日本ワインを探して日々ワイナリーや酒屋さん、飲食店さんに伺い続けては投稿を続けて、ついに400軒を超えました。
日本ワインのあるところについては地図にまとめてますので、ぜひ活用して頂ければ幸いです。
さて今回ご紹介するワイナリーは、山梨県勝沼にある現存する日本最古のワイナリーの「まるき葡萄酒」です。
1877年(明治10年)から続く歴史のあるワイナリーに伺ったので早速見てみましょう。
こんな方におすすめ
・山梨県勝沼でワイナリー巡りを考えている方
・レゾングループのワインをお探しの方
・工場見学など考えている方
まるき葡萄酒とは?

ワイナリーは葡萄の栽培に始まり、醸造、販売、この全てが重要です。
http://marukiwine.co.jp/
社訓である「順理則裕(理に従えばすなわち裕かなり)」は六次産業を行う企業にとって
理ともいえるこの三部門全てに真正面から全力を挙げて取り組んでいく企業でありたいという思いを込めています。
また、葡萄の栽培については畑で羊を放し、企業としてサスティナビリティにも配慮し、
日本でしかできないワイン、山梨、勝沼でしか出来ないワインづくりを目指しています。
まるき葡萄酒株式会社は現存する日本最古のワイナリーとして、
「Innovation throughout history〜歴史に裏付けられた革新」をモットーに新しいことに積極的に挑戦し、
多くの皆様にいつまでも愛されるワイナリーでありたいと思っております。
皆様と長いお付き合いの出来るワイナリーを目指して参りますので、今後とも宜しくお願いいたします。
創業は1891年で株式会社設立は1949年です。
ちなみにまるき葡萄酒は、レゾングループの1つのワイナリーとして運営している。
店内の様子は?

店内に入るとワインがきれいにディスプレイされております。
サクラアワード2021受賞ワインと春らしいロゼワインとしてコリエドゥペルルアッサンブラージュ ロゼといろベーリーAブラッシュが並んでます。

一升瓶ワインも店内右に飾ってあり、まるきルージュとまるきブラン
が並びます。

店頭の装飾がきれいですね。
1000円台のワインから3000円台のワインまでが主なラインナップです。
基本的には山梨県産のぶどうを使ったワインが並びますが、まるき葡萄酒 ラフューユ トレゾワ 塩尻メルロー 2018は同じレゾングループのドメーヌコーセイのワインと同じメルローを使用しているそうです。

比較的よく見かけるぶどうの品種が多い中、まるき葡萄酒 いろノートン の取り扱いをしているのが印象的です。
ぶどうは群馬県渋川市の赤城山の麓の自園で栽培したノートンで造られております。
2018年収穫のヴィンテージからまるき葡萄酒がリリースしたワインのようです。
ノートンはアメリカ原産のぶどうで濃い色調、ラズベリーやチェリー、ジャスミンのような華やかな香りの中にもスパイシーさを感じる珍しい品種で、ノートンと言えば栃木県にあるココファーム&ワイナリーがワインとしてリリースしているのを見かけるくらい珍しい品種です。

歴史のあるワイナリーらしく、古酒も取り扱いがありますね。
初リリースは10,000円+税込で販売されますが、その後1年ごとに価格が上がっていくのでリリースしたてが一番安いです。
ワイナリーに来たら自分の生まれ年のワインを購入しても良いですね。

経営から撤退したそうですが、うちなーファームのワインが並んでおり、まるき葡萄酒で並んでいる商品がなくなり次第取り扱いがなくなるそうですので希少です。
パッションフルーツワインなど南国のフルーツを使ったお酒が並びます。

山形県米沢市にある浜田株式会社のFauconのワインも取り扱いしてます。
Faucon 樽熟メルローは埼玉にある志村酒店という酒屋さんでも取り扱いを見かけました。

ハーフボトルも取り扱いがありますので、お土産や持ち帰りにちょうどいいですね。

この棚には、吉祥寺にあるプレスキルショコラトリーのチョコレートの取り扱いもあります。
プレスキルショコラトリーもレゾングループなのでとにかくグループの大きさを感じずにはいられません。
ワイナリーでは試飲も可能

ワイナリーでは、取り扱いのあるワイン(一部を除く)の試飲が無料で可能です。
コロナ感染症の影響で中止となる場合もありますので行かれる際は事前に確認の上で訪問されることがおすすめです。

タイミングさえ合えば、ワイナリーでのみ扱っている甲州古曲の初リリースワインを頂けます。
今回は、じゃんけんで買ったら飲めるということでしたので、無事勝利して頂きました。
甲州らしい酸を残しつつ、ウィスキーのような樽香を感じられる古酒になってます。
初リリースを逃すと値段が上がるので購入は一番若いヴィンテージがおすすめです。
2階はブティックとテラス

ブティック2Fとテラスを改装し、さらにお客様にゆったりとお過ごしいただける空間になりました。
これまではイベントなどでお客様に使用していただいておりましたが、今後はさらにくつろげるスペースを提供したいという想いから、
ソファーやワイン関連書籍、様々な展示品を設置。くつろぎの空間と甲府盆地を見渡せる絶景で豊かな時間をお過ごしください。
現在は、ブティックでの営業は中止となってます。
展示品等は設置されているので、ゆっくり見学は可能です。

2階奥には、テラス席が広がります。
ここから勝沼を一望できます。

まるき葡萄酒と言えばラベルに描かれているぶどうの葉っぱ。
それぞれのぶどう毎で異なる葉っぱの絵をぜひ見てほしいですね。

いかがでしょうか。
まるき葡萄酒ではその他にもワイナリーツアーやテイスティングツアー、マリアージュツアーに参加することが出来ます。
事前予約が必要となるツアーがありますのでぜひ公式HPより確認の上予約頂くのがおすすめです。
まるき葡萄酒の詳細情報
住所:〒409-1313 山梨県甲州市勝沼町下岩崎2488
電話番号:0120-842-488
営業時間:8時30分~17時00分
営業日:公式HP参照
コメント
[…] 山梨県勝沼にあるまるき葡萄酒や山形県米沢市にある浜田ワイナリーと同じグループレゾンに所属するドメーヌレゾン。 […]
[…] 記事を見た際は、まるき葡萄酒のマーケティング企画部の青木祥さんがインタビューに答えられていましたが、まるき葡萄酒のいろベーリーAといろ甲州は何と完売です。 […]