(2022年4月24日修正)
みなさんは日本ワインを飲んでますか?
日本ワインを探して日々ワイナリーや酒屋さん、飲食店さんに伺っては投稿を続けて、ついに500軒を超えました。
日本ワインのあるところについては地図にまとめてますので、ぜひ活用して頂ければ幸いです。
日本ワインとは…日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で造られたワインの事を指します。
今回ご紹介するのは、山形県の高畠町にある高畠ワイナリーです。
高畠ワイナリーと言えば、デラウェアとシャルドネの生産量が日本一である高畠町にあるワイナリーで、生産量も日本では随一です。
都内では、スーパーを始めワインショップでも見かけることが出来、比較的手に取りやすい価格でワインを販売しているワイナリーでもあります。
しかし、ただ安いだけではなく品評会での受賞歴も多い高畠ワイナリー。
2021年には、IWSC(インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション)2021にてアルケイディアセレクトハーベスト2017が日本最高点の金賞を受賞したりと世界的に評価もされているワイナリーです。
今回はそんな高畠ワイナリーのワイナリー内とその周辺を紹介していきたいと思います。
こんな方におすすめ
・高畠町周辺でワイナリーをお探しの方
・どんな施設があるのか気になる方
・ワイナリーで試飲をしたい方
高畠ワイナリーとは?
高畠ワイナリーについて
高畠町は県内でも南部に位置し、南は福島県、東は宮城県に隣接する自然豊かな町です。高畠町は、稲作を始め「ぶどう」「ラ・フランス」など農業が盛んに行われており、中でも食味コンクール等で上位入賞をしている「上和田有機米」は、全国的にも認められたブランド米です。高畠ワインでも使用しているシャルドネ品種、デラウェア品種に関しては市町村単位では全国一の出荷量を誇り、高畠町は有機農法の先駆地として多くの方に知られています。
https://www.takahata-winery.jp/
また、高畠ワイナリーへのアクセスの便利なJR高畠駅には山形新幹線も停車し、全国でも珍しい「温泉」のある駅としても有名です。町内には、日本三文殊の亀岡文殊堂、犬や猫を祀る「犬の宮」「猫の宮」、童話でお馴染みの浜田広介記念館など、多くの名所、旧跡が点在しており、毎年多くの観光客で賑わいを見せます。映画「スウィングガールズ」のロケ地としても知られており、今も多方面から注目を集める山形県最大の「町」です。
レンタカーを借りていくのが効率良いかもしれませんが、新幹線の最寄駅の「高畠駅」からでも歩いて行けるワイナリーです。
こういう部分は意外とありがたいですね。
ちなみに高畠駅にある温泉は気軽に入れるので余裕がある際は立ち寄りがおすすめです。
高畠ワイナリーの意外な良さはお花の手入れが行き届いています。
ワイナリーってどうしても工場感がある印象があるのですが、こういった色合いがあると華やかですね。
早速中へ入ってみましょう!
入口は3か所ありますが、順序を考えると、建物を正面に見て左から入っていくと良いですね。
ウェルカム!出迎えて頂いています。
順路は左側なのでのぞいてみましょう。
広々とした空間に写真スポットを発見です。
来場の思い出に良いですね。
奥に行くと高畠ワイナリーのワインのサンプルがずらり。
こうやって見るとかなり多くのワインを販売しているんですよね。
やはり気になるのは昨年品評会で評価されたワイン達でしょう。
IWSC(インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション)2021にてアルケイディアセレクトハーベスト2017が金賞を受賞したのを始め、受賞歴が一目でわかります。
ぜひ実際に来て見てほしいですね。
順路通り進んでみます。
すると、置いてあるのが「高畠石」なる石です。
ふむふむ。
ぶどう栽培に大事な「水はけの良さ」を実現する高畠石が存在しているので、ぶどう栽培に適した産地であるということですね。
さらに見ていくと、前回来た時には閉まっていた「ゴッツォナーレ高畠」が開いてます。
ここでは、軽食からドリンクまで注文することが出来る場所です。
有料試飲が出来るようになっており、高畠ワイナリーでしか買えないワインもここで飲むことが出来ます。
ここで飲めるワインは全て売店で購入可能なので、一度飲んでからお気に入りのワインを買ってみましょう。
それにしてもこれ全て同じ値段で飲めるってすごいなぁ。
飲食スペースもあるので、ゆっくりとした時間を過ごしましょう。
さらに順序通り進んで行きます。
そして、見学スペースとしてワインを醸造している醸造室をのぞくことが出来ます。
ココには醗酵タンクと貯蔵タンクが並んでおります。
発酵タンクと貯蔵タンクは圧巻。
こちらには冷却タンクです。
こちらも大きいですね。
高さは、人間の身長を超えます。
行った日はお休みの日でしたので、稼働してませんでしたね。
最後はショップコーナーでお買い物して帰ろう!
最後はお待ちかね、お土産コーナーでワインを買って行きましょう。
ワインショップは、広々空間です。
ワインだけでなくノンアルコールワインやジュース、山形県土産も売っており、観光地の1つになっている印象です。
デイリーワインからヴィンテージワインまで豊富な種類のワインがずらりと並びます。
「ゴッツォナーレ高畠」で試飲出来たワインももちろん販売中。
ここでしか手に入らないワインなので要チェックです。
売れ筋ワインもランキング形式で並んでいるので、どんなワインを選んだらいいかわからない時は、ここから人気のワインを選んでみましょう。
無料試飲をして買うワインを決めよう!
そして前回までなかった無料試飲コーナーも新たに設けられており、お店で販売されているワインを一部試飲することが可能です。
試飲出来るのは、ワイナリー限定商品から売り上げ第1位のワインまで頂けます。
個人的に特によかったのは、ショップ限定のロゼジュース。
本来ロゼワイン用に仕込む予定であったぶどうをジュースとしてリリースしました。
ワイン用ぶどうで造られたジュースとあって味わいが、濃縮還元果汁を使ったものとは異なり、ワイン用ぶどうの味わいをしっかりと感じられます。
マスカットベーリーA使用とありますが、その他のワイン用ぶどうも使われているようですのでぜひどんな品種が使われているのかを当ててみてほしいですね。
その他には、高畠ワイナリーのショップ限定のピノグリ醸し仕込み。
いわゆるオレンジワインで、値段もお手頃でショップでは売れ筋の商品。
余韻がもう少し長いと嬉しいですが、気軽に飲むオレンジワインで料理に合せると考えればすごくいいですね。
フルボトルは飲みきれない、ワインは甘口という方用には500mlの甘口ワインの販売もあります。
人間、甘味には勝てませんね。
美味しいです。
その他にも数多くのワインが並んでおります。
筆者も以前飲んでレビューしたワインもありますので、参考にして頂けると幸いです。
外では、イチオシのソフトクリームも食べられます。
ショップを出た先に「ソフトクリーム」と書かれた売店を発見できます。
夏に嬉しいソフトクリームを楽しむ事が出来ます。
売店の女性に伺ったおすすめは、高畠ワイナリーのワインが入ったソフトクリームです。
極甘口のワインである、まほろばの貴婦人 白を使用したソフトクリームです。
クリームの甘さにほんのり葡萄酒の甘さが後からやってきます。
ソフトクリームの注ぎ口が丸形なので、丸みのあるフォルムです。
前にドメーヌレゾンで食べたヤギソフトにも似てるかな?
高畠ワイナリーへ来たらぜひ畑も見て行って!
高畠ワイナリーに来ていただけるとわかるのですが、施設の周りには多くのぶどう畑を見かけることが出来ます。
見学することはもちろん自由なので、ぜひ畑の中を歩いてみると良いです。
特に来たら見てほしいのは、ワイナリーの敷地内にあるピノノワールというぶどうが栽培されている畑。
ピノノワールというぶどう品種は、ご存じの方も多いかもしれませんが、世界で最も高価なワインで知られる「ロマネコンティ」もピノノワールから造られてます。
しかし、ピノノワールは「神がカベルネ・ソーヴィニヨンを創り、悪魔がピノ・ノワールを創った」
とアメリカで20世紀に活躍した伝説的なロシア出身の醸造家、アンドレ・チェリチェフが言ったように栽培の難しい品種と言われております。
そんなピノノワールは施設の中で栽培されております。
実がギッシリしてます。
この写真はちょうど収穫のタイミングの完熟を迎えたピノノワールです。
ここで実ったピノノワールは、ゾディアック ピノノワールという商品となって販売されます。
もちろんピノノワール以外もぶどうは栽培されており、道路を挟んだ反対側には主に、カベルネフランとカベルネソーヴィニヨンとシャルドネが栽培されております。
ここがシャルドネの畑。
ピノノワールが、「悪魔」であれば、シャルドネは「白ワインの女王」と呼ばれます。
シャルドネは白ぶどうですので、色づきは黒くならず収穫します。
ここのシャルドネは、高畠ゾディアックシャルドネという商品として販売されます。
収穫し終わったぶどうたちは写真のように軽トラックに乗せて運びます。
ぜひ高畠ワイナリーに来られた際には、畑も合わせてみて頂けると楽しいのではないでしょうか。
最後に
いかがでしたでしょうか。
高畠ワイナリーは、駅から歩いてくることも可能ですし、車で来られる際も高速の出口が近く利用しやすいです。
収穫などのイベントも定期的に開催されてますので、ぜひ遊びに来る際の参考にして頂きますと幸いです。
高畠ワイナリーの詳細情報
住所:〒999-2176 山形県東置賜郡高畠町大字糠野目2700−1
電話番号:0238-57-4800
営業時間:10時00分~17時00分
定休日:なし
コメント
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[…] 続いて紹介するのは、山形県高畠町にある高畠ワイナリーです。 […]
[…] 後は、山形県高畠町にある高畠ワイナリーのワインも販売されております。 […]
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[…] 高畠ワイナリーは、1990年創業で30年の歴史のあるワイナリー。 […]
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