みなさんは日本ワインを飲んでますか?
日本ワインを探して日々ワイナリーや酒屋さん、飲食店さんに伺っては投稿を続けてついに600軒。
これからも日本ワインのあるところについて地図にまとめて行きますので、ぜひ活用して頂ければ幸いです。
日本ワインとは…日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で造られたワインの事を指します。
さて今回は趣向を変えて山梨ヌーボーについてご紹介して行きたいと思います。
新酒のワインといえば「ボジョレー ヌーボー」が有名ですが、ボジョレーとはフランスのブルゴーニュ地方にある地名を指し、ヌーボーとは新酒という意味があります。
山梨県内のワイン醸造業者でつくる組合「山梨県ワイン酒造組合」が山梨県内でバラバラにリリースしていたヌーボーを、甲州種とマスカットベーリーA種だけは毎年11月3日解禁に使用と決めたことが始まりです。
販売促進の側面がありましたが、今では毎年11月3日は山梨ヌーボー祭りなどが開催されて盛り上がるようになりました。
そこで今回は山梨ヌーボーに参加して人気だったワインや気になったワインについて見て行きたいと思います。
過去の山梨ヌーボーの記事はこちらから↓
こんな人にオススメ!
・山梨ヌーボーが気になる方
・日本ワインに興味を持ち始めた方
山梨ヌーボーとは?
「山梨ヌーボー」とは、山梨県内で今年収穫されたぶどうで、主に白ワインとなる品種「甲州」または、主に赤ワインとなる品種「マスカット・ベーリーA」を使って醸造された新酒ワインのこと。毎年11月3日が解禁日とされています。
山梨ヌーボー、11月3日解禁!今年の新酒を楽しもう/富士の国やまなし観光ネット 山梨県公式観光情報 (yamanashi-kankou.jp)
11月3日に解禁された山梨ヌーボー。
解禁イベントも多数開催され、歴代のイベントよりも熱の感じられるイベントだなぁという印象でした。
今回参加したのは、日比谷公園で開催された「山梨ヌーボー祭り」と新宿ルミネで開催された「山梨ワイン ルミネアグリマルシェ」です。
その中でも気になったワインをピックアップして行きたいと思います。
気になった山梨ヌーボーは?
まず気になったのは、日本ワインにより力を入れ始めたなぁという印象のある「サントリーフロムファーム」の日本の新酒2022です。
サントリー登美の丘ワイナリーで醸造された甲州とマスカットベーリーAが販売されております。
今回気になったのは日本の新酒 甲州 2022です。
雑味が少なく、フレッシュさを感じながらも酸を感じるのでワインらしさもしっかり残っています。
これは美味しいですね。
サントリーは新酒発売と合わせて日本ワイン体感ストアを期間限定でオープンしたりと日本ワインにかなり力を入れている印象を受けます。
続いては蒼龍葡萄酒のシトラスセント甲州 2022です。
シトラスセントとは柑橘系の香りのことを指すワインでボルドー液を使用せずに栽培された甲州種で造られたワインとなります。
今回飲んだヌーボーの中で最も柑橘系の香りが感じられるワインになります。
これもおいしいな!
そして日本ワイン好きが気になっていたワインはドメーヌQの甲州黄金色2022です。
ヌーボー初のオレンジワインが発売されており、行列が出来ておりました。
醸し甲州のオレンジワインでフレッシュ感と熟成感で厚みのある芳醇なアロマが特徴のワインです。
9月に収穫し、ステンレスタンクで醸しに一週間程行ったワインです。
…詳細を聞いたのに情報が消えていてお伝え出来ないのが残念。
そして続いてご紹介するのはシャトーメルシャン勝沼ワイナリーの日本の新酒 山梨県産マスカットベーリーA2022です。
見た目はロゼのように淡い色をしておりますが、飲んでみると果実味をしっかり感じられるワインです。
マスカットベーリーAらしいイチゴのような味わいも感じられます。
山梨ヌーボーの中で最もワインらしいなぁという印象を受けたのは丸藤葡萄酒工業のマスカットベーリーA2022でしょうか。
いわゆる重いワインが飲みたいと言われた時に新酒の中では一番勧められるという印象でした。
そして山梨ヌーボーではありませんが、気になったワインは岩崎醸造のシャトーホンジョーアジロンです。
幻のぶどうと言われているアジロンを使ってつくられたワイン。
幻と言われる由来は、山梨県では昔から栽培されていたにも関わらず、成熟すると房からぶどうの実が落ちてしまい、出荷されるのが難しいところから来ております。
そんなぶどうをワインにしているのが岩崎醸造でシャトーホンジョーアジロンは毎年人気で予約でほとんど完売する商品です。
そして場所を移して新宿ルミネで開催されていた山梨ワイン ルミネアグリマルシェでも新酒がたくさん売られておりました。
そんな場所で気になった山梨ヌーボーは、菱山中央醸造甲州2022です。
ラベルなしのワインなのは、菱山中央醸造が地元の方だけで消費されるワインと言う事が理由です。
都内で買えるのは、駒込にある三木酒店だけという希少なワインです。
感想としては酸をしっかり感じられるワインながら味わいはまるで水のようにするすると飲めてしまうワインで個人的にはすごく好きな味わいです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ボジョレーヌーボーも良いですが、山梨ヌーボーも毎年11月3日にイベントとして多くのワイナリーが参加しております。
ぜひ山梨ヌーボーをお見掛けされた際には楽しんでみてはいかがでしょうか。
ほしいワインがどうしても見つけられない方は…こちら。
酒屋さんに行ったけど、
探しているワインが見つからない!
どんなワインを選んでいいかわからない!
というあなたにワインを選ぶ際におすすめの方法は3つです。
①「ジャケ買い」ならぬ「ラベル買い」
CDを買う際にはおなじみの買い方です。
最近では、ラベルのかわいいラベルやデザインにこだわったワインも増えているので初めての方にはお勧めです。
②金賞を受賞したワインを選ぶ
ラベル買いだと美味しいワインじゃない可能性がある!と思われる方には、品評会で評価されたワインはいかがでしょうか。
日本または世界のワイン関係者が基準を基に選んだワインになりますので、客観的にみてもいいんではないでしょうか。
また選ぶ人が品評会によって異なるので、例えば女性が選んだワインもあるので客観的に見る上では一番いい選び方だと思います。
「でも品評会で選ぶと言ってもどんな品評会があるかわからない…」と思う方も多いと思います。
そんな方に参考の記事はこちらから↓
③とにかくいいワイン!
何でもいいからとにかく美味しいワインが飲みたい!と思った方には、もう高級なワイン一択でしょう。
高級なワインは、それぞれのワイナリーがその年で一番自信のあるワインをボトルに入れているので間違いありません。
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