日本ワインを探して紹介する今回は、以前高田馬場で営業していたシロッコが移転して2月24日にオープンしたと聞き、お店へ来店してみることにしました。
2020年10月18日に最終営業を終えた後、Instagramでは定期的にお店の外装や内装についての投稿をチェックすることが出来ましたが、一体どのようにパワーアップしたのかがとても気になります。
新店舗は北参道にオープンしたようですので早速お店を見て行きたいと思います。
こんな方におすすめ
・日本ワインをとにかく楽しみたい方
・北参道でお酒を飲める場所をお探しの方
・個人所有のワインセラーをのぞいてみたい方
・料理とのマリアージュを楽しみたい方
日本ワインSirocco(シロッコ)とは
【日本ワイン専門】希少な日本ワインの進化を、美味しいお料理と一緒にお楽しみいただけます
日本ワインとは、「国産ブドウ&国内醸造」の純国産ワインです。すでに日本には350以上のワイナリーが存在しており、進化・変化に富んだ今もっとも面白くて熱いジャンルのお酒です。
優しい味わいと、お醤油や味噌のような和食文化と合わせやすいのが特徴。生産者である醸造家の方々の想いを直接伺えるのも楽しいポイントです。
「私達日本の文化が育む日本ワインのことをもっと知りたい!」
そんなお客様をお待ちしております。
緊急事態宣言中でまだ短時間営業なので密には出来ないですが、20時までの営業で対応頂けます。
短い時間になりますが、さっそく店内へお邪魔してみましょう。
店内の雰囲気は?
店内がとてもおしゃれです。
コンクリート打ちっ放しのように見えますが、打ちっ放しにみえる壁を採用したようです。
落ち着いた店内でゆっくりとした時間を過ごせます。
テーブルは黒色で大人な雰囲気を漂わせます。
オープン日は2021年2月24日ということもあって、お祝いワインがずらりと並んでます。
飲食店からワイナリーの方や個人でご持参された方々が多くいらっしゃるようです。
早速日本ワインを注文してみましょう。
まず注文したのは、北海道にある松原農園の「ミュラートゥルガウ2019」。
「今までと同じ、飲みあきしない良質のテーブルワイン」を提供することを目標に掲げているワイナリーです。
飲み飽きない味わいのワインです。
続いては、ココファーム・ワイナリーの雲の時間 茜を注文。
新しい試みをするということで「こころみシリーズ」と言われるワイン。
藤澤農園のツヴァイゲルト、カベルネ・フラン、アルモノワール、ピノ・ムニエ、レゲント、レンベルガー、そして荒農園・相馬農園のピノ・ノワール・・・、これらの葡萄品種は有名無名を問わず、いずれも赤ワイン用品種で造られたワインです。
93%のピノノワールとその他の赤ワイン用品種は、若いぶどうの樹からなったぶどうなので果実味を感じるので飲みやすいワインです。
そして新店オープンということでワインをボトル注文させて頂き、「フェルム36 山のヴァンせ・メソッドアンセストラル2019」を注文。
ワイン名は岳都「大町」ならではの枕詞「山の」に、「ヴァン(Vin)」はワイン、そして「せ」は大町の方が言葉尻に付けるそうです(標準語の「・・・ね」的な)。ブドウは「大町ワインぶどう生産組合」が栽培したシャルドネを100%使用し、ホールバンチプレス(全房搾汁)を行い野生酵母でゆっくりと発酵。発酵終盤に王冠瓶詰し「メトード・アンセストラル」で仕上げた「にごり微発泡ヌーヴォー」!(SO2は搾汁時に極少量使用していますが無清澄・無濾過)。まるで発酵中のようなライブ感、フレッシュでピュアな果実味が楽しめます。飲み進めると澱が混入しますが、味の変わりゆく様もこのワインの面白さです。
フェルム36 (sake-ten.jp)
シャルドネ100%ワインですが、フレッシュでピュアな果実味とありますが、19ヴィンテージは残糖感を感じます。
キンキンに冷やして頂きました。
お料理も頼めます。
以前と同じく日本ワインを扱ったお店であることに加えて、近所にあるオステリア・グラヴィーノさんご協力の元、美味しい料理も頂けます。
まずは特製パテ・ド・カンパーニュ 宮崎県産金柑のマスタード添え。
金柑の苦みがワインとの相性の良さを感じます。
続いては酔っぱらいチーズ(自家製)。
赤ワインにチーズを漬け込むことで味わいに深みが増します。
そしてメインディッシュとして注文したのが、「四万十ポークの白ワイン煮込みとスモークチーズを包んだカネロニグラタン仕立て」です(早口言葉みたい…)。
豚肉にスモークチーズとこってりする味わいに感じそうですが、周りのトマトソースがいい仕事をしてくれてペロリと食べられてしまう一品です。
ここに来たら見るべきはワインセラー!
店内のカウンター席の後ろには、大きなワインセラーが完備されております。
中へ入る際は、日本ワインシロッコの関係者へ声をかけて頂いてから入ってください。
(勝手には入れないです)
中には、現在約1,500本のワインが並びます。
日本ワインシロッコの方曰く、「偏りのあるワイン達」がならんでいるそうでほとんどが個人所有のワインのようです。
最大で5,500本収納可能とのことで、ワインで満たされるのが早いのか、ワインを飲む方が早いのか注目です。
是非お店に来て見て頂けるといいです。
なんていうか、よそのお家のワインセラーを覗いたような気分でとても楽しいです。
ワインセラーには、オープン記念で送ってくれたというワイナリーの方の直筆サイン入りワインもあります。
タイミング良ければ開けてもらえるかも?
最後に
いかがでしたでしょうか。
日本ワインはグラスから注文出来、ボトルはワインセラーの中から選りすぐりのものが注文出来ます。普段なかなか飲めないであろうワインが、ここなら飲めるのが良い。
ちなみにキャッシュレス決済のみの対応なので、忘れずにクレジットカードなどはお忘れなく。
日本ワインSirocco(シロッコ)の詳細情報
営業時間 18:00-24:00(L.O 23:30)
定休日:月曜日、火曜日
日本ワイン Sirocco (hellojapanwine.jp)
ご予約はInstagram、twitter、FacebookのDMにて直接お問い合わせください。
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