皆さんは、ワインを買う際にはどんな基準で選んでいますか?
味?
値段?
それとも口コミ?
もしくは金賞受賞しているかどうか?
そもそもワインをどうやって選べばいいかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
今回は、誰でも簡単にワインを手に取ろうと思う方法を紹介します。
それは…
ラベルで選ぶことです。
「でもラベルで選ぶと言ってもどんなラベルがあるかわからない…」と思う方も多いと思います。
そんなあなたにおすすめするのは、動物が描かれたラベルを選ぶことです。
ラベルというのは、プロのデザイナーが描いていることが多く、思わず手に取ってみたくなるワインばかりです。
今回は、楽天やアマゾンなど通販で気軽に買える日本ワインを選んでおりますので気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
日本ワインとは…日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で造られたワインの事を指します。
動物ラベルの日本ワイン8選
①カーブドッチ 2020ぺんぎん(ケルナー)
まずご紹介するのは、新潟県にあるカーブドッチの2020 ぺんぎん(ケルナー)です。
北海道産ぶどうならではの酸がキレイに喉の奥へ抜けること、そして体に染み入るような優しい味わいを目指して造りました。北海道余市の契約農園さんぶどうを使用しています。 とても評判が良かった2019の造り方ですが2020年は同じ造り方は出来ませんでした。例年ピカピカにきれいなぶどうを納品してくださる信頼する農家さんなのですが、2020は病果の比率が高く皮を浸す造り方に抵抗感があったからです。 ということで2018年までの造り方に戻し、ケルナーの華やかな香りにうっすら綿菓子をかぶせるイメージで造りました。 もちろんこの造り方も一つの正解だと思っているのでちゃんと僕な好きな味わい。華やかで甘やかなぺんぎんをお楽しみください。
Amazon.co.jp: カーブドッチ 白ワイン 2020 ぺんぎん(ケルナー) 通販: 食品・飲料・お酒
日本ワインで動物ラベルと言えば、まず思い浮かぶのがカーブドッチの「どうぶつシリーズ」です。
醸造家の掛川さんが造りたいと思うワインを造るシリーズで、ぺんぎん以外にもおうむやもぐら、あなぐまなどあり、全てひらがな表記のかわいさがありますので、ぜひどうぶつシリーズをコンプリートしてみてはいかがでしょうか。
ちなみにカーブドッチでは宿泊も出来ますし、結婚式も出来るめずらしいワイナリーですので要チェックです。
②ヒトミワイナリー h3-Caribou(カリブー)白
続いてご紹介するのは、滋賀県にあるヒトミワイナリー h3-Caribou(カリブー)白です。
ヒトミワイナリーを代表する定番シリーズです。日本各地の農家さんから頂いた様々な個性を持つブドウを、ヒトミらしい表現で仕上げた自然で素朴な泡が特徴の微発泡ワイン。ブドウが持つ香りや、味わいを十分に楽しんで頂くために、清澄・濾過を行わず瓶詰めを行い、瓶底に沈殿する酵母や酒石酸を除去せず、そのまま瓶内に残しています。また、酸化防止剤の使用は極力せず、使用する場合も極めて最低限の使用量に抑えています。高温下や温度変化の大きい場所、また直射の当たる様な場所での保管は、本来のワインの味わいを劣化させる恐れがありますので、冷暗所での保管をお願い致します。
http://www.nigoriwine.jp/
ふた部分のラベルに描かれている動物は、カリブーという、北米先住民の野生トナカイの名称に由来する動物です。
つまりトナカイです。
食用ぶどうである山形県産のデラウェア100%使用したワインでヒトミワイナリーでは定番商品となります。
微発砲ワインなので冷やして飲みたいところですが、キンキンに冷やした状態だけでなく、少し温度が上がった状態でも楽しんで頂けるワインになります。
③三養醸造 デラウェアペティアン2020
続いてご紹介するのは、山梨県にある三養醸造のデラウェアペティアン 2020です。
「酸養醸造」の異名をいただいた、夏みかんのような強い酸と複雑な香りが特徴です。
http://sanyowine.fruits.jp/
強い発泡性なので開栓時の吹き出しに十分ご注意ください。開栓後は当日中にお飲みください。
みんな大好き「ねこラベル」のワインでアルコール度数が6.0%でペティアン(微発泡)と書かれていますが、吹き出すワイン。
ちなみに描かれているねこの名前は「さばのすけ」と言い、さばのすけの他にもおり、4兄弟だそうです。
夏にはいいかもしれません。
④ドメーヌテッタ シャルドネ ペルラン ディヴェステ
続いてご紹介するのは、岡山県新見市哲多町にあるシャルドネ ペルラン ディヴェステ(白・微発泡)です。
薄く白した淡いレモンイエロー。フレッシュ感のある白桃や黄リンゴ、黄色いカンキツの香り。味わいにはやや甘さが残っており、果実味と共にフレッシュな酸とミネラル的な苦みが余韻に残ります。早飲みタイプの極微発泡ワインなので、抜栓後なるべく早めにお飲みいただくことをおすすめしますが、抜栓数日後、余韻にビールのような雰囲気(味わい)も楽しめます。
http://online.tetta.jp/
ドメーヌテッタのフラッグシップワインであるシャルドネには、マスコットキャラクターであるパンダがラベルになっています。
このパンダはワイナリー立ち上げ当時、荒れ果てたふどう畑の土を掘り起こした時に石製のパンダ像が出てきたのがきっかけでラベルに描かれるほどのマスコットキャラクターになりました。
どうでしょうか、個人的にはキモカワイイラベルだと思ってます。
⑤ドメーヌレゾン オレンジワイン
続いては、北海道空知郡中富良野町にあるドメーヌレゾン オレンジワインです。
果皮がしっかり厚く、色合いの良い甲州と、自社圃場のピノ・グリ、ピノ・ブランをアクセントにブレンドしたオレンジワインです。
https://domaine-raison.shop-pro.jp/
白ワインにはない程よいボディ感と複雑味を増すため、果皮を5日間コールドマセレーションし、圧搾しました。
甲州由来の柑橘系の香りを残し、そこにピノ・グリの若干のスパイシーな香りがアクセントとして加えてあります。
山梨県勝沼にあるまるき葡萄酒や山形県米沢市にある浜田ワイナリーと同じ「グループレゾン」に所属するドメーヌレゾン。
ドメーヌレゾンではやぎが圃場で草を食べ、自由気ままに走り回り、土が掘り起こされ、やぎの排泄物が土の肥料となり畑が耕されます。その畑で育ったぶどうを原料にしたワインということで、ラベルにかわいらしいやぎが描かれております。
ちなみに、Japan Wine Challenge 2020金賞やサクラアワード シルバーを受賞していることでラベルだけでなく評価されているワインです。
⑥都農ワイン キャンベルアーリー ドライ 辛口 ロゼ
続いてご紹介するのは、都農ワインのキャンベル・アーリー ドライ 辛口 ロゼです。
柑橘系のキリッとした酸味とドライな飲み口がバランスよく口の中で広がります。舌先で踊るフレッシュな果実味が心地よく、レモンのようなスッキリとした香りと味わいに酔いしれます。やや辛口のため、甘口が苦手な方でも飲み疲れることなく、サラサラと飲めそうです。日向夏のような心地よい苦みと酸味の余韻に、爽やかに吹き抜ける南国宮崎の風を感じる1本です。
キャンベル・アーリー ドライ – 都農ワイン オンラインショッピング (tsunowine.shop)
一見するとラベルに動物が描かれていないように見えますが、よく見ると、ラべルの右側に鳥の絵が描かれています(見つけられるかな?)。
都農町を囲む尾鈴山周辺の風景も描かれており、都農町らしさも表現されています。
見えないと思ったそこのあなた、是非一度飲んでみてはいかがでしょうか。
⑦ふらのワイン 羆の晩酌(ひぐまのばんしゃく)
続いてご紹介するのは、北海道富良野市にある、ふらのワイン 羆の晩酌です。
このワインに使用しているブドウは自社開発のもので、山ぶどうの交配品種です。辛口に仕上げスパイシーな香りが強く、父親である山ぶどうのコクと酸味を受け継いだ骨格のしっかりしたワインです。
http://furanowine-shop.jp/
北海道と言えば「ヒグマ出没情報」をホームページで提供しているくらい出没する土地です。
そんな羆(ヒグマ)をかわいらしく描いたのが「ふらのワイン 羆の晩酌」です。
ちなみにぶどうの品種は、ふらの2号(セイベル種×山ぶどう)、ツバイゲルトレーベです。
⑧サンマモルワイナリー 下北ワインDanger2020
続いてご紹介するのは、青森県にあるサンマモルワイナリーの下北ワイン Danger 2020です。
爽やかな香りとすっきりとした酸味の甘口白ワイン
下北ワイン Danger2020 | 白ワイン,下北ワインシリーズ | 【公式】サンマモルワイナリー 下北ワイン通販 (sunmamoru.com)
自社畑で栽培したワイン用ブドウのシュロンブルガーとライヒェンシュタイナーをアッサンブラージュ。 リンゴ・グレープフルーツ・ライチ・白桃のコンポートを想わせる香りと果実味、スッキリとした酸味と甘さのバランスが取れた甘口白ワインです。
こちらもまた「熊」です。
でもなぜ熊なのか?
下北では多くのクマが目撃され、食害はありませんでしたが、近年では母熊がぶどうの味を覚え、その子供も畑に現れ、熟したぶどうが食べられてしまいます。
ぶどう代金を頂くためにラベルのモデルと動画を公開させてもらうことにしました。
ちなみに使用されているぶどうの品種は、特に被害の大きかったシュロンブルガーとライヒェンシュタイナーの2品種。
特にシュロンブルガーの被害が大きく、収穫期だった昨年10月の半ばまでに約1・5トンが被害に遭ったという事なのでぜひ飲んで頂きたいワインです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ぜひお気に入りの日本ワインをラベルから選んでみてはいかがでしょうか。
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