みなさんは日本ワインを飲んでますか?
日本ワインを探して日々ワイナリーや酒屋さん、飲食店さんに伺っては投稿を続けて、ついに500軒を超えました。
日本ワインのあるところについては地図にまとめてますので、ぜひ活用して頂ければ幸いです。
日本ワインとは…日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で造られたワインの事を指します。
さて今回ご紹介するのは、山梨県にある河口湖周辺にある「旅の駅 kawaguchiko base(河口湖 ベース)」です。
最寄り駅は富士急行線の河口湖駅で、タクシーまたは駅から出ているバスで向かいます。
一体どんな場所なのか、早速見て行きたいと思います。
こんな人にオススメ!
・河口湖周辺で観光地をお探しの方
・富士・山梨、近隣のこだわりの地産・特産の商品をお探しの方
・県産ワインのあるワインセラーが気になる方
・2022年8月にオープンするワイナリーが気になる方
旅の駅 kawaguchiko base(河口湖 ベース)とは?
河口湖ぐるみで、今日もあなたをお迎えします。
旅の駅 (kawaguchikobase.com)
雄大な富士を背に、
四季折々に彩りを変える湖―
豊かな自然に包まれた
富士河口湖町に
新しい「旅」の拠点が
誕生しました。
この地ならではの魅力を
いっぱいに詰めこんだ、
心おどる出会いと体験を
お楽しみください
新世代型道の駅である「旅の駅」。
そのため駐車場は、乗用車181台、駐輪場15台、大型バス9台、EVスタンド設置とばっちり準備されております…がなんとオープン当日は満車ということで注目度の高さを感じます。
筆者は、公共交通機関で向かったので入れましたがしばらくは人気が続きそうです。
施設の中をのぞいてみよう!
「旅の駅 kawaguchiko base」のメインの施設となるのが「あさま市場」です。
ここには、県産の食品を多数販売し、その日採れた野菜からお土産まで約2000品目の取り扱いがあります。
野菜も全て山梨県・富士周辺で収穫された新鮮な野菜ばかりが手に入ります。
もちろんお土産も充実しているので、山梨の桃やシャインマスカットを使ったお菓子なども充実です。
注目はワインセラー!
やはり日本ワイン好きは、ワインのあるところを必ず探すのですが、ここ「旅の駅 kawaguchiko base」ではしっかりとしたワインセラーが完備されております。
中をのぞいてみると気になる山梨県産ワインが並んでいることがわかります。
ラインナップのある山梨県のワイナリーは、
大和葡萄酒、敷島醸造、蒼龍葡萄酒、ラベルヴィーニュ、ヴィンヤードキクシマ、ルミエール、ドメーヌジン、白百合醸造、シャトージュン、奥野田ワイナリー、ドメーヌヒデ、塩山洋酒、ダイヤモンド酒造、キスヴィンワイナリー
などなど。
…おや?
一部山梨県産ワイン以外のワインも取り扱いがあるようです。
今回はオープン記念ということで、長野県塩尻市にある城戸ワイナリーのオータムカラーズコンコードも販売されております。
そしてワインセラーの中に入って右側には冷蔵庫が完備されております。
ここには、オーナーの個人所有ワインが保管されており、中をのぞいてみると北海道余市町にあるドメーヌタカヒコやシャトーメルシャンの桔梗ヶ原メルロ、すでに販売が終了したフジッコワイナリーメルロ隼山も販売されてますが、なんと価格が付けられているので購入が可能です。
とはいえ、プレミアム価格がしっかりとついているので値段はその場でチェックしましょう。
その他には高級な日本ワインでもご紹介したワインが並びます。
シャトー・メルシャン、マンズワイン、サントリー、丸藤葡萄酒工業、アルプスワインのワインがここには並んでおります。
そしてそしてフジッコワイナリーの醸造責任者であった鷹野ひろ子さんが最後に造られたワインも販売されております。
この鷹野ひろ子さんと言えば「旅の駅 kawaguchiko base」の近くに出来る新たなワイナリーでワインを造られるという事もあって注目度は高いので、気になる方は、チェックしておきたいワインです。
ちなみに一番下には、ルミエールワイナリーのスパークリング甲州マグナムです。
…こんなに普通にマグナムワインが置いてあることに驚きですね。
今回気になったワインは?
まず気になったワインは、白百合醸造のカベルネフラン2019です。
本来赤ワインとして醸造されるぶどうであるカベルネフラン種ですが、2019年に収穫したカベルネフランがあまり色づかなかったことで思い切って白ワインとして醸造してリリースされたワインです。
味わいは、酸がしっかりと感じられ、白ワインながら渋味やコショウのようなスパイス感を奥に感じます。
生産本数も決して多くないワインになりますが、この価格で売っていいのか?と驚いてしまう値段設定です。
続いては、山梨県韮崎市にあるドメーヌ茅ヶ岳の上ノ山無濾過です。
本来ドメーヌ茅ヶ岳で販売されている甲州は、タンクの上澄みの部分をワインとしてリリースしているのですが、リリースするか迷っていた澱のあるタンクの下の部分のワインを40本限定で酒屋さんが買い取ってリリースが実現したワイン。
なのでこのワインは、来年リリースされるかは不明です。
店内では有料試飲も可能!
店内では、有料試飲が出来るスペースがあります。
ワインサーバーには多くの山梨県産のワインが並び、ワイングラスでワインを楽しめます。
今回オープン初日に行った際に楽しめるワインは、この4本。
左からサントリーの登美 白 2018、勝沼醸造株式会社のアルガブランカイセハラ2020、サントリーの登美 赤 2016、ダイヤモンド酒造のHuit 結ひ 2019です。
普段この4本のワインを有料試飲で飲もうとすると大体1000円以上するのが普通ですが、10,000円以上するサントリーの登美 赤 2016でも1杯600円から飲むことが出来ます。
登美 白 2018も500円とワンコインです。
…凄いな!
という訳で普段なかなか飲むことが出来ないサントリーの登美 赤 2016を頂くことにしました。
登美の丘ワイナリーのフラッグシップワインです。
欧州系ワイン用ぶどう品種で造られたワインで熟度が高く、余韻が心地よいワインという印象です。
こんないいワインが有料試飲で飲めることに驚きです!
もちろん来る日によってラインナップは変わりますが、出来るだけいいワインを手ごろな価格で出したいとのことでしたので期待できますね。
その他、旅の駅 kawaguchiko baseで楽しめることは?
ゆかりを味わう地産レストランとして「テラスキッチン」が用意されております。
メニューは、山梨名物のほうとうを創作した「創作ほうとう」や県民が大好き「海鮮丼」、甲州牛を使った「ローストビーフ」や信玄鶏を使った「ガーデンドリア」などが準備されております。
注文するメニューが決まりましたら、食券を購入してから座席を探して行きます。
座席はゆったりくつろげるテーブル席から、
一人用の長テーブル(コンセントあるのありがたい!)や
テラス席まで利用できます。
食券の番号が呼ばれたらカウンターで商品と引き換えます。
今回注文したのは、創作ほうとうである「明太クリームほうとう」です。
しそと白髪ねぎがアクセントになっている一品。
クリームには豆乳が使用されているようで、女性に嬉しい造りになっている印象です。
「テラスキッチン」は、初日という事もあってお昼過ぎにはすべての商品が完売しましたので、早めに行くのがおすすめです。
やはり注目は河口湖初のワイナリー!
そして今回訪れた一番の目的でもある建設中のワイナリーです。
「旅の駅 kawaguchiko base」の一本道を挟んだ反対側にその様子を確認出来ます。
まだまだ工事中で完成までもう少しかな?
そして自社畑がワイナリーの目の前にあります。
そもそもなぜ河口湖の辺りにワイナリーがなかったのか。
理由の一つは土壌にあると言われているようです。
富士山のおひざ元である河口湖は、地中を掘ると火山層なのでぶどうの栽培には向かないと言われてきました。
しかしながら今回ワイナリーが建設された場所は火山層ではないことがわかり、栽培するに至ったようです。
まだまだこれからですが、今回醸造責任者にはフジッコワイナリーの醸造責任者であった鷹野ひろ子さんを迎えて進められていくことになるので期待値はとても高いです。
ぜひ注目してみて行きたいと思います。
※ワイナリーが出来た際には、後日改めて投稿して行きたいと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。
2022年6月11日に新たにオープンした、新世代型道の駅である「旅の駅 kawaguchiko base」を紹介してきました。
今回紹介しきれなかった内容ももちろんございますので、ぜひお近くに来られた際には、中に入って楽しんで頂けますと幸いです。
旅の駅 kawaguchiko baseの詳細情報
住所:〒401-0304 山梨県南都留郡富士河口湖町河口521−4
電話番号:0555-72-9955
ほしいワインがどうしても見つけられない方は…こちら。
酒屋さんに行ったけど、
探しているワインが見つからない!
どんなワインを選んでいいかわからない!
というあなたにワインを選ぶ際におすすめの方法は3つです。
①「ジャケ買い」ならぬ「ラベル買い」
CDを買う際にはおなじみの買い方です。
最近では、ラベルのかわいいラベルやデザインにこだわったワインも増えているので初めての方にはお勧めです。
②金賞を受賞したワインを選ぶ
ラベル買いだと美味しいワインじゃない可能性がある!と思われる方には、品評会で評価されたワインはいかがでしょうか。
日本または世界のワイン関係者が基準を基に選んだワインになりますので、客観的にみてもいいんではないでしょうか。
また選ぶ人が品評会によって異なるので、例えば女性が選んだワインもあるので客観的に見る上では一番いい選び方だと思います。
「でも品評会で選ぶと言ってもどんな品評会があるかわからない…」と思う方も多いと思います。
そんな方に参考の記事はこちらから↓
③とにかくいいワイン!
何でもいいからとにかく美味しいワインが飲みたい!と思った方には、もう高級なワイン一択でしょう。
高級なワインは、それぞれのワイナリーがその年で一番自信のあるワインをボトルに入れているので間違いありません。
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