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【見学出来たらレア】シャトーメルシャン桔梗ヶ原ワイナリーってどんなところ?

ポートフォリオ

みなさんは日本ワインを飲んでますか?

日本ワインを探して日々ワイナリーや酒屋さん、飲食店さんに伺っては投稿を続けてついに600軒

これからも日本ワインのあるところについて地図にまとめて行きますので、ぜひ活用して頂ければ幸いです。

ここにもあったよ日本ワイン - Google マイマップ
日本ワインのある飲食店、ワイナリーを一覧にしてます。

日本ワインとは…日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で造られたワインの事を指します。

さて今回ご紹介するのは、長野県塩尻市にあるシャトーメルシャン桔梗ヶ原ワイナリーについてです。

桔梗ヶ原ワイナリーのコンセプトはワイン造りに特化した「ガレージワイナリー」なのでシャトーメルシャンの勝沼ワイナリーや椀子ワイナリーと比べると生産本数の少ないワイナリーとなります。

さらに桔梗ヶ原ワイナリーは通常一般公開をしていませんが、今回はご縁があり中へ入ることが出来ました。

一体どんなワイナリーなのか、早速見て行きたいと思います。

※桔梗ヶ原ヴィンヤードについての投稿は後日投稿致します。

こんな人にオススメ!
・シャトーメルシャン桔梗ヶ原ワイナリーについて知りたい方
・桔梗ヶ原ヴィンヤードについて知りたい方
・シャトーメルシャンがお好きな方

シャトーメルシャン桔梗ヶ原ワイナリーとは?

桔梗ヶ原ワイナリーは、1938年に造られた歴史ある建物を利用してオープンした小さなワイナリーです。今では、日本を代表するメルローの産地として、世界から高い評価を得ているこの桔梗ヶ原。ワイナリーの中にある小さなブドウ畑、“箱庭”ヴィンヤードや、桔梗ヶ原ワイナリーならではの3種のテイスティングなど、小規模ながらも個性あふれる魅力をお楽しみいただけます。

桔梗ヶ原ワイナリー|行く見るふれる|シャトー・メルシャン (chateaumercian.com)

シャトーメルシャンの前身である「大黒葡萄酒」の施設をリノベーションしてワイナリーとして2018年によみがえらせた施設なので中はとてもきれいです。

すぐそばには、井筒ワイン五一わいん/林農園があり少し離れたところには信濃ワインといった老舗のワイナリーが並んでいる場所に桔梗ヶ原ワイナリーはあります。

普段は一般開放されていないですが、今回は特別に中へ入ることが出来ましたのでのぞいてみます。

※桔梗ヶ原ワイナリーへ入るにはシャトー・メルシャン プレステージ・パスポートのイベント等で開放される場合に入ることが可能ですので合わせてチェックしてみてください。

早速入口から入ってみましょう。

入口から入って行くと目の前にあるのは、自社畑である箱庭ヴィンヤード。

ここはメルシャンの社員の方のみで管理される場所で、ぶどうはメルローとカベルネフランとフィアーノというイタリア南部のカンパーニャ州やシチリア島で栽培される白ぶどうが植えられております。

桔梗ヶ原ワイナリーで造られるワインは箱庭ヴィンヤードの他、桔梗ヶ原ヴィンヤード、片丘ヴィンヤードで収穫されたぶどうから造られます。

そしてその目の前にあるのは、ぶどうや機械を搬入する入口が見えてきます。

手前が醸造スペースにつながる入口で、奥が樽庫につながる入口となります。

よく見ると入口よりも少し低い位置に醸造スペースと樽庫があるように見えますね。

ワイナリーの中を見て行こう!

先ほど紹介した2か所の入り口をそのまま素通りすると、ワイナリーの入り口に到着します。

シャトーメルシャンと言えばキリングループという巨大企業ですが、ガレージワイナリーがコンセプトというだけあってワイナリーのサイズがコンパクトですね。

おっ、入口の右側をチラッとのぞいてみると自動販売機がありますがやっぱりKIRINの自動販売機ですね。

入口の中へ入ってみると倉庫のようです。

施設へは入って左側にある地下に続くトンネルのような道を進んでいく必要があります。

頭上注意の入り口を進んでいくと…

テイスティングコーナー・ワイン販売スペースと、

醸造スペースが中に広がります。

ガレージワイナリーらしいシンプルな造りになっております。

まずは醸造スペースから見て行こう!

整頓された醸造するためのタンクが7基。

桔梗ヶ原ワイナリーでは赤ワインの醸造がメインで生産量は現在年間20000本ですが、今後生産本数を増加させる予定があるようです。

現時点で桔梗ヶ原ワイナリーでは、白ワインが発売されていませんが、片丘ヴィンヤードではピノグリとゲヴルツトラミネールが栽培されており、今年秋には商品化されるようです。

これは買わねば!

醸造工程は、椀子ワイナリーでも採用されている重力を利用するグラヴィティフローシステムですが、ガレージワイナリーなので工夫を凝らしてぶどうに負荷を掛けないようにしてます。

ぶどうの搬入は、箱庭ヴィンヤードの奥にあった入口からぶどうを高さを生かして搬入していきます。

こんな感じで滑り台の容量でぶどうをタンクへ落として行きます。

そしてぶどうを満たしたタンクをリフトを使って上げます。

そしてタンク近くまで運び、

とびらからぶどうを流し入れます。

ポンプでタンクに運ぶとぶどうにストレスが掛かってしまうため、リフトを使って上まで運びそのままとびらからぶどうを落とすアナログな方法を採用してます。

こういう作業を大手のワイナリーもやっています。

こういう事ってもっと知られててもいいと思うなぁ。

奥にある樽貯蔵庫へ向かう!

樽貯蔵庫はテイスティングコーナーおよびワイン販売スペースの左隣にあるトンネルのような入口から入って行くことになります。

以前からあった施設をそのまま使っているというのがわかりますね。

トンネルを抜けると樽がずらりと並ぶ樽庫にたどり着きます。

入って右側に置いてあるのがおととし樽に詰めたワイン達です。

熟成は12か月以上行うことになりますのでそろそろ瓶詰めして瓶熟成へと移っていくことになります。

そして入口入って目の前にあるのは、昨年度樽に詰めたワインです。

それぞれぶどうの品種ごとに分けられていたり、収穫地によって分けられていたりします。

もちろん樽に入っているのは全て赤ワインです。

そして一番気になるのは、奥にある大樽。

当時使用されていた大樽がそのまま展示されており、塩尻市とメルシャンの関係性について書かれております。

塩尻・桔梗ヶ原とシャトーメルシャンと言えば、やはり欧州系品種のメルローです。

1989(平成元)年「シャトー・メルシャン 信州桔梗ヶ原メルロー 1985」がリュブリアーナ国際ワインコンクールでグランド・ゴールド・メダル(大金賞)を受賞したことで日本ワイン・桔梗ヶ原の評価を大きく向上させたのが、桔梗ヶ原で収穫・醸造されたメルローです。

そんな歴史もあり2018年にガレージワイナリーとしてオープンしたことは頷けます。

そしてそんな桔梗ヶ原という土地は地下水位が低いため、水はけが極めてよく、秋ごろに雨も少ない土地です。

そのため良質なぶどうが収穫できるようになっております。

ちなみにこの大樽は現在では使用できませんが、同じ樽がJR塩尻駅の東口と西口にそれぞれ置いてあるので気になる方は塩尻駅をチェックしてみましょう。

歴史を知る上では重要なアイテムですが、老朽化に伴って桔梗ヶ原ワイナリーにいつまであるかは未定です。

今後生産本数を80000本まで増やす予定なので、スペース確保を考えるのであれば仕方ないかもしれないですね。

最後にテイスティングルームを見ていく!

桔梗ヶ原ワイナリーでは、醸造棟内にテイスティングカウンターが併設されており、発酵タンクを眺めながらワインを楽しむ事が出来るようになっております。

醸造棟の中にあると一般開放を簡単にはできないのは納得です。

ここでは、テイスティングの他桔梗ヶ原ワイナリー限定ワインも購入することが出来ます。

ちなみに一番高額な商品は、「ラギオールアンオブラック ソムリエナイフ桔梗ヶ原モデル」です。

先ほど紹介した大樽が使われたソムリエナイフで価格は30,000円以上します。

限定200本なので是非実物を確認してみてください。

ちなみにここに並ぶワインの中で「桔梗ヶ原メルロー」と高級な日本ワインである「桔梗ヶ原メルロー シグナチャー」以外は全て桔梗ヶ原ワイナリー限定です。

一般開放がないのに桔梗ヶ原ワイナリー限定ワインが売っていることに驚きますが、生産本数自体も決して多くないので開放された際には絶対買って帰りましょう。

ラインナップは、フラッグシップワインである桔梗ヶ原メルローの他、収穫地毎に分けられたワインやアッサンブラージュの異なるワイン、樽選抜ワインまで様々販売されております。

やはり気になるのは、収穫地毎に分けられたメルローでしょう。

ここには先ほど紹介した箱庭ヴィンヤード、片丘ヴィンヤード、桔梗ヶ原ヴィンヤードのワインが販売されております。

そしてそれぞれの土がサンプルとして置かれており、土壌の違いを感じることが出来ます。

土壌も異なり、片丘地区の土壌の方が粘土質で石がごろごろしており、ぶどうにとってストレスの掛かる環境です。

そのおかけで力強いぶどうが育ちワインの味わいにも影響をもたらすことにもなります。

そんなワインは、ココでしか買えません。

来たら買って帰りましょう。

テイスティングを今回特別に行わせて頂きました。

グラスは、椀子ワイナリーと同様にリーデルグラスが採用されておりますので、しっかりと味わえます。

味わいは、粘土質の片丘地区で育ったことによりメルローらしさを残しつつシラーのようなスパイシーなニュアンスを感じられ、樽由来のバニラ香でまとまったワインになります。

美味しい!

最後に

いかがでしたでしょうか。

素晴らしい場所にあるワイナリー、今後来られる方々の参考になればうれしいです。

この投稿が良いな思って頂けたら、SNSなどで拡散してくれるとすごくうれしいです。

シャトーメルシャン桔梗ヶ原ワイナリーの詳細情報

住所:〒399-6461 長野県塩尻市宗賀1298−80

電話番号:0263-52-1111

公開時間:12時30分〜16時00分

公開日詳細については営業日カレンダーをご確認ください。

桔梗ヶ原ワイナリー|行く見るふれる|シャトー・メルシャン
『シャトー・メルシャン』は、長い歴史を持った「日本ワインの原点」ともいえるブランドです。その味わいは、造り手から飲み手へと手渡されたとき、多様な物語を醸し出します。私たちは、その物語をより輝かせるために、「原点」の座を守りつつ、「最先端」であることに挑んでいます。

ほしいワインがどうしても見つけられない方は…こちら。

酒屋さんに行ったけど、
探しているワインが見つからない!
どんなワインを選んでいいかわからない!
というあなたにワインを選ぶ際におすすめの方法は3つです。

ジャケ買い」ならぬ「ラベル買い」

CDを買う際にはおなじみの買い方です。
最近では、ラベルのかわいいラベルやデザインにこだわったワインも増えているので初めての方にはお勧めです。

参考の記事はこちらから↓

②金賞を受賞したワインを選ぶ

ラベル買いだと美味しいワインじゃない可能性がある!と思われる方には、品評会で評価されたワインはいかがでしょうか。
日本または世界のワイン関係者が基準を基に選んだワインになりますので、客観的にみてもいいんではないでしょうか。
また選ぶ人が品評会によって異なるので、例えば女性が選んだワインもあるので客観的に見る上では一番いい選び方だと思います。

「でも品評会で選ぶと言ってもどんな品評会があるかわからない…」と思う方も多いと思います。

そんな方に参考の記事はこちらから↓

③とにかくいいワイン!

何でもいいからとにかく美味しいワインが飲みたい!と思った方には、もう高級なワイン一択でしょう。
高級なワインは、それぞれのワイナリーがその年で一番自信のあるワインをボトルに入れているので間違いありません。

参考の記事はこちらから↓

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