ワインは、コンクールにて評価されることで人気になることがあります。
そんなコンクールの1つである日本ワインコンクール2023が、2023年7月12日、13日に開催されました。
今年行われた第19回日本ワインコンクールは、日本の延べ709アイテムが出品されました。
そんなワインの中で、金賞を全28アイテム(欧州系品種 赤:7 白:8、国内改良等品種 白:1、甲州:6、北米系等品種 白:2、極甘口:2、スパークリングワイン:2)が受賞致しました。
そこで今回は金賞を受賞した日本ワインを紹介させて頂きたいと思います。
- 日本ワインコンクールとは?
- 金賞を受賞した日本ワイン28選
- ①マンズワイン/ソラリス ラ・クロワ 2019(欧州系品種 赤)
- ②シャトーメルシャン/桔梗ヶ原メルロー シグナチャー2019
- ③マンズワイン/ソラリス東山メルロー2018
- ④五一ワイン/エステートゴイチ シラー2021
- ⑤グランポレール/安曇野池田シラー2018
- ⑥シャトー・メルシャン/桔梗ヶ原メルロー 2018
- ⑦マンズワイン/ソラリス千曲川 カベルネ・ソーヴィニヨン 2018
- ⑧久住ワイナリー/久住シャルドネCatwalk Nightharvest 2021
- ⑨ドメーヌ・ボー/Aroma Chardonnay from Takayama Village 2022
- ⑩マンズワイン/ソラリス千曲川 シャルドネ 2022
- ⑪久住ワイナリー/久住シャルドネCatwalk 2021
- ⑫シャトー・メルシャン/北信右岸シャルドネ リヴァリス2020
- ⑬マンズワイン/ソラリス千曲川 ソーヴィニヨン・ブラン 2022
- ⑭北海道ワイン/鶴沼 ケルナー 2021
- ⑮北海道ワイン/おたる ゲヴュルツトラミネール 2019
- ⑯サントリーフロムファーム/塩尻マスカット・ベーリーA2019
- ⑰シャトー酒折ワイナリー/甲州ドライ 2022
- ⑱勝沼醸造/大久保 J.S 2022
- ⑲盛田甲州ワイナリー株式会社/シャンモリ 柑橘香 勝沼甲州2022
- ⑳マルス山梨ワイナリー/シャトーマルス 穂坂甲州樽発酵2022
- ㉑蒼龍葡萄酒/シャトーソウリュウ日川渓谷 甲州樽発酵 2022
- ㉒白百合醸造株式会社/ロリアン 甲州樽発酵 2022
- ㉓広島三次ワイナリー/TOMOÉ デラウェア2022
- ㉔天橋立ワイン/ナイヤガラ やや甘口2022
- ㉕北海道ワイン/北島ヴィンヤード ノーブルロット ケルナー 2019 (極甘口)
- ㉖大浦葡萄酒/アイススウィートスチューベン2018
- ㉗サントリーフロムファーム/津軽 シャルドネ&ピノ・ノワールスパークリング2020グリーンエティケット
- ㉘飛鳥ワイン/飛鳥 スパークリングシャルドネ2020
- 最後に
日本ワインコンクールとは?
日本ワインコンクールは、国産ぶどうを100%使用した「日本ワイン」を対象としたコンクールです。日本ワインの品質や認知度の向上を図るとともに、それぞれの産地のイメージと日本ワインの個性や地位を高めることを目的とし、2003年から開催しています。
日本ワインコンクール:日本ワインコンクールとは (pref.yamanashi.jp)
このコンクールは、日本の代表的なワイン産地である4道県のワインを醸造している組合(北海道、山形県、山梨県、長野県)、日本ワイナリー協会、(一社)日本ソムリエ協会、(一社)葡萄酒技術研究会、山梨大学ワイン科学研究センター、山梨県が実行委員会を組織して開催しています。
2023年7月28日(金)に結果発表がされました。
一体どんなワインが受賞したのか、早速見て行きたいと思います。
※紹介文については、公式HPの金賞紹介文を参考に掲載しておりますので詳細を知りたい方はご確認頂けますと幸いです。
金賞を受賞した日本ワイン28選
①マンズワイン/ソラリス ラ・クロワ 2019(欧州系品種 赤)
続いてご紹介するのは、長野県小諸市にあるマンズワインのソラリス マンズ ラ・クロワ2019です。
上田市東山地区にある約1haの自社管理・単一畑のぶどうを使用、2008年に植え付けを行ったこの畑では、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを栽培しており、場所が十字路の角にあることから「ラ・クロワ(十字路)」と名付けられた畑です。
手作業で丁寧に収穫・選果・除梗を行い、ステンレスタンクで発酵、樽で約20ヶ月間育成したあと、その年の畑の収穫量そのままの比率でアッサンブラージュを行ったワインとなります。
2つの品種のハーモニーと単一畑「ラ・クロワ」のテロワールを表現したワインです。
ちなみに前年のヴィンテージであるソラリス マンズ ラ・クロワ2018も日本ワインコンクール2022で金賞を受賞したワインです。
発売日は2023年9月です。
②シャトーメルシャン/桔梗ヶ原メルロー シグナチャー2019
続いてご紹介するワインは、シャトー メルシャンの桔梗ヶ原メルロー シグナチャー2019です。
“現代日本ワインの父”と称されている、浅井昭吾(ペンネーム:麻井宇介)が当時コンコードやナイアガラというぶどう品種の産地であった長野県塩尻市の桔梗ヶ原地区において、本格的な赤ワインを造るため、欧州系ブドウ品種を改植するに当たり、メルローに絞った改植を実行したことにより、世界にも通用する品質の「シャトー・メルシャン 桔梗ヶ原メルロー」が誕生しました。
初リリース品の「信州桔梗ヶ原メルロー1985」が1989年に誕生し、スロヴェニア(旧ユーゴスラヴィア)の首都リュブリアーナで開かれる国際ワインコンクールにおいて、見事グランド・ゴールド・メダルを受賞した歴史のあるワイン。
「シグナチャー」では、その中から特別な区画を選定し、更に樽セレクションにより厳選したワインです。
ちなみに「シグナチャー」とは「特別なワインに醸造責任者が署名を入れる」ことを表しています。
③マンズワイン/ソラリス東山メルロー2018
続いてご紹介するのは、長野県小諸市にあるマンズワインのソラリス東山メルロー2018です。
長野県上田市東山地区の自社管理畑のメルローを使用したワイン。
カベルネ・ソーヴィニヨンで高い評価を受けた地区ですが、メルローの可能性も探るため2008年に植え付けを行いました。
栽培は厳しい収量制限を行っており、手作業で丁寧に収穫・選果・除梗を行い、ステンレスタンクで発酵、樽で約20ヶ月間熟成させました。
東山らしい力強さと涼しさのようなエレガントさを併せもったワインです。
④五一ワイン/エステートゴイチ シラー2021
続いてご紹介するのは、長野県塩尻市にある五一わいんのエステートゴイチ シラー2021です。
「エステート」とは、自社農場にて収穫された葡萄のみで醸造したことを意味します。
品種の特徴が最大限に生かされるように、必要最小限の製造工程にて造っておりますので、保存中にオリが生じることがありますが、これもまた本物の証です。
⑤グランポレール/安曇野池田シラー2018
続いてご紹介するのは、長野県安曇野市にあるグランポレールの安曇野池田シラー2018です。
北アルプスの清涼な風と、類稀なる土壌の恵み、スパイシーな香りと滑らかなタンニンが特長のワインです。
ブラックプラムにペパリーなニュアンス、ほんのりローズマリーの風味。
樽の香りが、僅かな重さと甘さをワインに加えています。
やや厚みがあり凝縮感も高め、ソフトで広がりのある口当たり。
酸味はフレッシュで、タンニンも程よい強さを持っており、収斂性のある余韻と共にスパイシーな風味が心地よく楽しめます。
⑥シャトー・メルシャン/桔梗ヶ原メルロー 2018
続いてご紹介するのは、長野県塩尻市にあるシャトーメルシャンの桔梗ヶ原メルロー2018です。
華やかな香りが時間とともに広がり、繊細な味わいの中に厚みと力強さを感じさせるワインです。
塩尻市桔梗ヶ原地区では1976年にメルローの植栽を始めました。1985年ヴィンテージから『桔梗ヶ原メルロー』を生産しており、以来日本最高の赤ワインの一つとして国内外から高い評価を受けています。
紫がかったガーネットの色合い、カシスやダークチェリーなどの黒い果実のドライフルーツ、ミントなどハーブのニュアンスがあります。
樽育成由来のコーヒーやヴァニラの香りが複雑に調和します。
程よい酸としっかりとしたタンニンがバランスよく調和しています。
⑦マンズワイン/ソラリス千曲川 カベルネ・ソーヴィニヨン 2018
続いてご紹介するのは、長野県小諸市にあるマンズワインのソラリス 千曲川 カベルネソーヴィニヨン2018です。
長野県千曲川ワインバレー東地区に位置する上田市東山地区の自社管理畑のカベルネ・ソーヴィニヨンを使用しています。
1994年、マンズワインはこの地区でいち早くカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培を開始しました。
手作業で丁寧に収穫・選果・除梗を行い、ステンレスタンクで発酵、樽で約20ヶ月間熟成させました。
しっかりしたタンニンと、完熟した香り・果実味をあわせ持つワインです。
中心は赤色の濃い色調で、エッジにはわずかにレンガ色の熟成したニュアンスも見えます。
香りはたっぷりとした赤、黒系の果実に杉などのスパイシーさ、樽由来の香りが混ざり合い複雑さが感じられます。
アタックはスムースな口当たりの果実味で、中盤から後半にかけてカベルネ・ソーヴィニヨンらしい上質で豊かなタンニンが存在感を示し、充実した印象を受けます。
若いうちからも楽しめるスタイルのワインに仕上がっています。
⑧久住ワイナリー/久住シャルドネCatwalk Nightharvest 2021
続いてご紹介するのは、大分県竹田市にある久住ワイナリーの久住シャルドネCatwalk Nightharvest 2021です。
「CATWALK」という言葉には二つの意味があり、一つは猫の歩くような綱渡りの足場のこと。
2つめはファッションショーでモデルが歩くランウェイのことでもあります。
今回の受賞はこのチームで作ったワインが、久住の片田舎からランウェイまで届いたようで誇らしい出来事、素晴らしい社員達と今までご支援してくださった全ての方に感謝をいたします。
※詳細情報が出次第改めて投稿いたします。
⑨ドメーヌ・ボー/Aroma Chardonnay from Takayama Village 2022
続いてご紹介するのは、富山県南砺市にあるドメーヌボーのアロマシャルドネ フロム タカヤマビレッジ2022です。
長野県高山村にある「Aroma Chardonnay From Takayama Vill Sato fruits Farm」、佐藤果樹園産のシャルドネを使用したワインで、IWC2023で銀賞を受賞したワインです。
他園の買付ぶどうは通常ブレンド用に使用しますが、このぶどうの品質の良さ、特徴的な香りから単独での醸造、販売となったワインです。
心地よく甘やかな強い香りが特長ですが、芳香剤のような刺激はありません。
甘みはそれほど強くないもののふくよかさはあり、食前酒、食後酒に適した出来です。
ぶどうの時点で強い特長を感じさせることはそう多くなく、ワインを常飲される常連のお客様やワイン好きの方にもお話ししやすいストーリーを持った商品です。
⑩マンズワイン/ソラリス千曲川 シャルドネ 2022
続いてご紹介するのは、長野県小諸市にあるマンズワインのソラリス 千曲川 シャルドネ2022です。
小諸市大里地区の自社管理及び契約栽培畑のシャルドネを使用しています。マンズワインはこの地区でいち早く欧州系ぶどうの栽培を開始し、樹齢30年以上のものも多く含まれています。ステンレスタンクでゆっくりと発酵させ、その後もタンクで育成することによりクリアな味わいのワインに仕上がります。この土地のシャルドネの果実味、個性をストレートに表現しました。
香は抜栓と共に開いてきて、青いりんご、アカシアなどの白い花とそれらの蜜のニュアンスが広がります。
アタックは心地よい厚みのある果実味を感じ、さわやかな酸味がフィニッシュへと続きます。
涼しい成熟期間を過ごした透明感のあるシャルドネの魅力が素直に表れたワインです。
発売日は2023年9月です。
⑪久住ワイナリー/久住シャルドネCatwalk 2021
続いてご紹介するのは、大分県竹田市にある久住ワイナリーの久住シャルドネCatwalk 2021です。
くじゅう連山の中腹標高 850~900M の自社農園にて育った3種のクローンのシャルドネを混醸。
収穫タイミングと選果には特にこだわり、健全で黄金色の果皮の熟したシャルドネのみを使用したワインになります。
樽のニュアンスは抑制的に、高原ならではの美しい酸を生かしたエレガントなつくりにと、すべての工程で思慮しながら丁寧に作り上げました。
なおリリースは、2023年9月に販売を予定しております。
⑫シャトー・メルシャン/北信右岸シャルドネ リヴァリス2020
続いてご紹介するのは、シャトー メルシャンの北信右岸シャルドネ リヴァリス2020です。
長野県北部、礫を多く含む千曲川右岸地区産のシャルドネは、芳醇で複雑なアロマやミネラル感、しっかりとした骨格が感じられるワインになります。
『リヴァリス』とはラテン語で「川」を意味し、千曲川を挟んだ右岸・左岸のワインが高い品質で並んでいることに由来しています。
輝きのあるイエロー。
パイナップルや黄桃などの果実の香り、グレープフルーツなどの熟した柑橘、アカシアの蜜やヴァニラの香りが非常によく調和しており、華やかなワインです。
口中では豊かな酸とミネラルのニュアンスが感じられ、アフターを引き締めています。
⑬マンズワイン/ソラリス千曲川 ソーヴィニヨン・ブラン 2022
続いてご紹介するのは、長野県小諸市にあるマンズワインのソラリス 千曲川ソーヴィニヨンブラン2022です。
小諸市大里地区の自社管理畑のソーヴィニヨン・ブランを使用しています。香りを最大限に活かすため、早朝に収穫しすぐにワイナリーへ運んで仕込を行います。
ホールバンチプレス(除梗せずに房ごと搾ること)した果汁をステンレスタンクで発酵・育成しました。
年によってそのニュアンスを変えるソーヴィニヨン・ブランならではの豊かな香りと酸味が魅力的なワインです。
輝きのあるグリーンイエロー。ミント、レモンバーム、バジル、グレープフルーツ、ライムのような爽快感がある香り。
はっきりとした酸味はまるで新鮮なグレープフルーツをかじった時のようなジューシーな味わいを連想させます。中間からフィニッシュまで果実味と酸味のはっきりとした力強さが楽しめます。
辛口のシャルドネの凛としたきれいな輪郭に樽熟成による深み、厚みが付加されたワインとなります。
⑭北海道ワイン/鶴沼 ケルナー 2021
北海道ワイン株式会社 オフィシャルサイト(HOKKAIDOWINE Co.,Ltd.)
続いてご紹介するのは、北海道小樽市にある北海道ワインの鶴沼ケルナー2021です。
札幌から北北東に62km。 石狩川を眺める樺戸郡浦臼町「鶴沼」の南西向きの斜面に広がる、 日本でもっとも大きな447haの垣根式の葡萄畑は、まるで海外のワイン産地を思わせる自社農場「鶴沼ワイナリー」。
ケルナーはドイツで交配された葡萄品種で、北海道の気候に適した主力品種として知られています。
柑橘類のような爽やかな香り、綺麗な酸が溶け込んだボリューム感の広がる味わいが楽しめます。
限定醸造:2,700本
⑮北海道ワイン/おたる ゲヴュルツトラミネール 2019
続いてご紹介するのは、北海道小樽市にある北海道ワインのおたるゲヴュルツトラミネール2019です。
ゲヴュルツトラミネールは、フランス・アルザスでは高貴品種のひとつで、鶴沼ワイナリーでは1980年より根付いており、自社農場の歴史とともにある大切な品種です。
若いうちから十分に楽しめる酸のまろやかな白ワインとなります。
2019年ビンテージは、北海道浦臼町鶴沼の自社農場にて収穫した葡萄を100%使用し、傑作甘口白ワインとなりました。
豊かな酸味が心地よく、甘味とのバランスも秀逸で、しっかりとした骨格の芳醇な傑作甘口白ワインとなりました。
アペリティフやデザートワインとしてはもちろん、中華料理等のスパイシーな料理との相性も抜群です。
限定醸造 6,100本
⑯サントリーフロムファーム/塩尻マスカット・ベーリーA2019
続いてご紹介するのは、サントリーフロムファームの塩尻マスカット・ベーリーA2019です。
黒いちごや桑の実、ダークラズベリーのような黒い果実の香りにマスカットベーリーAらしい綿菓子やキャラメルなど熟した糖分を戦争させる香り。
むらさきの花のニュアンスと、樽熟成由来のヴァニラやクリームのトーンも香りに複雑さを与える。
やわらかなアタックと香り同様に膨らみを感じる豊かな果実味と塩尻らしさを感じる引き締まった酸味のメリハリのあるバランス感。
細やかなタンニンも心地よい、凝縮感のある味わいです。
⑰シャトー酒折ワイナリー/甲州ドライ 2022
続いてご紹介するのは、シャトー酒折ワイナリーの甲州ドライ 2022です。
シャトー酒折を代表するトップセラー商品で伊勢志摩サミットでも供され、様々なコンクールで受賞しているワインで品質はお墨付き。
色調は淡く透明に近いイエロー、香りは熟した和柑橘やパイナップルの香りを感じられます。
爽やかな印象ですが、温度が上がるにつれて白い花や梨、桃などの香りが現れます。
口に含むと穏やかな酸味と旨味が広がり、そのあとで瑞々しいジューシーを感じられます。
そして余韻は果実の酸味とほのかな甲州特有のほろ苦さがわずかに残りすっきりとした印象です。
温度の変化によって表情が変わるため、時間をかけて楽しみいただけます。
⑱勝沼醸造/大久保 J.S 2022
続いてご紹介するのは、山梨県甲州市勝沼にある勝沼醸造の大久保 J.S 2022です。
売店限定販売商品である大久保 J.S 2022は実験的な試みをした売店の少量生産商品です。
山梨県笛吹市御坂町金川原字大久保の甲州ぶどうを使用。
発酵前の果汁を澱と長時間接触させたことで柑橘・桃・白い花のような香りを感じられます。
また、ワイン本来のバランスを損なわないようにアラメのフィルターをかけて瓶詰めしました。
⑲盛田甲州ワイナリー株式会社/シャンモリ 柑橘香 勝沼甲州2022
続いてご紹介するのは、山梨県勝沼町にある盛田甲州ワイナリーのシャンモリ 柑橘香 勝沼甲州 2022です。
前年のヴィンテージは日本ワインコンクール2022で甲州部門最高賞・コストパフォーマンス賞を同時受賞したワインになります。
畑は勝沼町岩崎地区で、標高は400mと高く、東側には山々がそびえ、川沿いは冷涼な風が流れ込みます。ボルドー液散布を低減し早期収穫を行い、柑橘香の特徴を引き出しています。
レモンやグレープフルーツのような爽やかな香りが醸し出されており、引き締まった酸味が印象的な、すっきりとした飲み口が特徴の辛口白ワインです。
⑳マルス山梨ワイナリー/シャトーマルス 穂坂甲州樽発酵2022
続いてご紹介するのは、山梨県笛吹市にあるマルス山梨ワイナリーの穂坂 甲州 樽発酵2022です。
山梨県韮崎市穂坂地区は、三角形をした甲府盆地の北西側の角から立ちあがる広大な茅ヶ岳山麓に位置する、県内を代表するワイン醸造用葡萄の産地です。
穂坂産甲州種のフリーラン果汁を、樽で発酵・熟成させることにより、清涼感のある果実香を、しっかりとしたボディ感のある味わいが特徴の辛口ワインを醸造しました。
マルスワインの技術に裏付けられたプレステージ・クラスの逸品です。
一房、一房丁寧に選別された完熟葡萄を除梗・破砕を行い、果汁清澄したフリーラン果汁をフランス産小樽にて発酵、徹底した発酵温度管理を行う。
7ヶ月のバトナージュを行い熟成後、瓶詰したワインとなります。
㉑蒼龍葡萄酒/シャトーソウリュウ日川渓谷 甲州樽発酵 2022
続いてご紹介するのは、山梨県甲州市勝沼にある蒼龍葡萄酒のシャトー蒼龍・日川渓谷・甲州樽発酵 2022です。
日川渓谷は勝沼町を東西に流れる清流。
その日川渓谷沿いにある自社畑(1899年創業当初より所有する自社畑)で収穫された葡萄で醸造したワイン。
砂礫土壌から収穫される葡萄は香り高く、ふくよかなワインを生み出します。
グレープフルーツのような柑橘系の香りと樽由来の焙煎香、優しく凛とした酸、厚みのある味わい、バランス感有る辛口白ワインに仕上りました。
㉒白百合醸造株式会社/ロリアン 甲州樽発酵 2022
続いてご紹介するのは、山梨県甲州市勝沼にある白百合醸造のロリアン 甲州樽発酵2022です。
山梨県産ぶどう100%使用のワインで小樽で発酵後、7ヶ月のシュール・リーを行いました。
和柑橘の香りとバランスの良い樽香で酸味が口中に広がるふくよかなワインに仕上がっています。
天ぷら、お寿司、焼き魚など和食全般と良く合います。
限定1,973本のワインとなります。
㉓広島三次ワイナリー/TOMOÉ デラウェア2022
続いてご紹介するのは、広島県三次市にある広島三次ワイナリーのTOMOE デラウェア2022です。
完熟したデラウェアを使用し、白桃、洋ナシなど華やかな香りにほのかな甘みを感じさせる口当たりです。
薄緑色がかった明るい黄色、採れたての果実を思わせるフレッシュな香り。
ジューシーで爽やかな酸味がバランスよくまとまった味わい。
カルパッチョ、魚介系料理などあっさりとした家庭料理と楽しめるワインです。
㉔天橋立ワイン/ナイヤガラ やや甘口2022
続いてご紹介するのは、京都府にある天橋立ワインのナイヤガラ やや甘口2022です。
生食用ぶどうのナイヤガラを使用し、冷凍果汁仕込みで仕上げたやや甘口のワインです。
トロピカルでフルーティ-な香りと果汁の優しい甘さが特徴の特別仕様のワインです。
㉕北海道ワイン/北島ヴィンヤード ノーブルロット ケルナー 2019 (極甘口)
続いてご紹介するのは、北海道小樽市にある北海道ワインの北島ヴィンヤード ノーブルロット ケルナー 2019です。
北海道余市町北島農園のケルナー種の畑から貴腐化した房を選んで収穫し醸造。芳醇な果実の風味と蜜を思わせる濃厚な甘み、程良い酸味のバランスが良く取れ、豊かながら清涼感を失わない魅力あるデザートワイン。
限定醸造510本で売店限定です。
㉖大浦葡萄酒/アイススウィートスチューベン2018
続いてご紹介するのは、山形県南陽市にある大浦葡萄酒のアイススウィートスチューベン2018です。
芳香と甘い味覚で親しまれている黒ぶどう“スチューベン”。
その甘いスチューベンの果汁を、更に糖度を上げる為凍結させ水分を除去し、とろりとした蜜のような果汁を得て発酵させました。
スチューベン独特の華やかな芳香と優雅な甘味が特長のデザートワインに仕上がりました。
㉗サントリーフロムファーム/津軽 シャルドネ&ピノ・ノワールスパークリング2020グリーンエティケット
続いてご紹介するのは、サントリーフロムファームの津軽シャルドネ&ピノ・ノワール スパークリング 2020です。
津軽で地元栽培家と共に畑からぶどうと向き合い、ワインづくりの挑戦を重ねるなかでつくりあげたワインは糖度と酸度のバランスがとれた、スパークリングワインに適したぶどうへと育つように収穫時期を見定め、香りや味わい等ぶどうの特長に応じた醸造を行って、最適なバランスでブレンドすることで、青りんごのような爽やかな香りと豊かな酸味が特長のスパークリングワインが仕上がりました。
中味は、青りんごやグレープフルーツのような爽やかな香り、口に含むとなめらかに広がるりんごのような果実感と落ち着いた酸味が特長です。
泡立ちが細やかな辛口スパークリングワインです。
パッケージは、津軽から世界に誇る瓶内二次醗酵スパークリングワインを生み出す夢に向けたつくり手の挑戦の記録をイメージしていただけるように、手書きノート風ラベルをデザインしました。
㉘飛鳥ワイン/飛鳥 スパークリングシャルドネ2020
続いてご紹介するのは、大阪府羽曳野市にある飛鳥ワインのスパークリング シャルドネ 2020です。
2020年自社農園収穫シャルドネ種を100%使用し、瓶内ニ次醗酵による本格的なシャンパーニュ方式で造られたスパークリングワインです。
グレープフルーツのような柑橘系の香り、深みのある味わいとしっかりとしたボディ、ミネラル感と穏やかな酸味が心地よい喉ごしです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
素晴らしい個性、性格、複雑さを持つワインとして評価されたことで、日本ワインも世界に誇ることの出来るワインが毎年リリースされていることがわかるのではないでしょうか。
是非この機会に日本ワインも飲んでみてはいかがでしょうか。
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酒屋さんに行ったけど、
探しているワインが見つからない!
どんなワインを選んでいいかわからない!
というあなたにワインを選ぶ際におすすめの方法は3つです。
①「ジャケ買い」ならぬ「ラベル買い」
CDを買う際にはおなじみの買い方です。
最近では、ラベルのかわいいラベルやデザインにこだわったワインも増えているので初めての方にはお勧めです。
②金賞を受賞したワインを選ぶ
ラベル買いだと美味しいワインじゃない可能性がある!と思われる方には、品評会で評価されたワインはいかがでしょうか。
日本または世界のワイン関係者が基準を基に選んだワインになりますので、客観的にみてもいいんではないでしょうか。
また選ぶ人が品評会によって異なるので、例えば女性が選んだワインもあるので客観的に見る上では一番いい選び方だと思います。
「でも品評会で選ぶと言ってもどんな品評会があるかわからない…」と思う方も多いと思います。
そんな方に参考の記事はこちらから↓
③とにかくいいワイン!
何でもいいからとにかく美味しいワインが飲みたい!と思った方には、もう高級なワイン一択でしょう。
高級なワインは、それぞれのワイナリーがその年で一番自信のあるワインをボトルに入れているので間違いありません。
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