皆さんは、「コンコード」というぶどうはご存じでしょうか。
コンコードとは、アメリカ合衆国原産のブドウの一種であるラブルスカ種のひとつであり、生食のほか、果汁飲料、醸造用として加工されるブドウです。
一般的にフォクシーフレーバーと言われる強い香りが特徴です。
ほとんどのコンコードのワインは甘口と言われますが、最近では、辛口のワインを醸造するワイナリーも増えてます。
今回は、そんなコンコードを長野県は塩尻・洗馬にある111VINYARD(ヴィンヤード)にて収穫に伺いましたので紹介します。
111VINYARD(ヴィンヤード)とは?
2015年に新規就農しメルローやシャルドネ、コンコードを中心に栽培しています。栽培したぶどうは自らの手で醸し塩尻のテロワールを表現できる様ぶどうの力を信じた栽培を目指しています。
111VINEYARD (shopinfo.jp)
標高745m松本盆地の南に位置し、信濃川水系の奈良井川が形成した扇状地の扇頂に111VINYARDの畑があります。
主に栽培している品種は、メルロ、シャルドネ、コンコードなどです。
コンコードについては、一部は111VINYARD(ヴィンヤード)のワインとしてリリースしながら、塩尻市にある「井筒ワイン」へ納品されます。
今回収穫するぶどうはどんなワインになるの?
今回、111VINYARDで収穫したコンコードは井筒ワインに納品となるので、井筒ワインのコンコードとして商品化されます。
恐らく、井筒ワイン「無添加コンコード(ロゼ)」か井筒ワイン バンクエット 赤 1.8L辺りに使われるのではないかと思われます。
という訳なので、111VINYARDのワインになるわけではないですが…しっかり収穫させて頂きました!
塩尻と言えば、「ナイア・コンコ」と言う呼び名に代表される、「ナイアガラ」と「コンコード」がお馴染みのぶどうです。
今回収穫手伝いをしたこのコンコードが曲者で、皮が薄くハサミが当たると破れてしまう難しさを初めて知ります。
ハサミを当てると、あまり力を入れずに破れるのです。
とはいえ、納品には時間が決まっているようなので、○○時には直接届けないと閉まってしまいます。
そのため比較的収穫しやすいところから収穫をしていきます。
何とか収穫完了して、井筒ワインの納品まで同行!
そして、納品完了するとそのまま終了です。
9月末まで長野県ではコンコードの収穫が最盛期を迎え、次にシャルドネなどの白ぶどうの収穫が始まります。
今回は、戦利品としてコンコードぶどうと昨年醸造のロゼ「HANEZU」を頂きました。
こちらのワインの感想については、こちらに掲載しております。
※今後は感染症などには気をつけながらも何か少しでも力になれる事がありましたら全力で取り組んでいきます!
111VINYARD(ヴィンヤード)の詳細情報
住所:〒399-6461 長野県塩尻市洗馬 宗賀 3132-1
コメント
[…] 以前お手伝いした111ヴィンヤードのコンコード納品先でもお伺いしたワイナリーです。 […]
[…] 今回頂くワインは、以前収穫のお手伝いをさせて頂いた、111ヴィンヤードのHANEZU 朱華2019を以前収穫させて頂いたコンコードと合わせて頂いたので、特徴含めて案内して行きます。 […]
[…] コンコードについては、以前こちらでも投稿しておりますので参考にして頂けると幸いです。 […]
[…] 以前111ヴィンヤードでコンコードの収穫をさせて頂いたこともあり、食用ぶどうのなかでも思い入れのあるぶどうですが、甘い香りがワインを開けた瞬間から感じられるのでワインが苦手な方はとても飲みやすいワインです。 […]