みなさんは日本ワインを飲んでますか?
日本ワインを探して日々ワイナリーや酒屋さん、飲食店さんに伺っては投稿を続けて、ついに400軒を超えました。
日本ワインのあるところについては地図にまとめてますので、ぜひ活用して頂ければ幸いです。
さて今回ご紹介するのは、7月22日~25日、30日・31日に新宿京王百貨店で開催されている「日本ワインを飲んで日本を応援しよう!フェア」です。
伊勢丹では、世界を旅するワイン展2021が開催されておりますが、新宿の京王百貨店では日本ワインを応援中でしたので早速見て行きたいと思います。
こんな方におすすめ
・新宿周辺で日本ワインをお探しの方
・日本ワインを飲んで日本を応援したい方
・試飲をしながら、ワインを選びたい方
「日本ワインを飲んで日本を応援しよう!フェア」 とは?
株式会社京王百貨店(本社:東京都新宿区、社長:駒田一郎)では、7 月 22 日(木・祝)~25 日(日)と 30 日(金)・31 日(土)の計 6 日間、中地階酒売場において「日本ワインを飲んで日本を応援しよう!フェア」を開催します。日本国内で栽培されたブドウを 100%使用して日本国内で醸造された「日本ワイン」。「甲州」や、「マスカット・ベーリーA」などの日本固有の品種をはじめ、幅広い品種から多様な味わいのワインが造られています。今回は 5 つのワイナリーの担当者が日替わりで来店し、それぞれの特徴あるワインをご紹介します。
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日替わりで日本酒・ワインの販売スケジュールが決められており、7月22日~25日、30・31日は日本ワインを販売しているようですね。
ちなみに各ワイナリーの販売日程スケジュールは、
7月22日(木・祝) 岩の原葡萄園(新潟県)
7月23日(金・祝) 北海道ワイン(北海道)
7月24日(土) 丹波ワイン(京都府)
7月25日(日) シャトー・メルシャン(山梨県)
7月30日(金)・31 日(土) 朝日町ワイン(山形県)
です。
では早速見て行きたいと思います。
7月22日(木・祝) 岩の原葡萄園(新潟県)
1日目は岩の原葡萄園です。
1890 年創業。日本のワインぶどうの父と呼ばれる岩の原葡萄園創業者・川上善兵衛により、越後・頸城(くびき)平野のかつて城下町として栄えた新潟県上越市に、葡萄園を作ったところから始まり、以来 130 余年の歴史あるワイナリー。
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岩の原葡萄園の歴史は、1890年(明治23年)創業者川上善兵衛が自宅の庭園に鍬を入れ、葡萄園を作ったところから始まっており、120年以上にわたり、川上善兵衛がぶどうとワインにかけた情熱を引き継ぎ、高品質の日本ワインを造りだすための努力を惜しむことなく続けているワイナリーです。
岩の原葡萄園と言えば、川上善兵衛が産んだぶどうである、マスカットベーリーA、ブラッククイーン、ベーリーアリカントA、ローズシオタ―、レッドミルレンニュームが現在でも引き継がれているぶどうです。
特に、深雪花(みゆきばな)赤はサクラアワード2021でダブルゴールドを受賞したワインで評価の高いワインです。
オススメ・イチオシワインは?
2020年で創業130周年となる岩の原葡萄園では、岩の原ワイン 130周年記念特別限定醸造2017マグナムがリリースされております。
その他には新発売の善スパークリング白・ロゼ共に人気で完売です。
岩の原葡萄園の担当者の小林さんに商品説明をして頂けます。
7月23 日(金・祝) 北海道ワイン(北海道)
2日目は、北海道ワインです。
1974 年創業。北海道空知(そらち)地方の浦臼(うらうす)町に 447ヘクタールの面積が広がる自社直轄農場「鶴沼ワイナリー」と、余市町を中心に道内外の約 200 軒の契約農家とともに、小樽市の本社醸造所で「日本ワイン」のみを醸造しています。
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1972年から歴史のあるワイナリーで創業から一貫して100%日本産のぶどうを原料にワインを生み出していることが特徴のワイナリー。
定番の「おたるシリーズ」から北海道ワインの最高品質のワインとしてリリースされる「鶴沼収穫シリーズ」と多彩なラインナップのあるワイナリーであります。
北海道ワインと言えば忘れてはならないのは、ゲヴュルツトラミネールというぶどう品種です。
北海道ワイン・鶴沼ワイナリーでは現役でぶどうを収穫しているものの中で、最も古い葡萄樹のひとつで、毎年ゲヴュルツトラミネール100%のワインをリリースし続けているのは北海道ワインのみではないでしょうか。
ワインの評価も高く、北海道ワイン 余市ハーベスト ツヴァイゲルト スペシャルキュヴェ2019がIWSC(インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション)2021でシルバーを受賞するなど、世界でも評価をされているワインです。
オススメ・イチオシワインは?
イチオシワインは、鶴沼ピノ・グリOrange 2020です。
鶴沼収穫シリーズは、販売するまで最低でも1年程熟成させるのですが、 鶴沼ピノ・グリOrange 2020は珍しく、すぐ販売することになったワインです。
売れ行き好調で年内には売り切れる予定で、今回販売を担当されていた営業の方は社長から気合を入れて売りすぎないように言われているくらいの人気です。
飲んだ瞬間に、あんずのような優しい味わいが口の中に広がり幸せな気持ちになります。
その他には、鶴沼収穫シリーズは現在2019年ヴィンテージが発売されておりますが、鶴沼ゲヴュルツトラミネール2018年と鶴沼ツヴァイゲルト2018年はバックヴィンテージとして取り扱いがあります。
7月24日(土) 丹波ワイン(京都府)
3日目は、丹波ワインです。
1979 年創業。「京都の食文化に合うワインを創る」という熱い想いを持ってスタ-ト。京丹波町の美しい山と水、大地の恵みに育まれ、「和食に合うワイン」を作り続けるワイナリー。
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創業は1979年で、実は丹波ワインは日本酒蔵から始まっており、時折「日本酒のニュアンスがある」と言われることもあります。
そして丹波ワインで栽培している葡萄の品種は48種類ありますが、実際にワインまで仕上げているのはわずか10種類程度です。
ちなみに丹波ワインのロゴには「LIEBE GEHT DURCH DEN MAGEN(愛は胃袋を通る)」と書かれており、ドイツのことわざで「旨い妻の手料理があれば夫は早く帰宅する」という意味)があります。
コンセプトとして、
・ 和食(日本料理)にあうワイン作り
・ 日常の食生活を含んだ楽しいコミュニケーションを創造
・ ヨーロッパ文化(ワインの歴史)を尊重し、日本文化を世界に発信
を掲げているワイナリーです。
オススメ・イチオシワインは?
おすすめのワインは、手に取りやすい価格帯であるてぐみ 白とてぐみ ロゼが人気のワインです。
やはり夏ということでさっぱりと飲めるスパークリングワインは売れ筋です。
打倒とりあえずビール!がコンセプトになっている「てぐみ」ですが、名前の由来は最初のヴィンテージのワインをタンクから1本1本手作業で瓶詰をしていたところから来ています。
やはり1000円台のスパークリングワインって気軽に飲めるのでありがたいです。
イチオシワインは、新商品であるデラグリ2020ですが、その他にも35種類のぶどうを使用しているてぐみ35やジョージア原産の京都産サペラヴィスパークリングとスパークリングワインが充実しており、やはりスパークリングワインが今の時期イチオシです。
7月25日(日) シャトー・メルシャン(山梨県)
4日目は、シャトーメルシャンです。
1877 年「大日本山梨葡萄酒会社」創立。日本最古の民間ワイン会社の流れをくみ、「良いワインとはその土地の気候・風土・生産者によって育まれるブドウの個性を、素直に表現したものである」という信念のもと日本のワインでしか表現できない個性を追求しています。
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1877年(明治10年)、メルシャンの源流ともいえる『大日本山梨葡萄酒会社』が創立されたことで国産ワインの歴史が幕を開け、『メルシャン1962(白)』が、国際ワインコンクールで日本で初の「金賞」を受賞しました。
最近では『シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー』が、ワインツーリズムに取り組む世界最高のワイナリーを選出する『ワールド・ベスト・ヴィンヤード2020』で、世界第30位、およびベストアジアに選出され、世界的にも認められているワイナリーです。
オススメ・イチオシワインは?
イチオシワインは日本のあわ 甲州&シャルドネです。
日本固有品種である甲州とシャルドネをバランスよくブレンドすることで造られたワインです。
夏の暑い時期に、おすすめのきめ細かい泡を楽しめるワインです。
その他おすすめワインは、やはり世界30位になった椀子ヴィンヤードのぶどうを使用している椀子メルロー2017や高級なワインでおなじみのシャトー・メルシャン 椀子オムニスも店頭で販売されております。
7月30日(金)・31日(土) 朝日町ワイン(山形県)
5・6日目は朝日町ワインです。
1944年創業。1975年に朝日町と地元農協(現 JAさがえ西村山)の共同出資で自社ブランドのワイン造りを開始。高品質のブドウの良さを引き出すことを最大の目標にワインを製造しています。
1944年に創業したワイナリーで、1975年に朝日町と地元農協(現JAさがえ西村山)と共同出資という形を取っているのでいわゆる第三者セクターとしてワイナリー運営が始まっております。
朝日町ワインで有名なぶどう品種と言えば、「マスカットベーリーA」です。
マスカットベーリーAは、日本固有のぶどう品種で、栽培量やリリースされるワインが多いのは山梨県なのですが、最もマスカットベーリーAらしい表現がされていると言われるのが、この朝日町ワインのマスカットベーリーAです。
オススメ・イチオシワインは?
イチオシワインは、朝日町ワイン 柏原ヴィンヤード遅摘みの2018と2019ヴィンテージです。
2018ヴィンテージは、通常販売していないワインのため、レア商品です。
ヴィンテージ違いで飲み比べもおすすめです。
その他には、G7伊勢志摩サミット提供ワインである朝日町ワイン マイスターセレクション バレルセレクションルージュの新ヴィンテージやサクラアワードでゴールドを受賞した朝日町ワインスパークリングルージュ2020がおすすめです。
朝日町ワインは品評会での受賞歴も多く、価格も手に取りやすいワインが多いです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
明日以降も日本ワインを応援している京王百貨店も注目です。
京王百貨店新宿店の詳細情報
住所:〒160-8321 東京都新宿区西新宿1丁目1−4
営業時間:10時00分~20時00分
電話番号:03-3342-2111
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