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お寺でワインが飲める!大善寺(ぶどう寺)とは。

ポートフォリオ

山梨県勝沼にはぶどう寺と呼ばれる「大善寺」というお寺があり、ぶどう・日本ワイン好きとしては是非訪れたい場所になります。

今回は、そんな柏尾山大善寺について紹介して行きます。

 

柏尾山 大善寺とは

当寺の開創は養老二年(718)。行基菩薩が日川渓谷の岩上で、霊夢により感得された像 ~ 手に葡萄を持った薬師如来と日光・月光菩薩の薬師三尊 ~ を刻み安置して開かれたと伝えられます。
奈良時代、聖武天皇の御代には鎮護国家の勅額(ちょくがく)と寺山号を賜り、五十二堂三千坊の隆盛をみました。
往持の堂宇は平安初期に焼失しましたが、天禄二年(971)に三枝守国が再建して以来、平清盛、源頼朝の寺領寄進や堂塔修復、北条貞時による薬師堂再建立、仏師・蓮慶作の日光・月光菩薩や十二神将の制作、武田信春の厨子寄進等々。時の為政者と大衆の深い信奉のもとに歴史を重ねております。
現在の薬師堂は、昭和二十九年(1954)の根本的な大解体修理で昔のありさまに復され、その翌年、厨子と共に国宝となりました。

daizenji.org/

甲州ぶどうの起源は諸説あるが、行基菩薩が甲斐国柏尾山の日川渓谷で修行した時に、夢の中に葡萄(甲州ぶどう)を持った薬師如来が現われ、葡萄を持った薬師如来像を建立したことが当寺の起源であるとされており、甲州葡萄の始まりは行基が法薬として葡萄の栽培法を村人に教えたことであるともいわれています。

県指定文化財の山門

元禄17年(1704)に、建立された山門が焼失した後、寛政10年(1798)に土浦7代城主土屋英直により再建されたのが現在の山門となります。

近藤勇が柏尾山の戦いで大善寺境内の柏尾坂で兵を構えて官軍と戦ったと言われています。

大善寺本堂(薬師堂)までは階段を昇って向かいます。

急な階段なので気を付けて登りましょう。

 

大善寺本堂(薬師堂)

階段を登ると、本堂に到着します。

最近だと「逃げるは恥だが役に立つ」の舞台でも使われた事で有名です。

中は写真を撮ることが出来ませんが、薬師如来像(葡萄薬師)、日光・月光菩薩像が納められております。

本堂の薬師如来像は現在は復元されて、左手に一房の葡萄を載せた姿となっていますが、元は葡萄を持っていたという伝承があり、こうした由来と、現在は寺内でワインを醸造して参拝客に振舞っていることから「ぶどう寺」とも呼ばれるようになったようです。

ちなみに「薬師」と呼ばれている語源は、その昔はぶどうが薬の代わりに処方されていた歴史があるからだそうです。

本堂を背にして見渡すと南アルプス山脈の山々に囲まれた風景が望めます。

散歩がてら、お参りしてもいいですね。

 

お寺でワインが飲めます!

もちろんお寺を見学するだけでもいいですが、お寺ではワインも飲めますし買えます。

「ぶどう発祥の寺 勝沼 国宝 大善寺 住職と檀家のワイン」としてボトルでの購入も可能です。

品種については白ワインは「甲州」、赤ワインは「マスカット・ベリーA」です。

醸造方法は一切わからないですが、「住職の作るワイン」としてつくられています。

グラスワインは、1杯300円で手作りゼリーがついてきます。

ボトルは、720mlで1500円、1800mlで3000円です。

 

御朱印帳にはぶどうがあしらわれてます。

お寺と言えば、御朱印帳。

大善寺のご朱印帳は本堂にぶどうをあしらった刺繍で可愛らしいです。

色も全3種類ですのですべてコンプリートしたいところ。

ちなみに公共交通機関で来る際は、甲州市市民バスの「甲州市(塩山・勝沼・大和)縦断線」と、塩山駅や勝沼ぶどう郷駅前を発着する「勝沼地域バス ワインコース2」が大善寺バス停を通るので下車してくることがおすすめです。

 

 

大善寺(ぶどう寺)の詳細情報

住所:〒409-1316 山梨県甲州市勝沼町勝沼3559

電話番号:0553-44-0027

拝観時間 4月~11月 9:00~16:30(最終受付16:00)
     12~3月 9:00~16:00(最終受付15:30)

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