みなさんは日本ワインを飲んでますか?
日本ワインを探して日々ワイナリーや酒屋さん、飲食店さんに伺っては投稿を続けてついに600軒。
これからも日本ワインのあるところについて地図にまとめて行きますので、ぜひ活用して頂ければ幸いです。
日本ワインとは…日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で造られたワインの事を指します。
さて今回ご紹介するのは、11月19日に恵比寿ガーデンプレイス内にある恵比寿ガーデンシネマで上映された「ヴァン・ジャポネ」についてです。
とは言え、やはり映画はぜひとも映画館で見てもらいたいところでありますので、今回は映画で取り上げられたワインを同日開催された「ヴァン・ジャポネ・フェス 2022」で出てきたワインと共に紹介してみたいと思います。
※2022年11月25日(金)〜12月1日(木)までエビスガーデンシネマにて毎日10:30上映中ですので、ご予定がある方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
こんな人にオススメ!
・日本ワインがお好きな方
・映画ヴァン・ジャポネを見られた方
・まだ映画ヴァン・ジャポネを見られていない方
映画『ヴァン・ジャポネ』とは?
Vin Japonaisは以下の”5つの視点”を軸にしたドキュメンタリー映画です。
STORY – Vin Japonais
各項目を主題に、関連する人々へのインタビューや対談、語りなどを紡いで作り上げていきます。
Five Points of View
1.NIHON WINE:日本ワインの歴史と文化
2.The People:日本ワインに関わる人々
3.In the World:世界が認める日本ワイン
4.Ingredients:日本ワインと日本の食材
5.Future:日本ワインの未来
この映画では日本ワインの代表的な生産地である山梨、長野、北海道と、「日本ワインの父」川上善兵衛氏ゆかりの地である新潟のワイナリーなどに焦点を当てたドキュメンタリー映画です。
フランス人ワインプロフェッショナルである、フレデリック・カユエラ氏をメインナビゲーターに、日韓ワールドカップ日本代表の監督フィリップ・トルシエ氏の通訳として注目されたフローラン・ダバディ氏をスペシャルナビゲーターとして迎え、グローバルな視点から、日本ワインについて紐解いていく映画になっております
映画は2022年11月25日(金)〜12月1日(木)までエビスガーデンシネマにて毎日10:30上映中です。
予告編はヴァン・ジャポネ公式HPでもご確認出来ますので是非ご確認下さい。
見た感想を一言でいうなら、日本ワインの歴史にもっと興味を持つことが出来ました!
ヴァン・ジャポネ・フェス 2022に参加して行こう!
今回は映画上映と合わせて開催された「ヴァン・ジャポネ・フェス 2022」に参加しました。
フェスの様子は、日本ワイン.jp公式HPからも確認できますのでチェックしてみてください。
場所は恵比寿ガーデンプレイスにある「ガーデンルーム」です。
全3部開催のイベント全てここが入口となりました。
早速中へ!
中はまさにフェスのような雰囲気です。
いやぁ、おしゃれ!
参加者も多数でワイナリーの方と交流も出来るフェスという空間になっておりました。
ちなみに今回参加されたワイナリーは、
①都農ワイン(宮崎県)
②栗東ワイナリー(滋賀県)
③ドメーヌ・ボー(富山県)
④ホーライサンワイナリー(富山県)
⑤奥出雲葡萄園(島根県)
⑥ヴィノーブルヴィンヤード&ワイナリー(広島県)
⑦福山わいん工房(広島県)
⑧FUNABASHI COQ WINERY(千葉県)
⑨ビーズニーズヴィンヤーズ(茨城県)
⑩東根フルーツワイン(山形県)
⑪グレープリパブリック(山形県)
⑫エーデルワイン(岩手県)
⑬ルサンクワイナリー(新潟県)
⑭岩の原葡萄園(新潟県)
⑮シャン・クレール(山梨県)
⑯サントリー登美の丘ワイナリー(山梨県)
⑰大和葡萄酒(山梨県)
⑱シャトー勝沼(山梨県)
⑲白百合醸造(山梨県)
⑳蒼龍葡萄酒(山梨県)
㉑シャトー・メルシャン(山梨県)
㉒丸藤葡萄酒工業(山梨県)
㉓グランポレール(山梨県)
㉔勝沼醸造(山梨県)
㉕岩崎醸造(山梨県)
㉖ドメーヌヒデ(山梨県)
㉗北海道ワイン(北海道)
㉘ル・ミリュウ(長野県)
㉙サンサンワイナリー(長野県)
㉚五一わいん(長野県)
㉛ヴィラデストワイナリー(長野県)
㉜マンズワイン(山梨県・長野県)
㉝楠わいなりー(長野県)
㉞坂城葡萄酒醸造(長野県)
㉟カンティーナリエゾー(長野県)
の全35ワイナリーです。
ワイナリーの都合もあり、映画に出演されていたワイナリーが全て参加しているわけではありませんでしたがこれほど多くのワイナリーが集まるイベントはここ最近ではなかったように思います。
ここからは気になったワインと人気のあったワインを紹介して行きたいと思います。
気になったワインは?
まずは、坂城葡萄酒醸造(長野県)の猫じゃらしです。
筆者は過去に猫ラベルのワインを紹介したこともありますが、このワイン…なかなか買うことが出来ないので紹介してませんでしたが、ラベルは江戸時代の絵画みたいで素敵なラベルのワインで個人的にはとても好きなワインです。
続いては、シャトー・メルシャンの新鶴アルバリーニョです。
福島県の新鶴にあるアルバリーニョで造られたワインで、福島県では買えずワイナリー限定ワインという特殊なワインです。
今回のイベントでも人気で完売したワインでした。
ちなみに映画ヴァン・ジャポネでもシャトーメルシャンのシーンは多く出演しており、シャトー・メルシャン椀子ワイナリー、桔梗ヶ原ワイナリーも映画に出てましたね。
続いては、岩崎醸造の祝スパークリングです。
最近スパークリングワイン造りに力を入れているワイナリーですが、今回の映画参加はなかったワイナリーではありました。
しかし、岩崎醸造もまた歴史のあるワイナリーですね。
続いては、蒼龍葡萄酒です。
続いては、ホーライサンワイナリー(富山県)のいちころ2021です。
ホーライサンワイナリー自体なかなかこういったイベントには参加されないワイナリーです。
いちころ2021の品種はマスカットベーリーAで飲んだ感想は、これ呑んだらイチコロになってしまうようなワインでした。
続いては、都農ワイン(宮崎県)のアンペラシーレッドです。
都農ワイナリー初の異なる品種を組み合わせて、ひとつの味わいを表現するアッサンブラージュにチャレンジしたワインで、品種はキャンベル・アーリー 60%、メルロー 27%、ピノ・ノワール 13%で実際に飲んでみると、キャンベルアーリーのキャンディー香と後味の酸味を結構感じられる味わいになっております。
続いては、グランポレール(山梨県)の余市ピノノワール2018です。
今回のイベントはサッポロビールのおひざ元である恵比寿で開催されていることもありますし、映画では弘津ヴィンヤードも出演していたので映画を見られた方は北海道の余市産ピノノワール飲みたくなった方も多いのではないでしょうか。
うん、きれいなワインです。
続いては、五一わいん(長野県)のメルローです。
標高800mの塩尻市柿沢地区にある自社畑産のメルロを使用したワインで五一わいんも映画で取り上げられており、塩尻地区でのメルロ栽培についても語られておりました。
このメルロ、旨い!
映画にも出た比較的新しいワイナリーで、試飲会参加者からも評価の高かったワインになります。
ル・ミリュウのフラグシップワインにして生産本数300本という希少なワインです。
スパイス香は控えめな優しい味わいという印象を受けるシラー。
体にしみこむ感じという表現が当てはまりますかね。
フレデリック・カユエラ氏イチオシワインは?
ちなみにフレデリック・カユエラ氏に「どのワインが美味しかったですか?」と聞いてみたところ、会場で飲んだワインで名前が挙がったのは、ドメーヌヒデ(山梨県)の「ホシワイン アパッシメント」という回答でした。
小屋で干されたマスカットベーリーAで醸造されたワインで凝縮感のある味わいのワインになります。
それでも映画で飲んだ楠わいなりー(長野県)のグラン・ヴォワイヤージュが一番だったという回答でした。
多くの量を仕込めた為、1,700本をスパークリング用に瓶熟成を3年施し、2019年から澱引きを開始してリリースされたワイン。
試飲会場でも人気のワインでした。
会場では、ボトル販売も!
会場の外では多くのワインの販売も行っておりました。
先ほど飲んだワイン達も買えるとあって結構人も多く、驚きでした。
ちなみに人気どころは先ほど紹介した、シャトーメルシャンの新鶴アルバリーニョや坂城葡萄酒醸造の猫じゃらし。
後は岩の原葡萄園のレッド・ミルレンニューム辺りが人気でした。
来年も開催されることを願ってこの投稿を終えたいと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。
恵比寿で開催された映画を記念したイベントでしたが、2022という表記がされていたこともあり、今後も開催されるのでは、と密かに思っております。
次回以降開催された際の参考にして頂けますと幸いです。
恵比寿ガーデンプレイスの詳細情報
住所:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4丁目20−3
電話番号:03-5423-7111
ほしいワインがどうしても見つけられない方は…こちら。
酒屋さんに行ったけど、
探しているワインが見つからない!
どんなワインを選んでいいかわからない!
というあなたにワインを選ぶ際におすすめの方法は3つです。
①「ジャケ買い」ならぬ「ラベル買い」
CDを買う際にはおなじみの買い方です。
最近では、ラベルのかわいいラベルやデザインにこだわったワインも増えているので初めての方にはお勧めです。
②金賞を受賞したワインを選ぶ
ラベル買いだと美味しいワインじゃない可能性がある!と思われる方には、品評会で評価されたワインはいかがでしょうか。
日本または世界のワイン関係者が基準を基に選んだワインになりますので、客観的にみてもいいんではないでしょうか。
また選ぶ人が品評会によって異なるので、例えば女性が選んだワインもあるので客観的に見る上では一番いい選び方だと思います。
「でも品評会で選ぶと言ってもどんな品評会があるかわからない…」と思う方も多いと思います。
そんな方に参考の記事はこちらから↓
③とにかくいいワイン!
何でもいいからとにかく美味しいワインが飲みたい!と思った方には、もう高級なワイン一択でしょう。
高級なワインは、それぞれのワイナリーがその年で一番自信のあるワインをボトルに入れているので間違いありません。
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