日本ワインを探して日々ワイナリーや酒屋さん、飲食店さんに伺い続けては投稿を続けて、ついに400軒を超えました。
日本ワインのあるところについては地図にまとめてますので、ぜひ活用して頂ければ幸いです。
今回訪れた場所は、山梨県笛吹市にある「マルス山梨ワイナリー」です。
山梨県笛吹市石和町に「マルス山梨ワイナリー」を設立したのが1960年。
以降この地で60年続くワイナリーとなります。
早速入ってみることにしましょう。
こんな方におすすめ
・マルス山梨ワイナリーで日本ワインをお探しの方
・石和温泉駅周辺でワインをお探しの方
・マルス穂坂ワイナリーのワインも購入したい方
マルス山梨ワイナリーとは?
東京の新宿駅から1時間半。石和温泉駅から徒歩10分の所に本坊酒造「マルス山梨ワイナリー」はございます。東京から近く、毎年100万人以上の観光客が訪れる石和温泉に立地し、マルス山梨ワイナリーにも毎年9万人程のお客様が来訪されています。
https://www.hombo.co.jp/
入場は無料となっており、見学コースでは葡萄やワインの歴史が学べる壁画を備えた地下樽貯蔵庫、ワインの香り漂う低温貯蔵庫、ワインの瓶詰ライン等がご覧いただけます。
売店・試飲場では無料試飲だけで7~8種類のワインと、ぶどうジュースをご用意しております。有料試飲コーナーでは、国内外の様々なコンクールで受賞したワインや、オールドヴィンテージのワインなどをグラスでお楽しみ頂けます。
是非足をお運びいただきましてワインに対する熱い想いを感じて下さい。
普段であれば、見学コースで地下樽貯蔵庫を見ることが出来ますが、コロナ感染症の影響で現在は中止しております。
「マルスワイン」のブランド名で、数々のワインを生み出し、日本ワインコンクールにおいて、山梨県内で栽培された「甲州種」及び「欧州系葡萄品種(赤)」として、初めてとなる金賞の受賞など、国内外で高い評価を受けているワイナリーです。
時代を感じる扉…歴史のあるワイナリーであることがわかりますね。
ショップへ行ってみましょう
ショップはマルス山梨ワイナリー入口の一番奥にございます。
洋風なロゴが目印です。
早速店内へ入ってみましょう
店内は広々とした空間で種類豊富なワインがずらりと並びます。
ワインのラインナップは、1000円台から10000円台の高級なワインまで様々並びます。
ちなみに「日之城」ブランドのワインは、マルスワインの中では高級なワインになります。
一升瓶ワインの種類の豊富さに驚きます。
輸入ワインをブレンドした一升瓶ワインも多いですが、これだけ選べるのはお土産として購入する際はありがたいですね。
そして棚には一升瓶ワイン以外も並びます。
長期熟成ワインにブランデーとスピリッツを加えたヴィンテージワインが並びます。
ご自身の年齢の「ヴィニョ・デ・マルス」が販売されているかぜひチェックしてみてほしいですね。
木箱の中にもワインがずらりと並びます。
ここは、マルス山梨ワイナリーですが、本坊酒造ではマルス穂坂ワイナリーもございますので、穂坂収穫ワインもあります。
マルスワインと言えば、2021年に開催された品評会で評価の高かった、「本坊酒造 マルス山梨ワイナリー 牧丘 甲州2020」ではないでしょうか。
サクラアワード2021でダブルゴールドを受賞し、IWSC(インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション)2021でも日本ワインは3本しか受賞していないゴールドを受賞です。
ワイナリー限定商品として、シャトーマルス 石和 甲州冷凍果汁仕込辛口と甕仕込み マスカット・ベーリーAが販売されております。
シャトーマルス 石和 甲州冷凍果汁仕込辛口はワイナリー限定ということもあり、一番人気です。
ワイナリーで試飲をしてみよう!
シャトーマルスでは試飲が可能です。
樽型の試飲コーナーで、樽に注ぎ口が付いているので注ぎ口をひねって飲むスタイルです。
今回試飲出来たワインは全4種類。
「甲州ヴェルディーニョ」は、これまで培ってきた経験のもと、各年号の年に甲府盆地で収穫された適熟甲州葡萄から、フリーランジュースのみを用いて低温発酵を行い瓶詰めしたワインです。
ちなみにヴェルディーニョとは爽やかな緑の意味です。
旨みを感じる甲州です。
美味しいですね。
この御坂地区産マスカット・ベーリーA葡萄を主体に、穂坂地区産アリカント葡萄をブレンドすることで「果実風味豊かな口当たり」と、「凝縮感のある味わい」の赤ワインを醸しました。
2019年収穫葡萄から、プリムール(初仕込み)赤ワインの登場です。
御坂地区とは、甲府盆地の東部に位置する御坂山塊を背後に控えたゆるやかな金川(かねがわ)扇状地は、砂礫質と粘土質の肥沃な土壌で日本有数の果樹地帯を形成し、育まれる葡萄は、「熟度が高く」「やわらかい酸味」を持ち、「果実味が豊かな」ものとなります。
マルスワイン甲州スイートセレクションは完熟した甲州葡萄を丹念に醸造した薫り高く、優雅な甘みが特徴の白ワインです。
山梨県産甲州種100%のとろみのある甘みの白ワインです。お召し上がりの際はよく冷やしてください。
一転して、甘口ワインです。
香りから甘味が伝わってくる特徴的なワインで、ワインが苦手な方に進めやすいお酒ですのでワイナリー限定品としてお土産にぜひ。
長期熟成ワインにブランデーとスピリッツを加え、甕で熟成させたマルス独自のオリジナル限定ワイン(酒精強化ワイン)です。深いコクのある味わいと複雑な甘味が楽しめるうえに、通常のワインとは違い長期の保存が可能です。
開栓前に冷蔵庫で良く冷やし、小さめのグラスに注ぎ少しずつゆっくりとお楽しみ下さい。
ワインにブランデーとスピリッツを加えているため、こちらはお酒がお好きな方に特におすすめのワインです。
試飲出来るヴィニョ・デ・マルスはヴィンテージなしですが、ワイナリーでは、ヴィンテージ毎に販売があるのでぜひ気になる方はチェックしてみて頂きたいところです。
さらに無料試飲として、ワイナリーでの売れ筋ワインも頂けます。
左が1番人気のシャトーマルス 石和 甲州冷凍果汁仕込辛口で右は赤ワインの一番売れ筋である、カベルネ・ベーリーA 穂坂収穫2019です。
特にシャトーマルス 石和 甲州冷凍果汁仕込辛口はワイナリーのある石和地区で収穫された甲州種で造られていることもあり人気です。
工場見学は中止…でも!
工場見学入口の案内はございますが、コロナ感染症の影響で見学は中止となっております。
しかしながら外側から様子を伺い知ることが出来ます。
マルス山梨ワイナリーの入口から見ていくと、空ビン供給室から見ていくことが出来ます。
ここから空きビンが流れていくようです。
工程通りに並んでいるわけではないので、とりあえず入口からどんな工程が見られるのかをチェックして行きましょう。
洗ビン機でビンを洗浄、充てん機でワインを充てんしていくことが見られる場所です。
スクリューキャップのワインであれば「スクリューキャッパー」、コルクの場合は「コルク打栓機」でコルクを打栓していきます。
そこから仕上げ室へ。
「温水洗浄装置」…ビン詰めしたボトルの外側を温水シャワーで洗浄します。
「水滴除去装置」…風を送り、温水シャワーによる水滴を乾燥除去します。
ビンを洗浄して、乾燥させていきます。
洗浄したボトルをチェックする工程へ。
「ボトル検液機」…ビンを光にかざして内部に異物の混入がないことを確認します。
そして「キャップ供給機」でキャップをここから仕込んでいきます。
ワインのジャケット部分の工程がここに並びます。
「キャップシール」…スズ製のキャップシールを巻き締めます。
「ラベラー」…ビンの表側と裏側の2か所にラベルを張る機械です。
「電熱器」…ビニール製のキャップシールを熱収縮させて締めます。
ここではキャップシールを付けてラベルを張って電熱器でしっかり締める工程のようです。
現在見学中止中の地下樽を見て行こう(2017年の写真あり)
コロナ感染症の影響でみることが出来ない地下樽ですが、今回はこの投稿で特別に見せて行きます!
…写真がたまたまあっただけなので現在もこの通りなのかは見学が再開された際はぜひチェックしてみてください。
現役で使われている樽が実際に貯蔵されており、ワインの香りが漂います。
そしてマルス山梨ワイナリーの歴史が1年ごとに案内されております。
歴史を感じる雰囲気で、1980年代の情報を見ていくことが出来ます。
とにかく歴史を感じるタンクです。
実際にビンで熟成している場所も見られます。
ぜひ地下貯蔵庫の見学が再開したら行ってみてほしい場所です。
最後に
いかがでしょうか。
石和温泉駅から近いワイナリーなので、宿泊をされる方は是非観光を含めてお立ち寄り頂けると幸いです。
ぜひ素敵なワイナリーライフを楽しんでくださいね。
マルス山梨ワイナリーの詳細情報
住所:〒406-0022 山梨県笛吹市石和町山崎126
電話番号:055-262-1441
営業時間:9時00分~16時30分
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[…] 今回訪れた場所は、山梨県笛吹市にある「いさわマルシェ」です。山梨県笛吹市石和町にある「マルス山梨ワイナリー」と「モンデ酒造」と共に石和温泉駅から歩いて行ける場所となります。 […]