みなさんは日本ワインを飲んでますか?
日本ワインを探して日々ワイナリーや酒屋さん、飲食店さんに伺っては投稿を続けて、ついに500軒を超えました。
日本ワインのあるところについては地図にまとめてますので、ぜひ活用して頂ければ幸いです。
日本ワインとは…日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で造られたワインの事を指します。
さて今回ご紹介するのは、2021年9月30日~10月13日まで新宿京王百貨店で開催中の「秋のワインフェア」の「日本ワイン日替り販売会」です。
「日本ワイン日替り販売会」 の概要については、こちらで投稿しておりますのでぜひ見てみてください。
そんな中で今回は、10月8日に開催された「高畠ワイナリー」について紹介して行きたいと思います。
こんな方におすすめ
・新宿周辺で日本ワインをお探しの方
・日本ワインを飲んで日本を応援したい方
・試飲をしながら、ワインを選びたい方
・高畠ワイナリーのワインについて知りたい方
10月8日高畠ワイナリーの紹介
高畠ワイナリーについて
https://www.takahata-winery.jp/
高畠町は県内でも南部に位置し、南は福島県、東は宮城県に隣接する自然豊かな町です。高畠町は、稲作を始め「ぶどう」「ラ・フランス」など農業が盛んに行われており、中でも食味コンクール等で上位入賞をしている「上和田有機米」は、全国的にも認められたブランド米です。高畠ワインでも使用しているシャルドネ品種、デラウェア品種に関しては市町村単位では全国一の出荷量を誇り、高畠町は有機農法の先駆地として多くの方に知られています。
また、高畠ワイナリーへのアクセスの便利なJR高畠駅には山形新幹線も停車し、全国でも珍しい「温泉」のある駅としても有名です。町内には、日本三文殊の亀岡文殊堂、犬や猫を祀る「犬の宮」「猫の宮」、童話でお馴染みの浜田広介記念館など、多くの名所、旧跡が点在しており、毎年多くの観光客で賑わいを見せます。映画「スウィングガールズ」のロケ地としても知られており、今も多方面から注目を集める山形県最大の「町」です。
ぜひ気になったら、山形県にある「高畠ワイナリー」にも訪れてみてほしいですね。
今回のワインのラインナップ
2021年高畠町産のデラウェアを使用。デラウェアの甘酸っぱさをそのまま生かした、爽やかな味わいのやや辛口の新酒ワインです。
2021年高畠新酒デラウェア【辛口】720ml | クラブ高畠ワイナリー (takahata-winery-club.com)
2021年高畠ワイナリーからリリースされた新酒で発売は10月9日。
すっきり辛口です。
何より手に取りやすい価格。
2021年山形県高畠町産のデラウェアを使用。デラウェアの風味そのままの香りと味わいをお楽しみいただけます。甘口の新酒ワインです。
2021高畠新酒デラウェア【甘口】720ml | クラブ高畠ワイナリー (takahata-winery-club.com)
2021年高畠ワイナリーからリリースされた新酒で発売は10月9日。
こちらは甘口。
ぶどうの甘味を感じられるのでワインが苦手な方におすすめのワイン。
デラウェアの風味そのままのフルーティな香りとフレッシュな味わいが気泡とともに華やかに広がる、出来立てのスパークリングワインです。
2021高畠新酒スパークリング デラウェア 750ml | クラブ高畠ワイナリー (takahata-winery-club.com)
2021年高畠ワイナリーからリリースされた新酒で発売は10月9日。
スパークリングワインをこの価格で買えるのは本当にありがたい。
特に今年は、ワインにするためのぶどうの質が、昨年より良かったとのことですので、おすすめです。
淡いレモンイエローの中に、繊細な気泡が持続的に立ち上がります。
嘉-yoshi-スパークリング シャルドネ 750ml | クラブ高畠ワイナリー (takahata-winery-club.com)
柑橘系や白い花のような華やかな香り、
豊かなうまみをともなう酸を感じられるすっきりとした味わいは、
和洋中問わずさまざまな、お食事と合わせていただけるスパークリングワインです。
高畠ワイナリーのスパークリングワインと言えばこれ。
今回試飲はありませんでしたが、1000円台で買えるスパークリングワインとして紹介したこともあるワインなのでやはりこのワインは、間違いがありませんね。
リースリング・フォルテ種とは 日本固有のぶどう品種である「甲州三尺」と、欧州系品種「リースリング」の交配により生まれた品種です。
2018年高畠ジャパネスク リースリングフォルテ 720ml | クラブ高畠ワイナリー (takahata-winery-club.com)
ドイツなどで盛んに育てられている白ワイン用のぶどう品種「リースリング」の成熟の遅さと、収穫量の不安定さなどを改良する目的で開発されました。
フレッシュな果実の香りが楽しめるのが特徴です。
山形県の中心部「村山地区」には、契約栽培農家3軒。
その畑で収穫されたリースリングフォルテを使用し、果実の風味を存分に引き出しました。
優しい口当たりで飲みやすく爽快な風味と気品ある余韻をお楽しみください。
ジャパネスク ベーリーズブレンドは日本固有の品種であるぶどうで造られたワインのシリーズ。
リースリングと甲州三尺の交配品種である「リースリングフォルテ」100%で醸造されたワインです。
リースリングよりも甲州のニュアンスが近いので、和食にある味わいです。
「赤おに」が座る『フニクラーレ』(登山列車)が欲しいくらい、急斜面に位置しています。
2018 高畠フニクリ・フニクラ・デ・木村シャルドネ 750ml | クラブ高畠ワイナリー (takahata-winery-club.com)
そのため水はけがよく、ぶどうの生育に理想的な負荷をもたらすテロワール(=ぶどうを取り巻く自然環境)が生む、凝縮された風味のシャルドネが収穫されます。
この中でも、より凝縮したぶどうだけを厳選し、
・破砕時には十分なスキンコンタクト(=果皮と果汁を一定期間低温で接触させ、香り成分を果汁に移すこと)、
・フレンチオークの小樽での樽醗酵を実施
・10か月間のシュール・リー(=醗酵終了後の酵母の滓とともに寝かせ、滓のうまみ成分をワインに溶け込ませる)を行いました。
2018年は仕込んだ樽すべてをブレンドして作り上げた過去4年間の成果です。
木村シャルドネ特有の、熟度の高い凝縮した味わいが樽熟成と融合し、新樽からくるスモーキーな味わいと、とろけるような口当たりでミネラル感たっぷりな味わいに仕上がりました。
今回販売されたシャルドネは2種類。
それぞれ醸造工程が異なるようで、高畠フニクリ・フニクラ・デ・木村シャルドネは発酵方法を赤ワインの方式で行ったため、冷やすのではなく赤ワインと同様に常温で飲んでほしいワインです。
⑦高畠ラ・クロチュア・エレクトリック・エン・上和田シャルドネ
上和田地区は、標高の高いぶどう産地の為、山の麓に面しております。
2018 高畠ラ・クロチュア・エレクトリック・エン・上和田シャルドネ 750ml | クラブ高畠ワイナリー (takahata-winery-club.com)
そのため、熊などの動物が山から下りてきて、ぶどうを食べてしまいます。
これを防ぐべく、ぶどう農家の皆さんは電気牧柵を使用し、上和田の大自然で育ったぶどうを守っています。
そんな大切に育ったシャルドネの中からより凝縮したぶどうだけを選び、
ぶどうの破損時には十分なスキンコンタクトを行い、
フレンチオーク樽の小樽での樽発酵をし、10か月間のシュール・リーを行いました。
一方の高畠ラ・クロチュア・エレクトリック・エン・上和田シャルドネは、フレンチオーク樽で樽発酵した上で、シュールリーを行ったため、温度が低い方がさわやかさを感じられるので冷やすのがおすすめです。
山形県産のベーリー・アリカントA種、マスカット・ベーリーA種、ブラッククイーン種のブレンドが織り成す、凛とした和の味わいの中に、濃厚な赤い果実の華やかな香り広がります。
2018高畠ジャパネスク ベーリーズブレンド 720ml | クラブ高畠ワイナリー (takahata-winery-club.com)
そして、樽熟成由来のまろやかさと奥行きのあるボリューム感をお楽しみいただけます。
“Japanesque”を表現するラベルの両端を彩る葡萄の赤いシルエットは漆塗りをモチーフにしています。
ジャパネスク ベーリーズブレンドは日本固有の品種であるぶどうで造られたワインのシリーズ。
こちらは、山形県産のベーリー・アリカントA種、マスカット・ベーリーA種、ブラッククイーン種のブレンドということで、ベーリーアリカントが前に出てくる品種です。
しょうゆベースの味付けの和食との相性が良いです。
契約栽培農家「新江洋一」氏の、小粒で熟度の高いカベルネ・ソーヴィニヨンをベースロットに、メルローとプティ・ヴェルドも高熟度のものを小仕込みし、フレンチオークの小樽で23ケ月熟成させました。
2017 高畠マジェスティック ローグル・ルージュ 赤おに 750ml | クラブ高畠ワイナリー (takahata-winery-club.com)
2017年は収穫期の天候に恵まれ、非常に高い糖度のぶどうを得ることができました。
明るく華やかな香りに新樽由来のトースト香が加わり、さらにしっかりとした骨格と、力強いタンニンを感じることができる、深みのあるワインです。
今後赤ワインに力を入れたい高畠ワイナリーの自信作。
DWWA(デキャンター・ワールド・ワイン・アワード)2021でゴールドを受賞したワイン。
評価も非常に高いです。
シャルドネやデラウェアの評価の高い高畠ワイナリーが、今後自信を持ってリリースしていくシリーズという事でぜひチェックしておきたいワインです。
特に2019年ヴィンテージは本当に良いようですので要期待です。
日本一の生産量を誇る高畠町の有核(種あり)デラウェアぶどうを使用。
有核デラウェア 氷結しぼり 500ml | クラブ高畠ワイナリー (takahata-winery-club.com)
収穫後、即座に凍結されたものを時間をかけ、ゆっくり解凍しながら搾汁し、糖分が高く濃厚な果汁を抽出する『クリオエクストラクション(凍結搾汁法)』を採用しております。
濃縮感と糖度を求めるために、ブドウ一房あたりの果汁の量を徹底的に犠牲にした大変贅沢なプロセス、その果汁を低温で長期間醗酵することで更なるエレガントな香りを実現させています。
アプリコット、熟した白桃、ドライフルーツ、ハチミツを思わせる凝縮感溢れる香りと、自然な恵みがもたらす上品な甘さをご堪能ください。
そして最後に提供頂いたのは、デラウェアではめずらしい種ありのデラウェアを醸造して造られた甘口ワインです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
この投稿を見て、高畠ワイナリーのワインに興味を持って頂けると幸いです。
京王百貨店新宿店の詳細情報
住所:〒160-8321 東京都新宿区西新宿1丁目1−4
営業時間:10時00分~20時00分
電話番号:03-3342-2111
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