ワインは、コンクールにて評価されることで人気になることがあります。
そんなコンクールの1つである日本ワインコンクール2022が、2022年7月13日(水)、14日(木) アイメッセ山梨(甲府市大津町2192-8)にて開催されました。
今年行われた第18回日本ワインコンクールは、日本の延べ706アイテムが出品されました。
そんなワインの中で、金賞を全24アイテム(欧州系品種 赤:8 白:8、国内改良等品種 白:3、甲州:3、極甘口:1、スパークリングワイン:1)が受賞致しました。
そこで今回は金賞を受賞した日本ワインを紹介させて頂きたいと思います。
- 日本ワインコンクールとは?
- 金賞を受賞した日本ワイン24選
- ①マンズワイン/ソラリス 千曲川 メルロー 2018(欧州系品種 赤)
- ②サントリー/登美 赤 2017(欧州系品種 赤)
- ③マンズワイン/ソラリス 小諸 メルロー2018(欧州系品種 赤)
- ④マンズワイン/ソラリス ラ・クロワ 2018(欧州系品種 赤)
- ⑤マンズワイン/ソラリス マニフィカ2015(欧州系品種 赤)
- ⑥シャトー・メルシャン/椀子シラー2019(欧州系品種 赤)
- ⑦株式会社アルプス/ミュゼドゥヴァン リミテッド塩尻メルロー2020(欧州系品種 赤)
- ⑧DOMAINE HIROKI/ルヴェ デュ ソレイユ2020(欧州系品種 赤)
- ⑨熊本ワインファーム/菊鹿シャルドネ 樽熟成2019(欧州系品種 白)
- ⑩マンズワイン/ソラリス 千曲川 ソーヴィニヨン・ブラン2021(欧州系品種 白)
- ⑪井筒ワイン/NACシャルドネ[樽熟]2020(欧州系品種 白)
- ⑫広島三次ワイナリー/TOMOÉシャルドネ待月2020(欧州系品種 白)
- ⑬本坊酒造/穂坂日之城シャルドネ プライベート・リザーブ2019(欧州系品種 白)
- ⑭久住ワイナリー/久住シャルドネCatwalk 2019(欧州系品種 白)
- ⑮北海道ワイン/余市ハーベスト ケルナー スペシャルキュヴェ2019(欧州系品種 白)
- ⑯安心院葡萄酒工房/安心院ワイン アルバリーニョ 2021(欧州系品種 白)
- ⑰井筒ワイン/NACマスカット・ベリーA[遅摘み]2019(国内改良等品種 赤)
- ⑱井筒ワイン/NACマスカット・ベリーA2021(国内改良等品種 赤)
- ⑲岩の原葡萄園/ヘリテイジ2019(国内改良等品種 赤)
- ⑳盛田甲州ワイナリー/シャンモリ 柑橘香 勝沼甲州 2021(甲州)
- ㉑蒼龍葡萄酒/キュリアス タイプOR 2021(甲州)
- ㉒株式会社シャトレーゼベルフォーレワイナリー/勝沼甲州樽発酵 2021(甲州)
- ㉓マンズワイン/ソラリス 千曲川 信濃リースリング クリオ・エクストラクション 2019(極甘口)
- ㉔安心院葡萄酒工房/安心院スパークリングワイン2020(スパークリング)
- 最後に
日本ワインコンクールとは?
日本ワインコンクールは、国産ぶどうを100%使用した「日本ワイン」を対象としたコンクールです。日本ワインの品質や認知度の向上を図るとともに、それぞれの産地のイメージと日本ワインの個性や地位を高めることを目的とし、2003年から開催しています。
日本ワインコンクール:日本ワインコンクールとは (pref.yamanashi.jp)
このコンクールは、日本の代表的なワイン産地である4道県のワインを醸造している組合(北海道、山形県、山梨県、長野県)、日本ワイナリー協会、(一社)日本ソムリエ協会、(一社)葡萄酒技術研究会、山梨大学ワイン科学研究センター、山梨県が実行委員会を組織して開催しています。
2022年7月26日(火)に結果発表がされました。
一体どんなワインが受賞したのか、早速見て行きたいと思います。
※紹介文については、公式HPの金賞紹介文を参考に掲載しておりますので詳細を知りたい方はご確認頂けますと幸いです。
金賞を受賞した日本ワイン24選
①マンズワイン/ソラリス 千曲川 メルロー 2018(欧州系品種 赤)
まずご紹介するのは、長野県小諸市にあるマンズワインのソラリス 信州 千曲川メルロー2018です。
欧州系品種の部門最高賞であり、DWWA2022、IWC2022でも銅賞を受賞するなど受賞歴は華麗です。
使われているぶどうの品種は、長野県千曲川ワインバレー東地区に位置する小諸市大里地区の自社管理及び契約栽培畑のメルロー100%で生産本数は8,206本です。
ステンレスタンクで発酵、樽で約20ヶ月間熟成させており、なめらかでバランスの良い味わいが特長です。
②サントリー/登美 赤 2017(欧州系品種 赤)
ちなみに前年のヴィンテージである登美 赤 2016は、IWC2022で銀賞を受賞したワインです。
高級な日本ワインでもご紹介した、サントリーのフラグシップワインで、発売日は2022年9月というワインとなります。
徹底した収量制限により育てられたカベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ等を絶妙にブレンドした、樽香と果実香のバランスがよく、気品を感じる逸品です。
③マンズワイン/ソラリス 小諸 メルロー2018(欧州系品種 赤)
続いてご紹介するのは、長野県小諸市にあるマンズワインのソラリス 小諸 メルロー2018です。
小諸市大里地区の自社管理及び契約栽培畑のメルローを使用。
28hl/haという厳しい収量制限を行って栽培し、手作業による選果・除梗により完熟した健全な果粒のみを厳選し、ステンレスタンクで発酵、樽で約20ヶ月育成しました。
小諸の粘土質土壌で育つメルローから生まれるエレガントでバランスの良いフィネスを感じるワインです。
ちなみに発売日は2022年9月です。
④マンズワイン/ソラリス ラ・クロワ 2018(欧州系品種 赤)
続いてご紹介するのは、長野県小諸市にあるマンズワインのソラリス マンズ ラ・クロワ2018です。
上田市東山地区にある約1haの自社管理・単一畑のぶどうを使用、2008年に植え付けを行ったこの畑では、カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを栽培しており、場所が十字路の角にあることから「ラ・クロワ(十字路)」と名付けられた畑です。
手作業で丁寧に収穫・選果・除梗を行い、ステンレスタンクで発酵、樽で約20ヶ月間育成したあと、その年の畑の収穫量そのままの比率でアッサンブラージュを行ったワインとなります。
2つの品種のハーモニーと単一畑「ラ・クロワ」のテロワールを表現したワインです。
ちなみに前年のヴィンテージであるソラリス マンズ ラ・クロワ2017はDWWA2021で銅賞を受賞したワインです。
発売日は2022年9月です。
⑤マンズワイン/ソラリス マニフィカ2015(欧州系品種 赤)
続いてご紹介するのは、長野県小諸市にあるマンズワインのソラリス マニフィカ 2015です。
「マニフィカ=荘厳」という意味の言葉を冠したグレートヴィンテージにのみ造る最上のキュヴェ。
グレートヴィンテージにのみ造る最上のキュヴェで、過去に発売したのは5ヴィンテージ(2002、2006、2009、2012、2014)です。
2015 年は上田市東山地区のトップレンジ「東山 カベルネ・ソーヴィニヨン」と「東山 メルロー」用のキュヴェから樽選抜しアッサンブラージュしています。
厳しい収量制限を行い、手作業による徹底的な選果・除梗により完熟した健全な果粒のみを厳選し、ステンレスタンクで発酵、樽で約 19 ヶ月育成しました。
しっかりとした骨格と凝縮感のあるボディ、熟成による複雑で上品な香りを持ったワインです。
ちなみに前年のヴィンテージであるソラリス マニフィカ 2014はIWC2022で銅賞を受賞したワインです。
発売日は2022年9月です。
⑥シャトー・メルシャン/椀子シラー2019(欧州系品種 赤)
続いてご紹介するのは、長野県にあるシャトーメルシャンの椀子(マリコ)シラー2019です。
シャトーメルシャンは大手ビールメーカーであるキリングループが母体のワイナリーになります。
黒い果実やホワイトペッパーを思わせるスパイシーな香りが感じられ、心地よい酸味と果実感が調和したワインです。
このワインは長野県上田市丸子地区の陣馬台地にある自社管理畑「椀子ヴィンヤード」のブドウを使用しています。
ちなみに前年のヴィンテージである椀子(マリコ)シラー 2018はDWWA2022で銀賞を受賞したワインで発売日は2022年9月です。
⑦株式会社アルプス/ミュゼドゥヴァン リミテッド塩尻メルロー2020(欧州系品種 赤)
続いてご紹介するのは、長野県塩尻市にある株式会社アルプスのミュゼ ド ヴァン 塩尻メルロー リミテッド2020です。
塩尻市内奈良井川沿いに広がる自社農園“アルプスファーム” で収穫されたメルローを使用しました。
フレンチオーク樽にて18ヶ月間熟成を行い、華やかで熟した黒い果実の香りと柔らかなタンニンが特徴のワインに仕上げました。
発売日は2022年8月です。
⑧DOMAINE HIROKI/ルヴェ デュ ソレイユ2020(欧州系品種 赤)
続いてご紹介するのは、長野県北安曇郡にあるドメーヌヒロキのルヴェ デュ ソレイユ2020です。
1年を通じて風通しが良く1日の寒暖差が大きく、斜面の水はけが良い畑地で栽培された自社畑のブドウを使用して、バランス良くアッサンブラージュしているワインです。
ドライで引き締まった豊かな果実味、余韻も旨味とともに長い。
酸味とアルコール、果実味のバランスが極めて良く強調しない樽感はスムーズで飲み疲れしないワインです。
発売日は2022年8月です。
⑨熊本ワインファーム/菊鹿シャルドネ 樽熟成2019(欧州系品種 白)
続いてご紹介するのは、熊本県熊本市にある熊本ワインの菊鹿シャルドネ 樽熟成2019です。
熊本県山鹿市菊鹿町産のシャルドネ使用で生産本数は1200本で欧州系品種 白では部門最高賞です。
ステンレスタンクで発酵後、フレンチオーク主体で樽熟成を経てボトリング。
グレープフルーツやオレンジ・黄桃などのしっかりとした果実味にバニラやローストナッツ・バターのような樽熟成由来のニュアンスを程よく感じる飲みごたえのあるワインになっております。
⑩マンズワイン/ソラリス 千曲川 ソーヴィニヨン・ブラン2021(欧州系品種 白)
続いてご紹介するのは、長野県小諸市にあるマンズワインのソラリス 千曲川 ソーヴィニヨン・ブラン2021です。
長野県千曲川ワインバレー東地区に位置する小諸市産自社管理畑のソーヴィニヨン・ブランを使用し
ています。
香りを最大限に活かすため、早朝に収穫しすぐにワイナリーへ運んで仕込みを行います。
ホールバンチプレス(除梗せずに房ごと搾ること)した果汁をステンレスタンクで発酵・育成しました。
年によってそのニュアンスを変えるソーヴィニヨン・ブランならではの豊かな香りと酸味が魅力的なワインです。
発売日は2022年9月です。
⑪井筒ワイン/NACシャルドネ[樽熟]2020(欧州系品種 白)
続いてご紹介するのは、長野県塩尻市にある井筒ワインのNACシャルドネ[樽熟]2020です。
第37回長野県原産地呼称管理委員会認定ワインで、塩尻市岩垂原地区で栽培収穫された上質のシャルドネ種を醸造オーク樽にて貯蔵、熟成しました。
辛口のシャルドネの凛としたきれいな輪郭に樽熟成による深み、厚みが付加されたワインとなります。
⑫広島三次ワイナリー/TOMOÉシャルドネ待月2020(欧州系品種 白)
続いてご紹介するのは、広島県三次市にある広島三次ワイナリーのTOMOE 待月(たいげつ) シャルドネ2020です。
契約圃場収穫、棚仕立て、フレンチオーク樽で発酵・熟成、マロラクティック発酵 、シュール・リー製法、製造において、果汁はフリーランスジュースのみを贅沢に使用、発酵温度を低く保った(低温発酵)ワインです。
しっかりとしたボディ感と樽熟成による熟成香が華やかな果実味とハーモニーを奏でる日本らしい繊細な味わいと香りです。
また、国際コンクールであるIWC2022、IWSC2022でそれぞれ銀賞を受賞するなど受賞歴も華麗で発売日は2022年9月です。
⑬本坊酒造/穂坂日之城シャルドネ プライベート・リザーブ2019(欧州系品種 白)
続いてご紹介するのは、山梨県笛吹市にある本坊酒造/マルス穂坂ワイナリーの穂坂日之城シャルドネ プライベート・リザーブ2019です。
山梨県韮崎市穂坂町の自社農場『穂坂日之城農場』で栽培・収穫したシャルドネを使用し、2017 年 11 月に新設した『マルス穂坂ワイナリー』にて醸造しました。
完熟したシャルドネをスキンコンタクトし、フレンチオークで樽発酵・樽熟成後に瓶詰。
果実香と樽香がかに感じられ、ふくよかな味わいを特長とする穂坂のシャルドネです。
また、国際コンクールであるDWWA2021で銀賞を受賞するなど受賞歴も華麗で発売日は2022年9月です。
⑭久住ワイナリー/久住シャルドネCatwalk 2019(欧州系品種 白)
続いてご紹介するのは、大分県竹田市にある久住ワイナリーの久住シャルドネCatwalk 2019です。
くじゅう連山の中腹標高 850~900M の自社農園にて育った3種のクローンのシャルドネを混醸。
収穫タイミングと選果には特にこだわり、健全で黄金色の果皮の熟したシャルドネのみを使用したワインになります。
樽のニュアンスは抑制的に、高原ならではの美しい酸を生かしたエレガントなつくりにと、すべての工程で思慮しながら丁寧に作り上げました。
なおリリースは、2023年夏前に販売を予定しております。
⑮北海道ワイン/余市ハーベスト ケルナー スペシャルキュヴェ2019(欧州系品種 白)
続いてご紹介するのは、北海道にある北海道ワイン株式会社の余市ハーベスト ケルナー スペシャルキュヴェ2019です。
品種はケルナー種100%でステンレスタンクで熟成されたワインです。
北海道余市町の契約栽培農家の葡萄畑で栽培されたケルナー種を、優良果のみ選果してステンレスタンクで醸造したワインとなります。
無補糖・無補酸で、ジュースリザーブによって自然な甘み、酸味をバランス良く表現した甘口ワインです。
また、国際コンクールであるIWSC2022で銀賞を受賞するなど受賞歴も華麗で発売日は2022年9月で限定4,400本の販売です。
⑯安心院葡萄酒工房/安心院ワイン アルバリーニョ 2021(欧州系品種 白)
続いてご紹介するのは、大分県安心院町の安心院葡萄酒工房の安心院ワイン アルバリーニョです。
自社農園「あじむの丘農園」で収穫されたアルバリーニョを利用し、窒素置換型圧搾機で処理された果汁を特性の異なる2種類の酵母にて低温で発酵させ、香りと味を引き出しました。
透明感のある薄いイエロー、レモンなどの柑橘とむきたての白桃やりんごの様なフレッシュな果実の香りが豊かに口に広がり、酸とほのかな苦みが複雑味を与えるワインです。
⑰井筒ワイン/NACマスカット・ベリーA[遅摘み]2019(国内改良等品種 赤)
続いてご紹介するのは、長野県塩尻市にある井筒ワインのNAC マスカットベリーA[遅摘み]2019です。
国内改良等品種 赤の部門最高賞となった、第35回長野県原産地呼称管理委員会認定ワイン。
塩尻市内奈良井川流域の自社農園で栽培収穫されたマスカット・ベリーA を使用し醸造。
収量を制限し収穫を遅らせて凝縮感と深みのある味わいを出しました。
香りもよくバランスの優れたワインです。
⑱井筒ワイン/NACマスカット・ベリーA2021(国内改良等品種 赤)
続いてご紹介するのは、長野県塩尻市にある井筒ワインのNAC マスカットベリーA2021です。
コストパフォーマンス賞に選ばれた、第3 回長野県原産地呼称管理委員会認定ワイン。
塩尻市及び松本市内で栽培収穫されたマスカット・ベリーA を使用し醸造。
華やかな果実味としっかりとしたボディが独特に調和するフルーティーで個性的な赤です。
⑲岩の原葡萄園/ヘリテイジ2019(国内改良等品種 赤)
続いてご紹介するのは、新潟県上越市にある岩の原葡萄園のヘリテイジ2019です。
このワインに使用したマスカット・ベーリーA は自社畑約 2haの平棚からなる糖度22 度超えの房を厳選して収穫し丁寧に選果をして仕込んだ岩の原葡萄園の Top cuveeです。
善兵衛品種のもつ個性を最大限生かしアッサンブラージュしました。
黒系果実に樽由来のスパイス、凝縮感ある味わいと長い余韻が続くワインです。
また、国際的なワインコンクールであるフェミナリーズ世界ワインコンクール2022で金賞を受賞するなど受賞歴も華麗な生産本数1200本のワインです。
⑳盛田甲州ワイナリー/シャンモリ 柑橘香 勝沼甲州 2021(甲州)
続いてご紹介するのは、山梨県勝沼町にある盛田甲州ワイナリーのシャンモリ 柑橘香 勝沼甲州 2021です。
甲州部門最高賞・コストパフォーマンス賞を同時受賞したワインになります。
畑は勝沼町岩崎地区で、標高は400mと高く、東側には山々がそびえ、川沿いは冷涼な風が流れ込みます。ボルドー液散布を低減し早期収穫を行い、柑橘香の特徴を引き出しています。
レモンやグレープフルーツのような爽やかな香りが醸し出されており、引き締まった酸味が印象的な、すっきりとした飲み口が特徴の辛口白ワインです。
㉑蒼龍葡萄酒/キュリアス タイプOR 2021(甲州)
続いてご紹介するのは、山梨県勝沼町にある蒼龍葡萄酒のCurious type OR 2021です。
2022年6月にリリースされたばかりのワインになります。
低温で醸し発酵を行い、果皮由来の色素や香りの成分と種由来のタンニンをゆっくりと抽出。
発酵完了後はすぐに樽に移動し、澱の上でワインを育成し、バニラやトースト香、酵母由来の旨みを見事に引き出しました。
柑橘系主体の香りに杏やハチミツなど甘く華やかな印象をまとい、豊かな骨格と程よいタンニンがバランスよく調和しています。
㉒株式会社シャトレーゼベルフォーレワイナリー/勝沼甲州樽発酵 2021(甲州)
続いてご紹介するのは、山梨県勝沼町にあるシャトレーゼベルフォーレワイナリーの勝沼 甲州樽発酵2021です。
山梨県甲州市勝沼町産甲州種ブドウを使用し、フランス産オーク小樽で発酵、熟成させた複雑でボリューム感のある辛口甲州ワインです。
柔らかいオークの風味と果実味が調和し、キレのある爽やかな酸味がワインにジューシーさを与えています。
また、ほのかな苦味と渋みが繊細でふくよかな“和”の雰囲気を感じさせます。
㉓マンズワイン/ソラリス 千曲川 信濃リースリング クリオ・エクストラクション 2019(極甘口)
続いてご紹介するのは、長野県小諸市にあるマンズワインのソラリス 信濃リースリング クリオ エクストラクション2019年です。
極甘口の部門最高賞を受賞したワインになります。
長野県産の信濃リースリング(マンズワインがシャルドネとリースリングから交配した品種)を使用
しています。
収穫したぶどうを凍らせてから搾るクリオ・エクストラクション製法で造りました。
通常の3倍近い原料を使い、きわめて濃厚で品種の特長も潤沢に引き出された極甘口のワインです。
また、国際的なワインコンクールであるDWWA2021で金賞を受賞するなど受賞歴も華麗な生産本数876本のワインです。
㉔安心院葡萄酒工房/安心院スパークリングワイン2020(スパークリング)
続いてご紹介するのは、大分県安心院町にある安心院葡萄酒工房の安心院スパークリングワイン2020です。
スパークリング部門最高賞のワインで、グレープフルーツの様な柑橘、リンゴや洋ナシの様な果実に加え花の様な香り、トーストしたパンの様な香りが重なり合っています。
口に含むと泡立ちはキメが細かく、心地良い切れのある酸味とミネラル感が味わいの骨格を形成しています。
また、国際的なワインコンクールであるIWC2022、DWWA2022で銀賞を受賞するなど受賞歴も華麗なワインです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
素晴らしい個性、性格、複雑さを持つワインとして評価されたことで、日本ワインも世界に誇ることの出来るワインが毎年リリースされていることがわかるのではないでしょうか。
是非この機会に日本ワインも飲んでみてはいかがでしょうか。
ほしいワインがどうしても見つけられない方は…こちら。
酒屋さんに行ったけど、
探しているワインが見つからない!
どんなワインを選んでいいかわからない!
というあなたにワインを選ぶ際におすすめの方法は3つです。
①「ジャケ買い」ならぬ「ラベル買い」
CDを買う際にはおなじみの買い方です。
最近では、ラベルのかわいいラベルやデザインにこだわったワインも増えているので初めての方にはお勧めです。
②金賞を受賞したワインを選ぶ
ラベル買いだと美味しいワインじゃない可能性がある!と思われる方には、品評会で評価されたワインはいかがでしょうか。
日本または世界のワイン関係者が基準を基に選んだワインになりますので、客観的にみてもいいんではないでしょうか。
また選ぶ人が品評会によって異なるので、例えば女性が選んだワインもあるので客観的に見る上では一番いい選び方だと思います。
「でも品評会で選ぶと言ってもどんな品評会があるかわからない…」と思う方も多いと思います。
そんな方に参考の記事はこちらから↓
③とにかくいいワイン!
何でもいいからとにかく美味しいワインが飲みたい!と思った方には、もう高級なワイン一択でしょう。
高級なワインは、それぞれのワイナリーがその年で一番自信のあるワインをボトルに入れているので間違いありません。
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