みなさんは日本ワインを飲んでますか?
日本ワインを探して日々ワイナリーや酒屋さん、飲食店さんに伺っては投稿を続けて、ついに500軒を超えました。
日本ワインのあるところについては地図にまとめてますので、ぜひ活用して頂ければ幸いです。
日本ワインとは…日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で造られたワインの事を指します。
さて今回ご紹介するのは、世田谷区世田谷にある「Enoteca iLuna」です。
世田谷区の住宅街に溶け込んだ場所にあるので初めて行くと少し迷うかもしれません。
一体どんなお店なのか、早速見て行きたいと思います。
こんな人にオススメ!
・世田谷周辺でワインをお探しの方
・イタリアワインと山梨ワインをお探しの方
・平日に角打ちのように利用できる場所をお探しの方
Enoteca iLunaとは?
世田谷の住宅街の中にある小さなワインショップです。
世田谷の小さなワインショップ | (ilunavino.com)
イタリアワインと山梨ワインを約100種類そろえております。
レストランで飲んだお気に入りのワインなどもお取り寄せいたします。
店内にはカウンター席をご用意しております。
自家製のテリーヌやすりたての生ハムなどとワインをお楽しみいただけます。
住宅街の中にある小さなワインショップ。
どうやら自宅兼、ワインショップのようですね。
早速店内へ入ってみよう!
店内はテーブル席が4席とコンパクトなワインショップですね。
ワインショップですが、フードメニューが準備されているため、角打ち利用が可能です。
テイクアウトメニューもありますね。
生ハムやテリーヌなどのメニューがあります。
公式HPに写真もございますので是非のぞいてみてください。
ワインは店内入って右側の棚にずらりと並んでおります。
取り扱いのあるワインはイタリアワインと山梨ワインです。
というのも店主の金村さんは山梨県出身という事もあり、地元のお酒を取り扱いということです。
山梨県のワインのラインナップは、三養醸造、フジッコワイナリー、甲斐ワイナリー、くらむぼんワイン…と比較的手に取りやすい価格のワインが並んでますね。
おっ、甲斐ワイナリーに併設したカフェ「古壺」限定のワインも販売されてますね。
そして地下にセラーも完備。
階段を下っていくと…。
ラックとワインセラーがあります。
今後ここにもワインが増えるのかな?要チェックです!
定期的に開催される試飲会に参加!
今回は、6月18日19日の2日間で開催された「山梨の飲むべしワイン12選」に参加してみました。
山梨県甲府市にある「OASIS 〜オアシス〜」が厳選したという山梨ワインを飲み比べることが出来るとのことです。
金村さんのきょうだいが「OASIS 〜オアシス〜」で働いているなどの縁があるようです。
店主の金村さんも以前は「OASIS 〜オアシス〜」で働いていたとか。
なるほど、これはラインナップが面白そうですね。
ワインを12種飲んで行く!
そしてまず頂いたのは、機山洋酒工業の「キザン スパークリングトラディショナル ブリュット」です。
甲州種100%のワイン、一杯目に最適ですね。
柑橘感を感じつつ、ボリュームのある味わいですね。
そして今回は山梨県甲府市にある「OASIS 〜オアシス〜」が厳選したということもあってそれぞれのワインに対してコメントがあります。
OASIS 〜オアシス〜のコメント:この泡を飲まないと始まらない!
意味はあまりないらしいです。
そしてワインと共におつまみを頂けます。
合わせて楽しんで行きましょう。
続いては、甲斐ワイナリーで醸造された「ヴァンヴァンバン」です。
生産本数が少なかったため、山梨県にある飲食店「enta」「OASIS」「NIGRAT」「NOST」「PHIL」の5店舗が買い占めたワインが、今回のイベントのため1本譲ってもらったようです。
甲州種の果皮の色合いが出ていますね。オレンジピールのような色合い。
珍しいオレンジワインのスパークリングワインで、味わいに酸味よりも渋味と旨みを感じられます。
今後造られるか不明なワインとのことで希少なワインが頂けました。
OASIS 〜オアシス〜のコメント:イベント用に造った5店舗でしか飲めないヤツーー
続いては、マルサン葡萄酒の「百甲州2020」です。
試飲会だと意外と飲むことがない王道の甲州ワイン。
甲州種を飲むと感じられる柔らかい酸、柑橘系の味わいを素直に感じられます。
こういうワインがもっと飲まれると嬉しいですね。
OASIS 〜オアシス〜のコメント:これぞローカルスタンド
…確かに!
続いては、ヴィンヤードキクシマの「のむじゃん甲州carnaval2021」です。
エチケットは、村田エミコさんが制作された版画でかわいいモルモットが描かれております。
無濾過の甲州で味わいにもものようなやさしい味わいを感じます。
現在でも人気急上昇中のワイナリーでもありますが、今後も人気が続きそうです。
OASIS 〜オアシス〜のコメント:こんな甲州もあり!
続いては、塩山洋酒醸造の「Enzan Branc2021」です。
ぶどうは甲州種とデラウェア種で爽やかな香りとデラウェアの甘い香りが感じられるワイン。
飲んだ瞬間に口の中に広がる果実味が心地よいワインです。
OASIS 〜オアシス〜のコメント:これからもこういうの増えるかもね!
続いては、キスヴィンワイナリーの「キスヴィン甲州2021」です。
NHKで放送された『プロフェッショナル』以来、なかなか手に入らないワイン。
その中でもベーシックな甲州を頂けました。
今回飲んできたワインの中では一番白色に近い色合いですが、味わい自体は色合いに負けないくらい甲州種のやわらかい酸や旨みを感じられます。
ANAの国際便のファーストクラスでも使用されているワイン、すごいなぁ。
OASIS 〜オアシス〜のコメント:『プロフェッショナル』に出てから買えなくなりました…プロフェッショナルな味
続いてご紹介するのは、ドメーヌポンコツの「おやすみなさい2021」です。
品種は、巨峰、藤稔、ピオーネ、甲州主体、メルロー、プティマンサン少量という生食用のぶどうがメインで造られたワインですね。
オレンジティーのような味わいの他、複雑味を感じられるので、これ呑んで「おやすみなさい」はできないワインですね。
OASIS 〜オアシス〜のコメント:全然ポンコツじゃないドメーヌポンコツの巨峰の泡
続いてご紹介するのは、98winesの「霜(SOU)ロゼ2021」です。
今年のラベルは人物をイメージしたイラストとなっており、白とロゼにそれぞれ男性と女性が描かれているようなので、白とロゼを向かい合わせた時に乾杯できるラベルというこだわりです。
甘いと思われがちなロゼワインを辛口に仕上げており、イチゴのようなチャーミングな味を感じつつも、後はすっきりとしているのでこのままずっと飲んでいたいワインです。
OASIS 〜オアシス〜のコメント:このロゼはのんどかないとね…
続いてご紹介するのは、ケアフィットファームワイナリーの「ネイキッドルビー2021」です。
母体は、障がい者福祉サービス事業で東京事務局が東京都神田三崎町にあるケアフィットファーム。
会社の規模からして決して小さくないワイナリーです。
会社の方針でナチュラルワインのみを醸造していくこととなって初リリースのワイン。
いちごのチャーミングな味わいの他にベリー系の味わいも感じられるワイン、スーッと体にしみこむようなワインです。
OASIS 〜オアシス〜のコメント:これから大注目の造り手 ベーリーA
続いては、ドメーヌ・オヤマダの「BOW!赤2021」です。
先ほど飲んだドメーヌポンコツと同じ、ペイザナ農事組合法人のワインで品種はカベルネフラン、マスカットベーリーA主体、ムールヴェードル、プチヴェルド他少量のワイン。
どちらもフィールドブレンドを意識した造りに感じられますね。
カベルネフランが入っているからなのか、マスカットベーリーAのチャーミングさはあまり感じられず、カシスとかブラックベリーのような味わいが感じられますね。
OASIS 〜オアシス〜のコメント:これがホントにテーブルワインになるとイイナ…買えないけど。
確かに買えないワインです。
続いては、旭洋酒ソレイユワインの「クサカベンヌ2020」です。
品種は山梨市日下部地区産マスカット・ベーリーA主体で生産本数652本と希少なワインです。
いちごを煮詰めたような味わいで、フルーティーかつ濃厚なワインです。
個人的に一番好きなワインでした。
OASIS 〜オアシス〜のコメント:こんなベーリーA好き
これだけ個人の感想が入ってます!でもわかる!
そして最後は、ダイヤモンド酒造の「シャンテY.A Vrille(ヴリーユ)2017」です。
品種はマスカットベーリーAで、フランスのローヌ系酵母で仕込まれたワインです。
樽由来のチョコ・バニラ香を感じつつもベリー感のある味わいも残っているのでバランスがいいワイン。
造り手のこだわりをひしひし感じる1本です。
OASIS 〜オアシス〜のコメント:山梨を代表する赤ワイン
しっかり味わっておこうと思わせてくれるワインです。
たぶんこのワインを飲んでいる時が一番姿勢が良かったと思います。
最後に
いかがでしたでしょうか。
住宅街の中に、まさかこんな素敵なワインショップがあると思っていなかったので驚きましたが、いいお店です。
オンラインショップもございますので、ぜひお近くに来られた際や気になる方は、公式HPもご覧頂けますと幸いです。
Enoteca iLunaの詳細情報
住所:〒154-0017 東京都世田谷区世田谷2丁目27−3
電話番号:03-6876-4207
営業時間:11時00分~17時00分
定休日:土曜日・日曜日・祝日
ほしいワインがどうしても見つけられない方は…こちら。
酒屋さんに行ったけど、
探しているワインが見つからない!
どんなワインを選んでいいかわからない!
というあなたにワインを選ぶ際におすすめの方法は3つです。
①「ジャケ買い」ならぬ「ラベル買い」
CDを買う際にはおなじみの買い方です。
最近では、ラベルのかわいいラベルやデザインにこだわったワインも増えているので初めての方にはお勧めです。
②金賞を受賞したワインを選ぶ
ラベル買いだと美味しいワインじゃない可能性がある!と思われる方には、品評会で評価されたワインはいかがでしょうか。
日本または世界のワイン関係者が基準を基に選んだワインになりますので、客観的にみてもいいんではないでしょうか。
また選ぶ人が品評会によって異なるので、例えば女性が選んだワインもあるので客観的に見る上では一番いい選び方だと思います。
「でも品評会で選ぶと言ってもどんな品評会があるかわからない…」と思う方も多いと思います。
そんな方に参考の記事はこちらから↓
③とにかくいいワイン!
何でもいいからとにかく美味しいワインが飲みたい!と思った方には、もう高級なワイン一択でしょう。
高級なワインは、それぞれのワイナリーがその年で一番自信のあるワインをボトルに入れているので間違いありません。
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