネラルが細長く続きます。
ドンナ ローザ2015
奥さん”ローザ”の名前をつけた白ワインです。薄く濁った色は旨味たっぷりで、香りや味に華やかさはないですが、落ち着いた上品なワインです。少し日本酒っぽい感じも
レ ピコ2013
草むらのような野性的な露草、スッと立ち上がる熟したリースリング香。
そして時間と共にレモンピール、シナモン、クローヴ、カルダモン、紅茶が奥から湧き上がってきます。
甘酸辛苦の調和!酸は冷涼で硬質!どこか梅を思わせる風味もあります。
まっすぐに各要素が収束するように長い余韻へと続きます。
マリ2019
酸を伴うフレッシュで溌溂とした赤系果実、日本のサクランボ、リンゴ。昨年と異なり発泡性はありません。
極めて瑞々しいメルロー、ややエッジ淡い色調。
ちょっぴり感じる野暮さはヴィンテージの個性。それが丸~く絡み合っていてエレガントな姿を感じます。
暑い日は軽く冷やして召し上がって頂きたい瑞々しいメルローです。
クー ド ジュ2016
中程度の粘性に濁りのある紫がかったルージュの外観、プラムやカシス、ナツメグの香りを感じます。
滑らかなテクスチャーにジューシーな口あたり、細やかな
タンニンと酸味がバランス良く足並みを揃えます。
元クロ・ロッシュ・ブランシュの畑に植わる樹齢40年のコをグラスファイバータンクで15日間の醸し後プレスし、ステンレスタンクで4ヶ月発酵、そのまま5ヶ月熟成しました
チェサネーゼ デル ビリオ ユ クアルト2015
ピエロ マッチョカとローザ アレッサンドリ夫妻によって2000年に設立されたワイナリーで、2004年よりビオディナミ農法を実践。土壌を潰さないようにと、畑にトラクターを入れるのは収穫後に緑肥を鋤き込むための1回のみで、ビオディナミ調剤やボルドー液の散布は全て手作業(タンクを背負うタイプの噴霧器)で行う。セラーでも畑同様の哲学が貫かれており、セメントタンクで温度管理も行わず野生酵母による醗酵を行い、ノンフィルターでボトリング。
全10種類の試飲が出来るリカーズのだやの試飲会へ参加する際は、店頭またはメールで予約を受け付けています。
気になる方は是非ご参加してみてはいかがでしょうか。
リカーズのだやの詳細情報
〒113-0022 東京都文京区千駄木3丁目45−8
電話番号:03-3821-2664
営業時間11:00〜19:00
定休日:水曜日
リカーズのだやは、小布施ワイナリーのワインの買えるお店として紹介しております。
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