みなさんは日本ワインを飲んでますか?
日本ワインを探して日々ワイナリーや酒屋さん、飲食店さんに伺っては投稿を続けて、ついに600軒。
これからも日本ワインのあるところについて地図にまとめて行きますので、ぜひ活用して頂ければ幸いです。
日本ワインとは…日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で造られたワインの事を指します。
さて今回伺ったのは、杉並区永福町にある「松坂屋酒店」です。
以前ご紹介したこともある松坂屋酒店さん、外観はどうみてもコンビニで試飲会をやっているとのことでしたので参加することにしました。
今回の試飲会の詳細
ご無沙汰しております。緊急事態宣言も解除され少しずつ日常が戻りつつあります。まだコロナ終息には至っていませんが、うまく付き合う事で停滞している経済を回し、新しい価値を生み出していければと思います。以前のようにはいきませんが3密を避け、個々の自己管理の元に、笑顔になれるような会に出来ればと思います。
今回は1時間区切りの入れ替え制で行います。当日参加も大丈夫ですが、ご予約優先と致しますので、参加を検討されている方は、希望の時間帯をご連絡下さい。こちらからの返信メールにて参加確定となります。
【日時】
6月28日 日曜日
13時~14時 定員となりました
14時~15時 定員となりました
15時~16時 定員となりました
16時~17時 定員となりました
【場所】
杉並区和泉3-46-7
松坂屋酒店 店内
03-3323-2266
【試飲ワイン】
新着を中心に6~10種類程
【参加費】
会費2000~2500円位
試飲会は、
・除菌ジェルで消毒
・テーブル除菌
・隣の方と透明のビニールシートでコロナ対策バッチリ。行っての開催となります。
ワインも10種類を頂けました!1時間制で時間が来ると交代となりますがゆったり空間でワインを楽しむことが出来ます。
本日のワインリスト
全10種類で購入可能なのは1~5です。
やはり北海道のワインはなかなか購入が難しいですね。
早速頂いたワインを紹介して行きましょう。
SOU 霜 WHITE/98wines
HPを参照すると、
「甲州を100%使用した辛口の白ワイン。グレープフルーツのような柑橘の香りに、白檀や木造の古い家屋を思わせるようなスモーキーなニュアンス。しっかりとした酸味がワインのストラクチャーを引き締めほんのりと感じる渋みが心地よいワインです。」
とのこと。
木のテーブルの色合いが近い。酸がしっかりあります。余韻が長く、楽しめる。青りんごのニュアンスが強いかな。おそらくシュールリー製法。味わいを感じます。
SOU 霜 ROSE/98wines
HPを参照すると、「海外でロゼワインブームが起きるほど人気や評価が高まっている中、98WINEsでは新しい可能性を見出し、辛口で食中酒として飲み続けられるそんなロゼをラインナップの柱としています。甲州とマスカット・ベーリーAを徐梗せず全房で発酵させたロゼです。複雑さを伴った見事な辛口に仕上げました。マスカット・ベーリーAの香りや特徴が綺麗に出ており、バランスもよし。」
セパージュは、マスカットベリーA50%、甲州50%。キャンディ香に少しポテトチップスのような香ばしい感じも。味わいは余韻はほどほどで料理に合せやすい。この価格なら買いです。
NOGI 芒 RED/98wines
HPを参照すると、「フレンチオーク(フランソワフレール)にて8か月。澱引きを一切せず、シュール・リーにして熟成。ブラックベリー、レッドカラント、コンポートのような濃密な味わいと紅茶の風味、そしてシルキーでダイナミックなタンニンと長い余韻が特徴です。理想的には半年から一年以上寝かせてからお飲みいただく事をお勧めしております。」とのこと。
抜栓直後はベリーA感は少なめ。カベルネソービニヨンの土感があります。カシス感とマスカットベリーAの味が溶け込んでいる。時間による経過が面白い。マスカットベリー感出てきますね。熟成が進んだらさらに美味しくなると考えるとポテンシャル高いよなー。
胎内高原ワイナリー ヴァン・ペティアン・ロゼ2019
Facebookの記載を転用すると、
栽培地 : 新潟県胎内市(自園産 100%)
標高 : 約250m
地形 : 南西斜面
地質 : 泥岩、花崗閃緑岩
土壌 : 粘土質(礫混じり)
品種 : ツヴァイゲルト 50%、メルロー 50%
酸化防止剤 : 不使用(サンスフル)
(亜硫酸塩)
年間900本限定のロゼワインだそうです。色合いが薄いピンク色でかわいらしいです。泡とありますが、すごく強い泡ではないです。辛口のロゼなので食前でも食中でも食後でもいいですね。
胎内高原ワイナリー メルロ2015
Facebookの記載を転用すると、
栽培地 : 新潟県胎内市(自園産 100%)
標高 : 約250m
地形 : 南西斜面
地質 : 泥岩、花崗閃緑岩
土壌 : 粘土質(礫混じり)
品種 : メルロー 100%
デキャンタか抜栓後数時間は置いておいた方がいいですね。試飲の際はまだ固くもう少しなじませておく必要がありました。結構しっかりボディ。
宇都宮ヴィンヤード ヲソキナイノルビー
浦臼町・晩生内(おそきない)の宇都宮ヴィンヤード。10Rワイナリー委託醸造のワインです。前のヴィンテージとは異なりすぐ飲みでもよいワイン。ブラックベリーの色合い。少しやまぶどうの酸がありそうな香り。味わいはキイチゴ・カシスのような。やまぶどうの独特の味わいが出てきます。酸は強め。
ノラポンブラン2019/農楽蔵
HPを参照すると、「私たちが葡萄と向き合い「北海道の個性はああだ、こうだ」(フランス的に言えばAOC北海道)を考えて造ったワインです。
農楽蔵らしさもありつつ、その中でも「北海道らしさ」を追求しています。ある程度イメージが固まっているので、毎年コンスタントに同じイメージで造っていこうと思います。北海道らしい溌剌とした酸をもちつつ、赤はノラルージュより味わいの骨格がしっかりしたもの(とは言え、濃くはありません)、白と泡はアロマティックな辛口です。」とのこと。
ナチュールワイン。ナチュールの香が少しありますが、これがワインの味に溶け込んでいい調和をしています。これは思っているより印象が良かった。
ノラポンブラン2018/農楽蔵
こちらは、2018ヴィンテージ。落ち着いていた印象。グレープフルーツをぎゅっと絞った感じ。酸は少し強め。色合いはむしろこちらの方が透明です。
アッチブラン キュヴェ18/ドメーヌ・アツシスズキ
Facebookの投稿を参照に、「このキュヴェは発酵の途中でスタックしてしまった樽が何樽かあった為(しかも全て新樽…)、アッチブランにはブレンドせず、より酒質を安定させるために18ヶ月間そのまま樽で熟成させました。
ケルナー100%です。しかし、今はケルナーらしい香りは控えめで樽香がちょっと強めですが樽負けはしていません。ボリュームもあり長い熟成期間から来る蜜っぽさ。ひと味違うアッチブランという感じです。残糖があるため王冠で栓してありますが酸もあるためそこまで甘さは気になりません。」とのこと。
発酵が途中で止まったワインを瓶詰めしたワイン。樽発酵とステンレスをブレンドしてます。はちみつに似た香り。味わいもデザートワインを思わせる甘味を感じます。残糖があるそうなので再発酵しても良いようになっている様子です。これは、甘さがくどくないのでこれはこれで美味しいです!
アッチブラン/ドメーヌ・アツシスズキ
こちらのセパージュは、ケルナーとミュラートゥルガウ、バッカス。キュヴェ18と打って変わって心地良い酸とケルナーやミュラートゥルガウの味わいを感じます。グレープフルーツ感強めながら、少しバッカスの華やかさあります。バランスの取れたワインでいいですね。
しかし今回見返すと試飲会のワインは普段なかなか頂けないワインが多かったですね。ワインはどれも美味しく頂きました。こういう生活が今後もつづきますように。
最後に
いかがでしたでしょうか。
日本ワインの試飲が出来るコンビニ、人気のイベントなので気になる方は是非公式facebookを確認いただけますと幸いです。
松坂屋酒店の詳細情報
住所:〒168-0063 東京都杉並区和泉3丁目46−7
電話番号:03-3323-2266
松坂屋酒店のHPはこちら
以前の投稿はこちらから。
ほしいワインがどうしても見つけられない方は…こちら。
酒屋さんに行ったけど、
探しているワインが見つからない!
どんなワインを選んでいいかわからない!
というあなたにワインを選ぶ際におすすめの方法は3つです。
①「ジャケ買い」ならぬ「ラベル買い」
CDを買う際にはおなじみの買い方です。
最近では、ラベルのかわいいラベルやデザインにこだわったワインも増えているので初めての方にはお勧めです。
②金賞を受賞したワインを選ぶ
ラベル買いだと美味しいワインじゃない可能性がある!と思われる方には、品評会で評価されたワインはいかがでしょうか。
日本または世界のワイン関係者が基準を基に選んだワインになりますので、客観的にみてもいいんではないでしょうか。
また選ぶ人が品評会によって異なるので、例えば女性が選んだワインもあるので客観的に見る上では一番いい選び方だと思います。
「でも品評会で選ぶと言ってもどんな品評会があるかわからない…」と思う方も多いと思います。
そんな方に参考の記事はこちらから↓
③とにかくいいワイン!
何でもいいからとにかく美味しいワインが飲みたい!と思った方には、もう高級なワイン一択でしょう。
高級なワインは、それぞれのワイナリーがその年で一番自信のあるワインをボトルに入れているので間違いありません。
コメント
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[…] 最大の特徴は、月1回開催される希少なワインを試飲できる試飲会が開催されることです。とても人気でFacebookで開催情報をアップするとすぐに定員になってしまいます。気になる方はFacebookでいいね!をすると情報を確認出来るようになります。試飲の様子はこちらから。 […]
[…] 日本ワインを探しにいろいろな場所の酒屋さんへ伺う事が多いですが、今回訪れたのは以前松坂屋酒店の試飲会に参加するために訪れたことのある、永福町という街にある酒屋さんです。 […]