東京都は神宮前にあるウィルトスワインでドメーヌオヤマダとアズッカエアズッコのワインの試飲会が開催されたため、調べながら試飲させて頂きました。
ウィルトスワインとは
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大学生のころ、エジプトで考古学調査の手伝いをする機会に恵まれ、その時にワイン造りの様子を描いた壁画の印象が深く残りました。もっと知りたいという思いが、ワインの仕事に就くきっかけとなり、卒業後はワインを扱う企業に就職し販売やインポーターの経験を重ね、2015年6月にワイン輸入販売会社「ウィルトス」を起業しました。ワイン生産者を訪ね、ぶどう畑を案内していただき、会話を交わし、試飲を行った上で購入し造り手のわかる安全で安心できる環境で作られた物を、お客様にお届けすることを基本としております。
https://www.virtus-wine.com/
主に自然派ワインを取り扱っている酒屋さんで日本だけではないワインの取り扱いがあります。
困ったらここ!と思ってもいいくらい面白い品ぞろえがそろっています。
今回の試飲会は2つのワイナリーのワインとなります。
ドメーヌオヤマダ・ペイザナ農事組合法人とは
ドメーヌ・オヤマダのワインは、ペイザナ農事組合法人 中原ワイナリーにて醸造される。 ペイザナ農事組合法人(以下ペイザナ)は、山梨市,甲州市,笛吹市,甲府市,北杜市を拠点に活動。農業人口 の減少、若者の農業離れが進む中、「日本の農業の将来を見据え、農地を継承・活用し、農業従事者の雇用・育成 を目的として」小山田氏と四恩醸造の小林氏が理事となり 2011 年に設立された。 更に、自社の高品質葡萄を原料に、より付加価値の高いワインの生産をペイザナとして実現するため、勝沼町 中原に共同醸造所(中原ワイナリー)が 2014 年に設立された
http://vinscoeur.co.jp/wp/wp-content/uploads/2017/11/J1-oyamada.pdf
製造者はペイザナ農事組合法人で販売者は主に輸入ワインを取り扱っている有限会社ヴァンクゥールで行われており、酒販店のみの直接取引の販売のため業務店、一般の方への販売は行っておらず、サイト上での小売販売もしていませんのでこういったイベントで購入することが大体のケースとなります。
早速リリースされたワインを見て行きましょう。
祝 2018 (白泡) マグナム
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レモンピール、りんごジャム、スイカズラ、ホワイトチョコ、寒天、白みつ、カシューナッツドの香り。ワインは1年の瓶熟成を経て、泡立 ちは柔らかく緻密なテクスチャ。上品に香る熟れた果実感と熟成による旨味のボリュームが増して感じられる一方、キレのある伸びやかな酸がワインの輪郭を形成している。
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洗馬 2019 (白)
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八朔、レモンユーカリ、昆布茶、蜜蝋、ラムネの香り。ふくよかな果実味と旨味。クリスピーでスモーキーな印象があり、ややオイリーなテクスチャ。凝縮したボリュームからくる甘みのあとに塩気のある酸と柑橘系の苦みが心地良い。余韻は上品な甘やかさとドライハーブやカテキンのような渋みが残る。
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万力 2019 (ロゼ)
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干し柿、あんず、金木犀、ベルガモット、甘草の香り、ほおずき、プーアル茶。アタックは爽やかで溌剌とした果実感があり、嫌味のない渋みとこなれた酸がバランス良くワインをまとめている。 果実とタンニンのコントラストが徐々に一体化し、フィニッシュに近づくにつれ複合的になっていく印象がある。余韻はまろやかで上質な渋みを感じる。
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日向 2018 (赤)
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プルーン、ジュニパーベリー、黒糖、黒豆、 コーヒーの生豆、クレヨン、甘草の香り。口当たりなめらかで、青みを帯びたベリーと細や かなタンニン。熟度を感じつつメントールの清々しさとスパイシーさを持ち合わせている。飲み心地はスムーズで余韻に甘苦みが残る。
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洗馬 2018 (赤)
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カシス、イチジクジャム、野バラ、オリーブ、 たばこの香り。酒質は柔らかく繊細で重くは ないが完熟したぶどうエキスが詰まってい る。陰と陽を感じる絶妙なバランスで、実に 上質。ポテンシャル的に熟成がとても楽しみ なワイン。
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ここまでがドメーヌオヤマダのワインです。
アズッカ・エ・アズッコとは
「復活しました!」
http://azu-azu.sakura.ne.jp/
マスクに沿って笑顔の目尻が下がってる
辛い治療をくぐり抜け
再びテイスティング・グラスを握りしめるソムリエールさん
まずは次の5年間何もなければという
アズッカ エ アズッコ も頑張らねば
大変な時代の大切なNEXT 5 YEARS
屈折しながらも
自分に“自然体ワイン”でいたい
HPもそうですし、裏ラベルのコメントもそうですが、すべてが詩のような言葉が紡がれていて世界観を感じます。
ぜひそんな世界観についてきてほしいと思います。
ヴィーニャ d’エルバ2019
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幼木の頃
http://azu-azu.sakura.ne.jp/
弱々しかった自根樹が根張り
熟期が後ろにズレてきた
コンパクトな果実の下
地生えの草とハーブが‘根っこ合戦’
「チェッ ちょっといい香りするからって
ヒトに取り入ってら」
ソーヴィニョン 自根の気概
ティラミ スゥ ビアンコ2019
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挫けそな時思い出すスパイシーな応援達
azu-azu.sakura.ne.jp/
10代にもらった「頑張れ」の優しい言葉より
効いたなぁ
~13年目シャルドネはすっかり大人?イヤイヤ
まだまだ列ごと2種の剪定試し中
新・古樽6個から non MLFのもの選び出し
ヴァニラな‘お上品感’
シャルドネ
ティラミ スゥ ロッソ2019
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挫けそな時思い出すスパイシーな応援達
azu-azu.sakura.ne.jp/
10代にもらった「頑張れ」の優しい言葉より
効いたなぁ
~始まりはいつもピノ667
盛夏に色づく黒い果皮の大したヤツ
全房仕込み40%で淡く
しなやかダージリンな渋味と香味
ピノ・ネーロ
根無しのジョヴァノット2019
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隣の若い移民がサッと挙手!
azu-azu.sakura.ne.jp/
欧州で仕事を得るコツって
「できるかどうか」より「やりたいかどうか」
ボボボ僕も!
謙虚なGiapponese気質が変わるとき
薫る繊細ゲヴェルツトラミネールに
シャルドネが厚味を助けて
根無しのジョヴァノット2019
![](https://edokengo-jpwine-life.com/wp-content/uploads/2020/12/131077128_673062533311495_6202762805517318047_n.jpg)
隣の若い移民がサッと挙手!
http://azu-azu.sakura.ne.jp/
欧州で仕事を得るコツって
「できるかどうか」より「やりたいかどうか」
ボボボ僕も!
謙虚なGiapponese気質が変わるとき
ライトな焼きのフランソワ樽で眠ったメルロと
プティ・ヴェルドをほんのり
どちらも個性的なワイナリーで特に印象的だったのは「万力ロゼ」は、ロゼではなくオレンジワインでは?と思いながらもロゼワインとしての販売ですし、アズッカエアズッコはよーく見ると靴紐の通り具合が異なっていてどちらもこだわりを感じます。
祝のマグナムスパークリングは初めて見ましたが瓶熟成も楽しめて良いですね。
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中々お目にかかる機会は少ないかもしれませんが、もし見かけるチャンスがありましたら手に取って頂けますと幸いです。
ウィルトスワインの詳細情報
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2丁目11−19 1F
+81344058537
営業時間:11時00分~20時00分
定休日:日曜日
その他の酒屋さんでの試飲会が気になる方はこちらから
コメント
[…] まずご紹介するのは、港区神宮前にあるウィルトスワインです。 […]
[…] 例えば、近くの酒屋さんと言えば「ウィルトスワイン」や「新川屋田島酒店」があり、飲食店で言えば「Ocho Taqueria Mexican(オーチョ タケリア メキシカン)」や「モツ酒場 kogane (こがね)」には日本ワインの取り扱いがあったりします。 […]
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