みなさんは日本ワインを飲んでますか?
日本ワインを探して日々ワイナリーや酒屋さん、飲食店さんに伺っては投稿を続けて、ついに500軒を超えました。
日本ワインのあるところについては地図にまとめてますので、ぜひ活用して頂ければ幸いです。
日本ワインとは…日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で造られたワインの事を指します。
さて今回ご紹介するのは、「親会社が有名な会社の日本のワイナリー」についてです。
以前大手のビールメーカー4社のワイナリーについて紹介しましたが、名の知れた会社がワイナリー部門や関連会社を持っていることが日本でもあります。
メリットは大きく、多くのワインを出荷することが可能ですし、味の基準もマイクロワイナリーに比べて厳しいため、ボトル差が出にくく安定的な味を提供出来ます。
日本ワインが広がっていくには、こういった大きな母体を持ったワイナリーが評価されていくことが大事です。
そこで今回は、大きな資本の入った会社についてふれて行きたいと思います。
(今回はあくまで株式会社として大きな資本が入っているということでくくっております)
こんな方におすすめ
・日本ワインの母体がどこなのか知りたい方
・大手の安定したワインをお探しの方
・日本ワイン好きの方
親会社が有名な会社の日本のワイナリー5選
マンズワイン(キッコーマン)
まずは泣く子も黙る「マンズワイン」というワイナリー。
親会社はしょうゆで有名なキッコーマン。
ワイナリーもさぞ千葉県にある…わけではなく、山梨県にある「勝沼ワイナリー」と「小諸ワイナリー」の2か所に所在があります。
1962年にマンズワイン株式会社の前身「勝沼洋酒株式会社」が設立。
ちなみに社名の「マンズワイン」という名は親会社であるキッコーマンの「マン」と、聖書に記されたラテン語の「天から授かった食物マナ“manna”」にちなみ命名されております。
マンズ・レインカット垣根栽培方式という方法がとられています。
受賞歴も華麗で、第49回リュブリアーナ国際ワインコンクールで「ソラリス 信州 シャルドネ 樽仕込 2001」金賞受賞を始め多くのワインが賞を受賞しております。
マンズワインとして欠かせないブランドとして、トップレンジの「ソラリス」シリーズと「酵母の泡」という2種類があります。
ソラリス 信州東山カベルネ ソーヴィニヨンは、トランプ米大統領来日時、内閣総理大臣主催の会食に銀座での夕食会には2013ヴィンテージを、赤坂迎賓館での晩餐会には2014ヴィンテージが採用されております。
伊勢志摩サミットでは、スパークリングワイン マンズワイン酵母の泡も採用されており広く色んな場所で提供されております。
キャメルファーム(キャメル珈琲グループ)
続いて紹介するワイナリーは、北海道余市にあるキャメルファーム。
母体は、2019年8月現在、国内448店舗ある「カルディコーヒーファーム」でおなじみの「キャメル珈琲グループ」です。
歴史的には、ワイナリー完成が2017年なので比較的新しいワイナリーではありますが、2014年4月に国際エノログ連盟(UIOE)会長 リカルド・コタレッラ氏の全面協力のもとで余市に設立しただけあって力の入れ方はすごいです。
何より、国内448店舗にある「カルディ」で販売することが出来る独自の販売網を持つため、販売先に関して困ることはまずありません。
そんなキャメルファームですが、余市に広大な畑を有しているため、ぶどうも余市で評価の高いピノノワールやケルナーと言ったぶどうを栽培しております。
そのどちらも使用したケルナー&ピノノワール スパークリングはやや甘口ながら、女性だけの審査で評価される、第6回のサクラアワードでゴールドメダルを受賞するなど新興のワイナリーながら評価されているワイナリーです。
そしてそのぶどうは自社畑で収穫されたぶどうということなので驚きです。
ぜひイベントなどでご覧になるタイミングがある際には足を運んでみてはいかがでしょうか。
フジッコワイナリー(フジッコ)
続いては、山梨県勝沼にあるフジッコワイナリー。
「フジッコのおまめさん」でおなじみのフジッコ株式会社が母体の会社になります。
歴史的には、1990年に山梨県勝沼にワイナリーを施工。
創業以来、一貫して日本の食卓で愛されるワインを追い求めてきているワイナリーです。
フジッコワイナリーと言えば女性の醸造責任者の鷹野ひろ子さんが有名で、女性醸造家ならではの豊かな感受性と繊細なセンスで、それぞれの葡萄が秘めるポテンシャルを最大限に引き出しているワインがワイン愛好家から、高い評価をされております。
フジッコワイナリーと言えば、日本ワインコンクール2018で金賞・部門最高賞を受賞したフジッコワイナリーフジクレール 甲州スパークリングが有名です。
その他、国産ぶどう100%にこだわるフジッコワイナリーに今後も注目して頂けると幸いです。
中伊豆ワイナリー(シダックスグループ)
続いては、静岡県伊豆市にある中伊豆ワイナリー。
シダックスグループが運営するワイナリーで歴史的には、1995年(平成7年)よりぶどう栽培を始めて、2000年(平成12年)にオープンしました。
最初のきっかけが志太 勤さんが故郷の中伊豆に創業したことから始まります。
中伊豆ワイナリーは修善寺(シュゼンジ)の近くにあるホテルのシダックス中伊豆ワイナリーヒルズにあります。
実は、地下セラーに眠る「オーパス・ワン」がオーナーズコレクションとして眠っていますので見る機会がありましたらのぞいてみることをおすすめします。
中伊豆ワイナリーのワインでイチオシされるのは、金賞受賞した伊豆プティ・ヴェルド2017がもっとも有名ですが、サクラアワードでゴールドを受賞したシャトーTSレッド辛口2018も評価が高いワインです。
自社農園のぶどう100%でワインを醸造されており、品種はヤマ・ソービニオン、メルロー、プティ・ヴェルドです。
シャトージュン(ジュングループ)
最後に紹介するのは、山梨県勝沼にあるシャトージュン。
母体は、有名アパレルメーカーの「JUN GROUP」、CMでお見掛けする「ROPÉ PICNIC」などのアパレルブランドを所有している。
自社のワイナリーを持つという発想が、まだまだ日本のアパレル会社にはなかった、1979年より所有しているワイナリーで歴史もあります。
海外ではワイナリーを所有するアパレルメーカーは多いですが日本では珍しいです。
そのため、ラベルもおしゃれです。
シャトージュンでイチオシするワインは、シャトージュンジュンスパークリング 白。
中口のワインでシフォンケーキなどの洋菓子との相性がよく食事に合わせやすいのでおすすめです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
大手各社が切磋琢磨した先には、日本ワインが日常になるという世界が広がり、より多くのワインが、食卓に並ぶことになることでしょう。
皆さんもぜひ、本日の夕食に日本ワインを並べてみてはいかがでしょうか。
ほしいワインがどうしても見つけられない方は…こちら。
酒屋さんに行ったけど、
探しているワインが見つからない!
どんなワインを選んでいいかわからない!
というあなたにワインを選ぶ際におすすめの方法は3つです。
①「ジャケ買い」ならぬ「ラベル買い」
CDを買う際にはおなじみの買い方です。
最近では、ラベルのかわいいラベルやデザインにこだわったワインも増えているので初めての方にはお勧めです。
②金賞を受賞したワインを選ぶ
ラベル買いだと美味しいワインじゃない可能性がある!と思われる方には、品評会で評価されたワインはいかがでしょうか。
日本または世界のワイン関係者が基準を基に選んだワインになりますので、客観的にみてもいいんではないでしょうか。
また選ぶ人が品評会によって異なるので、例えば女性が選んだワインもあるので客観的に見る上では一番いい選び方だと思います。
「でも品評会で選ぶと言ってもどんな品評会があるかわからない…」と思う方も多いと思います。
そんな方に参考の記事はこちらから↓
③とにかくいいワイン!
何でもいいからとにかく美味しいワインが飲みたい!と思った方には、もう高級なワイン一択でしょう。
高級なワインは、それぞれのワイナリーがその年で一番自信のあるワインをボトルに入れているので間違いありません。
コメント
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