みなさんは日本ワインを飲んでますか?
日本ワインを探して日々ワイナリーや酒屋さん、飲食店さんに伺っては投稿を続けてついに600軒。
これからも日本ワインのあるところについて地図にまとめて行きますので、ぜひ活用して頂ければ幸いです。
日本ワインとは…日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で造られたワインの事を指します。
さて今回ご紹介するのは、岩手県紫波町にある「紫波フルーツパーク」です。
以前ご紹介したエーデルワインは花巻市にあり、その隣の町が紫波町で町にある施設が「紫波フルーツパーク」でワイナリー名は「自園自醸ワイン紫波」です。
エーデルワインから車で向かうと15分ほどの場所にあり、レンタカー移動されている方にはどちらも立ち寄ってほしい場所となります。
一体どんなワイナリーなのか、早速見て行きたいと思います。
こんな人にオススメ!
・岩手県で日本のワイナリーをお探しの方
・ワイナリー限定ワインをお探しの方
・試飲出来る場所をお探しの方
紫波フルーツパーク(自園自醸ワイン紫波)とは?
自園自醸ワイン紫波は岩手県盛岡市から南に位置する紫波(しわ)町で、地域の農家の栽培した良質な葡萄を使用し[自園]、町内のワイナリーで醸造[自醸]する[自園自醸]をスタイルにワイン生産をおこなっています。
自園自醸ワイン紫波 | 岩手県紫波町の地ワイン (shiwa-fruitspark.co.jp)
自園自醸ワイン紫波ワイナリーは長年葡萄栽培に携わっていた紫波町の農家の「自分たちの育てた葡萄でワインをつくりたい」というワイン造りへの想いがはじまりでした。そんな私たちが目指すのは、この岩手紫波の土地を感じる日本ワインです。栽培から醸造、熟成にいたるまで、すべてに手間をかけ、この土地に根差したワインをお届けします。
最寄り駅JR紫波中央駅からタクシーで約15分程の場所にあるワイナリーで、道の駅紫波の脇にある坂を登るとたどり着くことが出来ます。
紫波フルーツパークの設立日は2003年(平成15年)4月1日ですが、ワインの醸造は2005年(平成17年)10月からとなります。
そのため、紫波フルーツパークというとワイナリーのことではなく、施設全体を指し、ワイナリーと体験工房、体験農園を備えた農業公園のことを指します。
紫波フルーツパークにある自園自醸ワイン紫波という位置づけになります。
…とは言え紫波フルーツパークと言っても自園自醸ワイン紫波って言っても伝わる気がしますのであまり細かいことは気にしなくても大丈夫そうです。
ワイナリーの中を見ていく!
ワイナリーの入り口はワインショップになっており、
紫波町で収穫・醸造されたワインが販売されております。
店内入って左側にある棚に並んでいるワインが、自園自醸ワイン紫波で一番オーソドックスなワインになります。
1000円台で購入出来るワインが中心で地元の方も多く来られてワインを買いに来ます。
フルボトルよりもハーフボトルの方が売れてます。
店内入って右側には、複数のぶどうの品種をブレンドしたワインが並びます。
紫波に掛けて4・8の日は5%割引になりますのでタイミング合ったら覚えておきたいですね。
そしてめずらしいワインとして、山梨県で多く栽培されるマスカットベーリーAという品種100%使用のワインも販売されております。
岩手県紫波町赤沢地区産マスカットベーリーAを100%とのことで、岩手県のマスカットベーリーAはなかなかめずらしいのではないかと思います。
そして東北としては忘れてはならない東日本大震災復興のため、復興ワインも販売されております。
人気のワインは「無ろ過メルロー&カベルネフラン」ですが、終売です。
自園自醸ワイン紫波で人気のワインは?と聞かれるとやはり売れ行きは甘口ワインもしくはジュースがかなり良く売れるそうです。
ワイナリー内でイチオシされるワインは、紫波町と幸せを掛けた「紫あ波せワイン」です。
赤ワインは900ml入っているので少しお得です。
そして10月になると販売される新酒。
自園自醸ワイン紫波で販売される新酒は、白ワインはケルナーで赤ワインはヤマソーヴィニオンと新酒を販売するワイナリーでは珍しい品種を販売しています。
ちなみにケルナーはかなり人気で、在庫限りなので気になる方は是非買いに行きましょう!
1000円台のワインが多い自園自醸ワイン紫波ですが、ワインラバーにもおすすめできる本格的なワインももちろん醸造・販売しております。
もともとは地域貢献を目的に始まったワイン造り、平成18年に紫波フルーツパーク農園にワイン専用ブドウ植栽(20a)してからワイン用ぶどうも栽培するようになりカベルネフランやカベルネソーヴィニヨンと言ったワインも販売しております。
とはいえこの辺りのワインは、生産本数が大体1000本程なので立ち寄ったら手に入れておきたいワインですね。
ワイナリーでは試飲も可能!
ワイナリーの奥では無料・有料試飲が準備されております。
向かって左側にある4本は無料試飲で、右側にあるワインサーバーに入っているワインは有料試飲となっております。
デイリーワインから本格的なワインまで試飲をした上で買えるのはいい点ですね。
ワインを造っている工場もチラ見できる!
店内奥に入るとワイン工場と体験工房に行ける道があります。
今回はワイナリー紹介なので左側へ向かいます。
まず現れるのは醸造室。
運が良ければ作業風景がみられるかも!
その隣には瓶詰室をのぞくことが出来ます。
ここもタイミングがあれば作業風景をのぞけます!
ちなみに醸造室と瓶詰室の裏の壁には、ぶどうの生育記録が掲載されておりかなり詳細にどんな風に成長しているかがわかります。
こういう写真が飾られているのは珍しいですね。
気になる方はチェックです。
そして工場の外観はこんな感じ。
外観は黒!
近くには自園畑もあります!
そしてワイナリーの近くには畑でぶどう栽培をのぞけます。
(中を見たい場合は担当者の方に声を掛けましょう)
品種はリースリングが中心で垣根栽培となっております。
こちらは棚栽培のぶどうで上にはビニールが掛けられております。
この辺りは引き続き詳細を追いかけてみたいと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。
2023年で20年を迎える自園自醸ワイン紫波。
岩手県では歴史のあるワイナリーですのでお近くへ来られた際にはぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
紫波フルーツパークの詳細情報
住所:〒028-3535 岩手県紫波郡紫波町遠山松原1−11
電話番号:019-676-5301
直売所営業時間:9時00分~17時00分
定休日:年末年始
ほしいワインがどうしても見つけられない方は…こちら。
酒屋さんに行ったけど、
探しているワインが見つからない!
どんなワインを選んでいいかわからない!
というあなたにワインを選ぶ際におすすめの方法は3つです。
①「ジャケ買い」ならぬ「ラベル買い」
CDを買う際にはおなじみの買い方です。
最近では、ラベルのかわいいラベルやデザインにこだわったワインも増えているので初めての方にはお勧めです。
②金賞を受賞したワインを選ぶ
ラベル買いだと美味しいワインじゃない可能性がある!と思われる方には、品評会で評価されたワインはいかがでしょうか。
日本または世界のワイン関係者が基準を基に選んだワインになりますので、客観的にみてもいいんではないでしょうか。
また選ぶ人が品評会によって異なるので、例えば女性が選んだワインもあるので客観的に見る上では一番いい選び方だと思います。
「でも品評会で選ぶと言ってもどんな品評会があるかわからない…」と思う方も多いと思います。
そんな方に参考の記事はこちらから↓
③とにかくいいワイン!
何でもいいからとにかく美味しいワインが飲みたい!と思った方には、もう高級なワイン一択でしょう。
高級なワインは、それぞれのワイナリーがその年で一番自信のあるワインをボトルに入れているので間違いありません。
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