みなさんは「3月」と言われると、どんなことを思い出しますか?
卒業式?
ひなまつり?
春の高校野球?
2月から3月は「歓送迎会」や「卒業旅行」と出会いや別れを感じる季節になるのではないでしょうか。
そして3月と言えば、桜・花見の風景が春の風物詩になっているのではないでしょうか。
現在は感染症対策のため、宴会を控える方も多いかと思いますが、おうちで花見など工夫して春を楽しんで頂きたいところです。
そこで今回は、花見の気分も味わえる春に飲んでほしい日本ワインについてご紹介して行きたいと思います。
「日本ワイン」とは、日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で醸造されたワインのことを指します。
目次
そもそも花見とは?

特に旧暦の2月から3月にかけてサクラを見て遊び楽しむこと。元来日本の花見は,農耕生活に結びついた「サクラ (穀霊の憑〈よ〉りつく神座の意。サクラに限らなかった) 」の花の花鎮 (しず) めに発したもので,人々の生活に根ざした宗教儀礼,民俗的行事であったが,それがやがて中国文化に触発されて宮廷の花宴になり,さらに貴人の遊興に化したといわれている。花見の宴は花の下に座ることによって花粉の精気を吸収する健康法でもあった。桃山時代の豊臣秀吉の吉野,醍醐の花見の宴は有名で,江戸時代になると,この花見の風も次第に庶民のものとなり,そのありさまは落語の『長屋の花見』にもうかがわれる。
https://kotobank.jp/word/花見
歴史的には、江戸時代に庶民にも一般的になった春の風物詩。
今回は花見にあるワインとして「さくら」ラベルのワインも選んでおりますのでぜひチェックしてみてください。
では実際にワインを見て行きましょう。
こんな方におすすめ!
・春らしいワインを買いたいと考えている方
・花見とワインを楽しみたい方
・ワインで春を感じたい方
春に飲みたい日本ワイン8選

①くずまきワイン さくらワインスパークリング

まずご紹介するのは、岩手県葛巻町にあるくずまきワインのさくらワインスパークリングです。
毎年リリースされるさくらワインで、桜の花(ソメイヨシノ)から抽出した「さくら酵母」を世界で初めて使用し醸造したロゼワインです。
ちなみに使われているぶどう品種は、ワイングランドと国豊3号に山ぶどうの3種類で、岩手県と隣接する秋田県と青森県のぶどうを使用してます。
さくらワインもあり、お好みでワインを選べるのが特徴です。
②白百合醸造 ロリアン さくらのワイン ロゼ

続いてご紹介するのは、山梨県勝沼町にある白百合醸造のロリアン さくらのワイン ロゼです。
山梨県では最もポピュラーなぶどうである甲州種とマスカット・ベーリーA種の2種類のぶどうで造られております。
最大の特徴は、ワインの中に実際に八重桜が入っており、まさに「SAKURAのワイン」です。
これは是非春に飲むべきワインです。
③来福ワイン サクラ イースト ロゼ

続いてご紹介するのは、1716年創業の歴史ある日本酒蔵 来福酒造がリリースする来福ワインのサクラ イースト ロゼです。
来福酒造では創業300周年を迎えた2016年に新たなワイン造りを行い、日本酒の来福でも使用される清酒酵母「花酵母」でワインを醸造しております。
今回紹介する来福ワイン サクラ イースト ロゼは、「さくらの花酵母」を茨城県産のぶどうを中心に仕込まれたワインとなります。
ちなみに、同じさくらの花酵母を使用した「来福 純米生原酒 さくら」という商品もあり、花見の際には合わせてチェックしたい商品です。
④奥出雲ワイン きすきのさくら ロゼ

続いてご紹介するのは、島根県木次町にある奥出雲ワインのきすきのさくら ロゼです。
「桜の名所100選」にも選ばれている「さくらのまち」島根県木次町で造られたワインです。
さくらの満開のイメージで造られたワインで、使われているぶどう品種はカベルネソーヴィニヨンとメルローというヨーロッパ系の品種です。
爽やかな口当たりにいきいきとした酸味が春らしい、やさしい味わいの春限定ワインです。
⑤Fattoria AL FIORE(ファットリア アル フィオーレ)サクラ

続いてご紹介するのは、宮城県川崎町にあるFattoria AL FIORE(ファットリア アル フィオーレ)のサクラです。
ファットリア アル フィオーレ サクラはオーストラリア、ニュージーランド、日本でワインメーカーとして活動する九能ワインズとFattoria AL FIORE(ファットリア アル フィオーレ)とのコラボワインです。
生産本数331本でぶどうは山形県高畠町、大野農園のメルローをアンフォラという素焼きの壺で約7ヶ月もの間、ぶどうの皮と果汁を一定時間接触させて成分を抽出したワインになります。
⑥東晨洋酒 甲州街道栗原宿産 さくら 早摘みマスカットベーリーA ロゼ

続いてご紹介するのは、山梨県山梨市にある東晨洋酒の甲州街道栗原宿産 さくら 早摘みマスカットベーリーA ロゼです。
「決してスマートではない 武骨な男の造る 武骨な葡萄酒たち」というキャッチコピーのある東晨洋酒が造った、早摘みすることで酸味の効いたやや甘口のロゼワインとなっております。
ちなみに東晨洋酒は冷却処理をせず、「酒石」が入った状態で瓶詰をしています。
⑦蒼龍葡萄酒 Japan Wine 桜

続いてご紹介するのは、山梨県勝沼にある蒼龍葡萄酒のJapan Wine 桜です。
甲州種とマスカット・ベーリーA種(共に山梨県産)で造られたワインでほんのりと色付けしたロゼワインです。
特徴として、ワインの中にふんだんに純金箔を使用することで、華やかに舞う桜の花びらをイメージしたワインになっており、甲州ぶどう主体のその味わいは、ほんのりとした甘味があり、特に和食との相性が良いワインとなっております。
金箔を使っているので春のお花見以外にもバレンタインデー、ホワイトデー、卒業、入社の贈り物にも選びやすいワインです。
⑧cfaバックヤードワイナリー 桜舞輪(さくらまりん)

続いてご紹介するのは、栃木県足利市にあるcfaバックヤードワイナリーの桜舞輪です。
ラムネなどを製造する清涼飲料水製造会社の「株式会社マルキョー」のバックヤードにあるワイナリーなのでcfaバックヤードワイナリーです。
日本特有の「温暖湿潤気候だからこそ出来るワイン」を探求し続けているcfaバックヤードワイナリー。
その想いが海を越えて広がるようにとの願いから、ワインの名前に舞輪(マリン)と桜がついて誕生したワインです。
イチゴやさくらんぼのコンフィチュールを思わせるキュートな甘い香りに、ほんのりバラやドライハーブ、レモンのフレーバーが広がります。
香りのイメージとは裏腹なミディアムボディの辛口で口当たりはやわらかく、酸はやや低めでアルコール感も穏やかなワインとなります。
最後に
いかがでしたでしょうか。
みなさんも是非さくらを見ながら、花見を楽しんで素敵な時間をワインと共に過ごして頂けると幸いです。
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コメント
[…] 個人的にやってほしいのは、「さくら肉」と以前「春におすすめの日本ワイン」として紹介した「さくらワイン」を合わせて頂きたい。 […]
[…] 最近だと春に飲みたい日本ワインでも紹介した蒼龍葡萄酒 Japan Wine 桜も販売が開始されております。 […]