みなさんは日本ワインを飲んでますか?
日本ワインを探して日々ワイナリーや酒屋さん、飲食店さんに伺っては投稿を続けてついに600軒。
これからも日本ワインのあるところについて地図にまとめて行きますので、ぜひ活用して頂ければ幸いです。
日本ワインとは…日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で造られたワインの事を指します。
さて今回ご紹介するのは、大阪府羽曳野市駒ヶ谷にある「河内ワイン」です。
近鉄南大阪線「駒ヶ谷駅」より徒歩約8分ほどの場所にあるワイナリーで、ワイン館の様子についてはこちらで投稿しておりますのでご確認いただけると嬉しいです。
一体どんなワイナリーなのか、さっそく見ていきたいと思います。
こんな人におすすめ
・大阪周辺でワイナリーをお探しの方
・ワインの試飲やワイナリー見学をしたい方
・大阪観光をしたい方
河内ワインとは?
“和飲”を、つくる。
河内ワイン | 会社案内 (kawachi-wine.co.jp)
会話に花が咲く一杯。大切なひとに贈る一本。
人生に喜びや楽しさを添えるワインには、時を和ませ、心を和ませる力があります。
「ワインとは、“和飲”である。」それが、創業以来80年の時を超えて、わたしたちが辿り着いた答えです。
大阪という豊かな食文化に育まれ、河内駒ヶ谷という土地と歩んできた歴史。
それは、樽のなかでワインが熟成していくように、さまざまなひとたちの想いで育まれた“繋がりの歴史”でもあります。
地元の葡萄農家、醸造職人、そして河内ワインを愛する皆様。
河内の土地と人間に育てられたワイナリーだからこそ、西洋のワインを追い求めるのではなく、ここでしか作れない葡萄酒をつくりたい。
そして、日本の家庭料理にも気軽に寄り添え、ひととひとをつなぐ家族のような一杯を届けたい。
そんな想いを胸に、1世紀という新たな未来へ向けて、河内ワインは歩み続けていきます。
平成8年に株式会社河内ワイン設立となったワイナリーですが、実はかなり昔から歴史のあるのがこの河内ワインです。
創業以来80年続く大阪で歴史のあるワイナリーとなります。
外観からもその雰囲気を感じるのではないでしょうか。
ちなみにこの河内ワイン館が出来たのは平成9年のことです。
明治時代から果実栽培に適した地域として羽曳野地方でぶどう栽培が始まり、昭和初期にはぶどう栽培が全国で1位をしめました。
しかし昭和9年に起きた室戸台風でぶどう棚に甚大な被害を受けたことで、創業者金銅徳一さんが農業振興策としてワインづくりを提案したことで現在に至るきっかけが生まれました。
ワイナリー見学に参加してみよう!
河内ワインでは毎日ワイナリー見学(有料)で受け付けております。
スタッフの方による工場見学で試飲付き(10種類程度)、所要時間約1時間半で参加できるので気軽に申し込みをしてほしいところです。
ちなみに社長や専務に案内頂けるパターンもあるらしいです。
開始時間は14時からなので時間までにカウンターまで来ましょう!
そうすると案内いただけるのは、醸造施設の入り口です。
この扉と壁に使われているのは使わなくなった樽の廃材をリサイクルしています。
味があっていいですね。
扉の中へ入っていくと…
樽の上のワインボトルがお出迎え。
右側が入り口となります。
中に入るといろいろな醸造機械が保管されております。
醸造シーズンになるとぶどうの搬入があったり仕込みをしたりで忙しくなりますが、伺った時期は4月でしたので稼働はしておりませんが、ステンレスタンクには昨年仕込んだワインが貯蔵されてます。
河内ワインの大きな特徴といえばこの緑のタンクに仕込まれているお酒。
これは梅酒です。
実はこの河内ワインの近くには、梅酒の大手「チョーヤ梅酒株式会社」があり、その昔チョーヤ梅酒株式会社の社長が河内ワインに来て梅酒の造り方を聞いたという話があります。
現在では世界的な会社になったCHOYAとの関わりについてもうかがい知れます。
そして歴史を感じられるアイテムも醸造所に飾られております。
これは当時の大樽を掃除する際には、この樽の入り口を通れなければならなかったという名残として残っております。
…おそらく通れないなぁ。
当時使われていた大樽は現在は廃材として再利用されており、醸造所内にはおしゃれにリノベーション。
当時の圧搾機もそのまま飾られております。
歴史を感じながら河内ワインについて触れることが出来ますね。
さらに奥に進んでいきましょう!
さらに奥に進むと醸造所施設内とは思えないくらいおしゃれな空間にたどり着きます。
奥には河内ワインで販売しているワインがずらりと並んでおります。
これは王道の「金徳葡萄酒 -SERIES」のラインナップ。
その隣には新たな挑戦をする際に用いられる「KIEI-SERIES」です。
KIEI-SERIESの他、フラッグシップワインである「KONTOKUYA-SERIES」も飾られております。
こうやって見るとラインナップが多彩です。
また河内ワインの特徴でもある梅酒もずらりと並んでおります。
王道の梅酒から黒糖梅酒、ブドウ果汁をブレンドした梅酒などさまざまラインナップがあり、特に印象的なのがG20サミット晩餐会提供のゴールデンパーティでしょうか。
黄金に輝いているようです。
そのほかにも気になる点があると思いますのでぜひとも河内ワインに行って確認してみてください。
ワイナリーの畑を観よう!
ワイナリーの畑は河内ワイン館から目と鼻の先にあります。
そんな目と鼻の先にあるのが金銅農園です。
手前はシャルドネの畑で
奥がメルロー畑となります。
その奥にあるのがデラウエアの畑になります。
自社で栽培している畑もワイナリー見学の際にみることが可能です。
最後に河内ワイン館に戻って試飲しよう!
そして最後には10種類ほどのワインを試飲させてくれます。
王道のデラウエアから
創業85周年・86周年記念でリリースされた「ANNIVERSARY-SERIES」、
G20サミット晩餐会提供のゴールデンパーティも飲めます。
ぜひとも大阪に来たら観光として来てもらえると嬉しいです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
大阪の中でもワイナリー見学や試飲などを比較的受け入れてくれるので大阪観光先として前日・当日でも行きやすい場所です。
ぜひお近くに来られた際には訪れてみてはいかがでしょうか。
河内ワインの詳細情報
住所:〒583-0841 大阪府羽曳野市駒ヶ谷1027
電話番号:072-956-0181
営業時間:平日 10時00分~18時00分
土日祝 9時00分~18時00分
定休日:年末年始
ほしいワインがどうしても見つけられない方は…こちら。
酒屋さんに行ったけど、
探しているワインが見つからない!
どんなワインを選んでいいかわからない!
というあなたにワインを選ぶ際におすすめの方法は3つです。
①「ジャケ買い」ならぬ「ラベル買い」
CDを買う際にはおなじみの買い方です。
最近では、ラベルのかわいいラベルやデザインにこだわったワインも増えているので初めての方にはお勧めです。
②金賞を受賞したワインを選ぶ
ラベル買いだと美味しいワインじゃない可能性がある!と思われる方には、品評会で評価されたワインはいかがでしょうか。
日本または世界のワイン関係者が基準を基に選んだワインになりますので、客観的にみてもいいんではないでしょうか。
また選ぶ人が品評会によって異なるので、例えば女性が選んだワインもあるので客観的に見る上では一番いい選び方だと思います。
「でも品評会で選ぶと言ってもどんな品評会があるかわからない…」と思う方も多いと思います。
そんな方に参考の記事はこちらから↓
③とにかくいいワイン!
何でもいいからとにかく美味しいワインが飲みたい!と思った方には、もう高級なワイン一択でしょう。
高級なワインは、それぞれのワイナリーがその年で一番自信のあるワインをボトルに入れているので間違いありません。
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