今回頂くワインは、以前収穫のお手伝いをさせて頂いた、111ヴィンヤードのHANEZU 朱華2019を以前収穫させて頂いたコンコードと合わせて頂いたので、特徴含めて案内して行きます。
HANEZU 朱華の特徴
使用しているぶどうは、「コンコード」という品種。
コンコードとは、アメリカ合衆国原産のブドウの一種であるラブルスカ種のひとつであり、生食のほか、果汁飲料、醸造用として加工されるブドウです。
一般的にフォクシーフレーバーと言われる強い香りが特徴です。
ほとんどのコンコードのワインは甘口と言われますが、最近では、辛口のワインを醸造するワイナリーも増えてます。
ちなみに「朱華」とは(はねず)と読み、黄色がかった薄い赤色のことを指します。
そのため、このワインの見た目はストロベリーのようなきれいな赤…と表現したくなりそうでしたがきっと朱華色(はねずいろ)と言うことになります。
コンコードのチャーミングな香りの中にビールのような苦味のある香りが、コンコードらしい甘口ワインではなさそうな雰囲気を醸し出しています。
味はコンコードの甘ーい香りが鼻から抜けて行くので、甘く感じそうですが後に少し苦味を残していきます。
仕上がりは辛口で料理に寄り添ってくれるワインです。
このコンコードの収穫した111VINYARDでは醸造施設が現在ないため、ワインは委託醸造にて仕込んでおります。
このヴィンテージはご縁があって、岡山県倉敷市にあるふなおワイナリーで委託醸造されてます。
このふなおワイナリーというのは、マスカットオブアレキサンドリアという高級なぶどうの品種のワインのみ醸造しているワイナリーですが、台風などの影響で仕込み量が減ったところから、コンコードを仕込むご縁につながったとのことで西日本と東日本のコラボレーションとなります。
スケッチブックには、はねず色と言う言葉を使った句を。
このはねず色は灰で洗濯すると色落ちすることから移ろいやすい心を表す表現に使われるそうです。「色は移ろいやすくても」と言えばやはり郷ひろみの「2億4千万の瞳を」思い出しますねやはり。
エキゾチックジャパンワイン!
111VINYARD(イチイチイチヴィンヤード)の詳細情報
住所:〒399-6461 長野県塩尻市洗馬 宗賀 3132-1
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