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【注目のスパークリングワインがリリース!】岩崎醸造(ホンジョーワイン)ってどんなところ?

ポートフォリオ

みなさんは日本ワインを飲んでますか?

日本ワインを探して日々ワイナリーや酒屋さん、飲食店さんに伺っては投稿を続けて、ついに500軒を超えました。

日本ワインのあるところについては地図にまとめてますので、ぜひ活用して頂ければ幸いです。

ここにもあったよ日本ワイン - Google マイマップ
日本ワインのある飲食店、ワイナリーを一覧にしてます。

さて今回ご紹介するのは、山梨県勝沼にある「岩崎醸造」です。

場所は勝沼町にある祝小学校の目の前にあるワイナリーになります。

今回訪れた理由は、9月に始まったクラウドファンディングの返礼品として「瓶詰め体験及び試飲・醸造家とのワイナリーツアー」に参加させて頂きました。

3つの新作スパークリングお披露目イベントおよびクラウドファンディングのお知らせ – 岩崎醸造 (iwasaki-jozo.com)

注目のスパークリングワインも見られるか、早速見て行きたいと思います。

こんな方におすすめ
・勝沼周辺で日本ワインをお探しの方
・めずらしい大樽で熟成したワインをお探しの方
・スパークリングワインをお探しの方

岩崎醸造とは?

岩崎醸造は旧・祝村(現・勝沼町下岩崎)に1941年(昭和16年)に設立された老舗ワイナリー。当時、勝沼のワインといえば風水害で痛んだブドウに付加価値を付けるために 造られるものであり、また政府が酒税確保のために地区毎の共同醸造組合で造られるのが普通でした。
しかし、祝村の村長である大島利元は「地域に密着し、農家と協力することで風土に合ったワインを造る」という理念を掲げ、130人もの地元農家を集めて岩崎醸造株式会社を設立。株主農家が丹精込めて作ったブドウから近代的な醸造施設や蒸留塔を用いてワインを造り始めました。

岩崎醸造オンラインショップ Iwasaki-Jozo online shop

別名「ホンジョーワイン」と言われる岩崎醸造ですが、これは「本格醸造」を訳して「ホンジョーワイン」と呼ばれ、その愛称で親しまれることになったことが始まりです。

現在でも設立当初の「風土を活かした味と香りを造る」という思いに寄り添いながら、ブドウの品質・醸造技術の向上はもちろん、食や芸術な どの文化の垣根を超えた融合を図っているワイナリーです。

早速ワイナリーの中へ入ってみる。

ワイナリーではショップと試飲を行うことが可能です。

人気どころは、一升瓶ワインで古くから地元の方々に親しまれております。

その他にも新酒が販売されており、中でも人気はシャトーホンジョー アジロン2021が人気で毎年完売するワインです。

試飲スペースでは、新たに導入されたワインサーバーが置かれており、パーテーションで仕切られたスペースでワインを楽しむ事が出来ます。

ここで飲んでワインが買えますね。

いざワイナリー見学へ!

ショップと試飲出来る店頭の裏側へ回ると、醸造スペースがあります(まだ片付け中…)。

そして建物自体の年季を感じます。

そして現役で動くBUCHER。

こちらも年季は入っているように見えますが、700kgのぶどうをプレスする際はこの機械を使用しますし、性能としても申し分なしです。

タンクを見てみる!

歴史的には1941年(昭和16年)に醸造免許を所持していた農家130名で岩崎葡萄酒共同醸造組合を設立したのが始まりである岩崎醸造です。

すると普段なかなか見かけない設備にも出会えることがあります。

今回見せて頂いたこのタンクは、当時シャトーメルシャンから委託醸造を受けていた際に実際に使われていたタンクのようです。

とはいえ現在ではこんなに大きいタンクを使う必要はないため、ついに廃棄するようです。

こんなところに歴史を感じるものがあるとは…。

現在では、一般的なステンレスタンクを使用していることがほとんどです。

こちらも現役のサーマルタンク。

やはりタンクがでかすぎるとなかなか作業がしにくいというデメリットがあるようですね。

巨大なタンクがずらりと並びますが、生産本数は一升瓶ワインをのぞくと40000本とのことです。

樽貯蔵庫へ

樽貯蔵庫は、タンクのある場所の目の前にある蔵の中にあるようです。

いつ建てられたかは定かではありませんが、現在まで自然災害で倒壊することもなく現役です。

中へ入って見ると、歴史を感じる…と言えば伝わりますかね。

ワインを貯蔵しておくには優秀で、冬でも寒すぎず夏でも暑くなる過ぎないように温度が安定する蔵のようで岩崎醸造にとっては大事な建物です。

そしてなにやら見慣れない巨大な大樽があります。

現在では1号機しか稼働していないですが、ホンジョー 甲州ドライ大樽貯蔵はここにある大樽から造られます。

ちなみに大樽は1号機しか使えなくなってしまいましたが、その他の大樽は中をのぞくことが出来ます。

酒石酸がすごいことに…。

本当かどうかわかりませんが、目の前にある祝小学校が火事になった際に水の代わりに使われたのが岩崎醸造の樽に入っていたワインだったそうです。

思わず「ワインで火を消せるんだなぁ…」と思いましたね。

地下へ行ってみましょう。

地下には瓶熟成中のワインや在庫管理されているワイン達が大量にあります。

この地下倉庫に、当時リリースされていなかったシャトー・ホンジョー 熟成甲州・玉響2007シャトー・ホンジョー マスカット・ベリーA くれなゐに にほふが保管されていたようです。

スパークリングワインの瓶詰め体験(澱引き・デゴルジュマン)へ!

今回は、炭酸ガスを吹き込まないスパークリングワインを造るための工程の1つである「動瓶(ルミアージュ)」と「澱引き(デゴルジュマン)」を行います。

動瓶(ルミアージュ)…スパークリングワインの醸造工程。瓶内二次発酵で生じた澱(オリ)を取り除くために、瓶を逆さにして毎日少しずつ回転させ、澱(オリ)を瓶口に集める作業のこと。

澱引き(デゴルジュマン) …動瓶(ルミアージュ)で瓶口に集めた澱(オリ)をマイナス20度の液体につけ凍らせた後、王冠を開け、そのショックで澱を噴出させスパークリングワインを清澄すること。

まずは、動瓶(ルミアージュ)をして行きます。

瓶に入っているワインが濁っていると思います。

このワインを徐々に傾けていくことで濁っている物体(オリ)を瓶口まで集める作業になります。

実際はこんな感じで両手で回しながら、徐々に瓶底を上にしていきます。

そして、澱引き(デゴルジュマン)へ進みます。

瓶口に溜まった澱を凍らせ、王冠を引き抜きます。

これがなかなかびっくりするぐらいの大きな音を立てるので実際に作業される予定の方は、覚悟して行ってください。

(どれだけの人がやるんだろう…)

かなりの量のワインが噴射しますので注意!

今回新たにリリースされるワインは?

今回リリースされたワインは全3種類ですべてのラベルの絵を安藤樹里さんが描かれました。

左から、

甲州スパークリング テロワール祝 「ほしあひの空」

コンセプト:「調和」「変わらない美」。
ワイン名の由来:平安時代末期から鎌倉時代初期の歌人、建礼門院右京大夫の和歌から「なにごとも かはりはてぬる 世の中に 契りたがはぬ 星合の空」
味わい:トースト、和柑橘、リンゴの蜜のアロマ。緊張感のあるミネラルとキレの良い酸味が調和し、緻密でキメが整ったフィネスを備えています。ディティールに富んだ、熟成ポテンシャルのあるスパークングワインです。

3つの新作スパークリングお披露目イベントおよびクラウドファンディングのお知らせ – 岩崎醸造 (iwasaki-jozo.com)

飲んだ瞬間にきめ細かい泡とキリっとした酸味を感じて、思わず「おいしい!、すっきり飲みやすい」って言ってしまうワイン。

お寿司や甲州ワイン地鶏のサラダなど素材を活かした料理、鶏鍋など出汁の聞いた料理との相性が良いようですが、これだけ飲んでもスルスルと飲んでしまいそうになるスパークリングワインです。

甲州かもしスパークリング 「花をたずねて」

コンセプト:「明朗さ」「限りある楽しみ」。
ワイン名の由来:平安時代末期から鎌倉時代初期の歌人、藤原定家が「尋花(花をたずぬる)」の題で詠んだ歌から「鳥のこゑ 霞の色をしるべにて おもかげ匂ふ 春の山ぶみ」
味わい:リンゴの蜜、丁子、茶葉の香り。緻密な酸と心地よい渋みが味わいに立体感を与えています。ジワりと広がる旨味と豊かな味わいには幾世代にも渡り親しまれてきた懐かしさがあります。

3つの新作スパークリングお披露目イベントおよびクラウドファンディングのお知らせ – 岩崎醸造 (iwasaki-jozo.com)

いわゆるオレンジワインのスパークリングワインというめずらしいワインです。

味の正解はわからないですが、このワインは、リンゴのソースを使ったお料理と相性が良さそうです。

先ほどの白ワインよりは、料理に合せた方がポテンシャルが高そうですね。

マスカットベリーA スパークリング 「見渡せば」

コンセプト:「純粋さ」「あるがままの美しさ」。
ワイン名の由来:平安時代末期から鎌倉時代初期 の歌人、藤原定家の和歌から「見渡せば花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮れ」
造り:勝沼のマスカット・ベリーAを用いた、ロゼ。

3つの新作スパークリングお披露目イベントおよびクラウドファンディングのお知らせ – 岩崎醸造 (iwasaki-jozo.com)

辛口かと思って飲んでみましたが、ぶどうの甘味を感じ、ワインが苦手な方には一番勧めやすいワインという印象を持ちました。

ベリー感のある味わいは、心地よいです。

ぜひ飲まれる方、購入された方は楽しんでほしいです。

最後に

いかがでしたでしょうか。

一見すると昔ながらのワイナリーなのかな?と思う外観ですが、山梨県の中でも最近新たな取り組みをされている印象のあるワイナリーです。

ぜひお近くへ来られた際には、試飲から試して頂けると幸いです。

岩崎醸造(ホンジョーワイン)の詳細情報

住所:〒409-1313 山梨県甲州市勝沼町下岩崎957

電話番号:0553-44-0020

営業時間:月~金 8時30分~17時00分
     土・日 9時00分~17時00分

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