ワイナリー巡り、初日最後は山梨市牧丘町にある三養醸造。
ラベルのイメージは、「ネコ」というイメージの強いワイナリーですが実際はどうなのでしょうか。
三養醸造とは
昭和8年ごろに初代社長の山田八十八が創業しました
www.fruits.jp/
三養醸造の名前の由来は宋代の有名な詩人
蘇東坡の漢詩 三養訓から
安分以養神
寛胃以養気
省費以養財
「美味しい葡萄酒を飲んで楽しく生きよう」
という意味です。
創業以来ずーっと日本の葡萄だけを使い、日本ワイン
を作り続けてきた「純国産ワイナリー」です。南東南に傾
斜した牧丘町の畑は太陽が良く当たります、山梨市牧丘
町にある畑の面積は8反強(およそ8800㎡ )1980年
シーズン以降は除草剤等の使用を完全に停止しました
土壌の充実が美味しいブドウを育み、美味しいワインを作
るでしょう。この地域に根差したワイン専用欧州系ぶどう栽
培の契約農家様を募集しています。
到着すると犬のハナコが元気にお出迎えしてくれます。
どうやら散歩に行きたがっていたみたいです。
早速店内で試飲
店内は歴史を感じる建物。
山田啓二さんは4代目ということなので、先祖代々続くワイナリーです。
中ではすでに山田さんが待っており取り敢えずどんどんワインを飲んで店内に入るスタイル。
早速ワインを見て行きましょう。
2018甲州と2017甲州のブレンドです。
www.fruits.jp/
ブレンド比率55:45。
2018甲州種の果皮を低温浸漬させ2日後に
果汁のみを発酵タンクから移動させ清澄し、
16度で発酵、クリーンでクリアな香りと味わい
を目指しました。高めの温度で果皮浸漬して
いる2017甲州とのブレンド比率が高くタンニン
がはっきりとし食材に負けない強さも持っています。
2016年に山梨市で収穫した欧州系品種を全て同時に1つの発酵タンクで醸造し熟成させました。同じ山梨市で収穫した2017ヴィンテージをブレンド、まだ若い黒果実の香り、豊かな酸があります。
新樽熟成2018年とステンレス2019
しっかりとした芳香と重厚さに
軽やかさをもったシャルドネです。
その他、牧丘町産の「サンヨーワイン メルロー」と塩尻産の「メルロー」の飲み比べや自社畑のマスカットベーリーAと欧州系品種(白ぶどうを含む)をブレンドしている「窪平ルージュ」も試飲。
新樽を使用したワインの印象が強かったです。
犬のハナコが玄関でお出迎えしますが、ラベルはネコが多いイメージ…と思ったら小さくハナコがいるラベルもあります!
山田啓二さんいわく、早飲み用に造っていないため半年以上の熟成向きのワインが多いそうです。
今飲んでもおいしいワインももちろんありますが、もう少し瓶熟成が進んでもおいしいと思いました。
お出迎えの後、少し疲れた犬のハナコ
犬好きはハナコに会ってワインを飲みましょう。
三養醸造の詳細情報
住所:〒404-0013 山梨県山梨市牧丘町窪平237−2
電話番号:0553-35-2108
営業時間:平日 12時00分~18時00分
土・日:8時00分~18時00分
ネコと言えばこの投稿も参考にしてくださると幸いです。
コメント
[…] ちなみに右上にあるマグナムサイズの新酒は、三養醸造のワインで「ふいちもう」です。 […]