みなさんはデパートの催事などに行かれることはありますでしょうか。
日本ワインが好きな方だけでなく、ワイン好きならば抑えているであろうイベントが「世界を旅するワイン展」です。
昨年も「世界を旅するワイン展」には参加させて頂き、楽しませて頂きましたが、今年はコロナ感染症の影響もあって状況は少し異なる印象です。
今年は、「Vins et voyages!世界を旅するワイン展 ~会場でも!おうちでも!!ワイン好きのためのフェスティバル~」として、
2021年3月17日(水)~3月22日(月)[最終日午後6時終了]
伊勢丹新宿店 本館6階 催物場
にて開催されております。
日本ワインだけでなく、世界のワインが新宿伊勢丹に一堂に介して販売するとても希少なイベントです。
早速どんな雰囲気なのか見て行きたいと思います。
こんな方におすすめ
・世界を旅したい方
・日本だけでなく世界のワインを見て回りたい方
・とはいえ日本ワインを探したい方
・あわよくば有料試飲なども試したい方
世界を旅するワイン展2021とは
世界30カ国以上のワインが一堂に!
世界を旅するワイン展|新宿伊勢丹 | 三越伊勢丹オンラインストア【公式】 (mistore.jp)
ワイン好きのための、年に一度のお祭りがやってきました。
人気の日本ワインやナチュラルワインの特集コーナー、
イタリアのスパークリングの銘醸地フランチャコルタのBARなど、
注目の企画が目白押し!
ぜひ会場&オンラインで、お祭り気分を味わってください!
ワイン好きならば来るべきイベントという位、会場にはワイン・ワイン・ワインが並びます。
催事ながらレストラン&バーがオープンしていることが特徴で、レストラン&バーであればワインを楽しめることになります。
国ごとにブースが分かれているのが特徴なので、自身の好きな国へ行ってワインを見て回れる、故に「世界を旅するワイン展」です。
日本ワインのブースがかなり大きくスペースを取っていることを見ると日本ワインの人気がうかがい知れます。
入口の様子は、有料試飲コーナーがあるので落ち着いた店内の雰囲気がございます。
日本ワインを紹介するブログなので一気に日本ワインのあるブースまで直行してみることにします。
日本ワインは何が売っているの?
日本ワインブースには多くの日本ワインが販売されております。
毎年試飲が出来るので、少量の試飲だけでも結構お酒を飲んでいる状況になりがちですが、今年は無料での試飲は行われないため、各営業の方々の腕が試される印象です。
それでは日本ワインを紹介して行きましょう。
まずは北海道にある北海道ワイン。
スーパーで見かけるのは、「おたる醸造」と書かれたお求めやすいワインが多いですが、今回は葡萄作りの匠シリーズや自社畑である鶴沼ワイナリーの鶴沼ゲヴュルツトラミネール 2018がラインナップしてます。
北海道限定の旅路 Orangeも販売中です。
続いては、親会社が有名な会社の日本のワイナリーでも紹介したカルディコーヒーファームでおなじみの「キャメルファーム」ブースです。
全国のカルディコーヒーファームでも日本ワインは販売されるのですが、今回はランクの高いワインをそろえたそうで、全国のカルディでは買えないそうです。
ダントツでおすすめは、キャメル ブリュット メトド トラディショナル 2014です。
とにかく熟成期間が長く、「これだけ手間暇がかかっていたこの価格?」と驚くワインでもちろんカルディコーヒーファームでは取り扱いがないワインです。
続いては小樽市にワイナリーを構える、「OSAワイナリー」です。
ワイナリーの方は今年来られなかったのですが、地元の魚介にあるようにワインを造っていることもあってお魚との相性がいいと言われてます。
旅路というぶどうで造られた「tabi(タビ)2019」や「Yoi Yoi Blanc(ヨイヨイ ブラン)」等がラインナップしております。
北海道産のワイン、最後は十勝ワインと平川ワイナリーのワインが並んだブースですが、平川ワイナリーのワインは人気で本数も残りわずかになっております。
十勝ワインのイチオシは、ワイン用ぶどう品種として登録された「山幸」で造られたワイン。
北海道のブドウ「山幸」、国際ワイン機構が品種登録 : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン (yomiuri.co.jp)
続いては、山形県ブーズのご紹介
続いては、北海道を離れて山形県高畠町にある高畠ワイナリーブースです。
昨年はもっと多くのワインが並んでいた印象ですが、今年は商品が洗練された印象。
イチオシ頂いたワインは、左上にある「高畠ゾディアック カベルネソーヴィニヨン」で化粧箱がおしゃれなのが特徴です。
ただやはり好まれるのは、醗泡 (はっぽう) デラウェア辺りなのだろうか。
お隣には、朝日町ワインブースです。
これだけの品揃えがあってほぼ全てのワインが1000円台のワインです。
クオリティの高いワインばかりなので困ったらここのワインを買って帰りましょう。
イチオシワインは、朝日町ワイン スパークリング ルージュで、赤ワインのスパークリングワインになります。
爽やか感を求めるなら白のスパークリングですが、お肉等の脂の多い食事に合せるなら朝日町ワイン スパークリング ルージュ!だそうです。
そして隣は、GRAPE REPUBLIC(グレープリパブリック)ブースになります。
ラベルがとにかく特徴的で日本らしい「鶴」がイメージされているものが多いです。
将来的には山形県南陽市の名産品とのコラボレーションやアグリツーリズムなども展開していく予定ということでさすが、“GRAPEREPUBLIC=ブドウ共和国”というだけあって野望がありますね。
ブースにはたまたまどなたもいらっしゃらず、おすすめは聞けず。
ここから大手ビールメーカーのワイナリーのご紹介をしていきます。
ここから大手ビールメーカーのワイナリーのご紹介をしていきます。
まずは、サッポロビールでおなじみ「グランポレール」ブース。
今年は何とバックヴィンテージが販売当時の価格のままでリリースされているとのことで即完売となっているようです。
好評だったので再入荷もされますので気になる方は是非要チェックです。
お隣には、キリンビールでおなじみの「シャトーメルシャン」ブースです。
さすがの品揃えで安定感があるのでどれを飲んでもおすすめ出来るワイナリーです。
イチオシは、山梨県甲州市玉諸地区で収穫された甲州で造られたシャトー・メルシャン 玉諸甲州きいろ香です。
甲州ぶどうの可能性を追求したワインで、ユズやカボスといった和柑橘を思わせる香りが特徴のワインになります。
最後は、サントリー登美の丘ワイナリーです。
ここは、高級な日本ワインでもご紹介した登美 赤が人気になります。
値段も高級ですが、買っていかれる方は毎年買っているそうなので数年間寝かせることでヴィンテージ違いを飲み比べる方が多いそうです。
次は山梨県ブースです。
まずは甲斐ワイナリーブースです。
ここは、かざま甲州辛口が価格的にもお求めやすいのでおすすめですが、イベントでは甲斐ワイナリーに隣接するカフェ「古壺」でのみ購入出来る「古壺」シリーズが人気でおすすめです。
お隣は、シャトー勝沼のワインです。
とにかくイチオシは、棚の奥にあるバックヴィンテージたちと営業の方がおっしゃいます。
ヴィンテージ2004年と16~17年前に収穫されたぶどうで造られた鳥居平今村 ヴィンテージ・コレクション キュヴェ・ユカ・ルージュ 2004とシャトー勝沼 樽熟シャルドネ 2004が年数を重ねた味わいを感じられ、シェリー酒のような味わいのようです。
ここで酒屋さんが取り扱うワインも売ってます。
ここからは、酒屋さんであるマルシェ・オー・ヴァンの取り扱うワインが並びます。
普段なかなか見かけないワインばかりですのでぜひ要チェックしたいワインばかりです。
ここには三重県の「國津果實酒醸造所」、滋賀県の「ヒトミワイナリー」、広島県の「福山ワイン工房」、岡山県の「ラ・グランド・コリーヌ ジャポン」が並びます。
山梨県の「ドメーヌヒデ」、「三養醸造」が並び、長野県は「カンティーナリエゾー」、「ルミリュウ」等々並びます。
ここは在庫次第でラインナップが変わるそうですので気になるワインがある方はお早めに。
いよいよ東京にあるワイナリーへ
まずは、東京都台東区御徒町にあるBookRoad~葡蔵人~です。
以前お伺いした際におすすめされた、醸し甲州スパークリングと甲州スパークリングもずらりと並んでおり、なんといってもラベル通りに飾られているシードルが印象的です。
続いては、深川ワイナリーです。
ワインマンラベルが特徴のワイナリーで、今年は初めて渋谷ワイナリー東京で醸造されたワインも同時に販売されております。
新宿伊勢丹でのイチオシは、深川ワイナリーのナイアガラスパークリングで値段的にもお求めやすいワインです。
関東・北陸などなどのワイナリーのワインもあるよ
東京以外の関東にあるワイナリーで出店されているワイナリーは、ココファーム&ワイナリーです。
こころぜや農民ロッソ等の比較的手に取りやすい価格のワインから、こことあるシリーズであるピノ・ノワール(さくらのラベルがきれいですね)やツヴァイゲルトなどのワイン好きが好むシリーズまで幅広くラインナップしてます。
ちなみに奥には、新潟県にあるフェルミエのワインがずらりと並んでおります。
フェルミエと言えば、アルバリーニョが有名で今回はアルバリーニョ全3種類ラインナップしてます。
アルバリーニョ パシフィカードは、アルバリーニョを干しぶどうにして醸造したワインです。
気になる方は要チェックです。
写真に向かって右側には新潟のワイナリーとして、岩の原葡萄園のワインブースです。
花ラベルの日本ワインやプレゼントにおすすめしたいワインとしても紹介した「深雪花(みゆきばな)」の評価が品評会でも上がっており、女性が選ぶ品評会であるサクラアワードではダブルゴールドを受賞したワインです。
個人的には、岩の原ワイン130周年記念特別限定醸造1500mlをぜひ生で見てほしいと思ってます。
写真左には、岡山県にあるドメーヌ・テッタのワインです。
パンダのラベルが印象的な、ドメーヌ テッタ シャルドネがイチオシ。
荒れ果てたぶどう畑から掘り起こされたものが今ではドメーヌ・テッタのシンボルになっているのがこのパンダです。
これもぜひ生で見てみるべき代物。
そしてここは富山県のSAYS FARM(セイズファーム)のワインが並びます。
人気はやはりシャルドネで完売です。
ちなみに結婚式を挙げられるワイナリーとして紹介した新潟にあるカーブドッチのサブルが販売されてますが、すでに1種類しか販売がないようです。
この辺りのワイナリーさんは人気で売れていくのがすぐわかります。
九州にあるワイナリーも!
九州最大のワイナリーと言えば、いいちこでおなじみの三和酒類のワイナリー部門である「安心院葡萄酒工房」です。
もちろんブースにはワインがずらりと並び、イチオシワインとして、安心院スパークリングワインもしっかりと販売されております。
この辺りはさすが、いいちこの会社と思わせてくれるワイナリーです。
九州ブロック、続いては熊本ワインです。
美しく並ぶワイン達は圧巻で、熊本ワインと言えば、神の雫でも取り上げられた菊鹿シャルドネが有名ですが、今回のイチオシは新宿伊勢丹初上陸の玉名マスカット ベーリーAロゼ のようです。
そして最後は、宮崎県都農町にある都農ワインです。
都農ワインのイチオシワインと言えばやはりシャルドネ…ですがその中でも特に注目は限定販売ワインである「プレステージシャルドネ都農2018」です。
牧内台地で畑を選び、土づくりと月齢管理、そして満月のナイトハーベストと「プレステージシャルドネ都農2018」を造るためにこだわりぬいたワインです。
新宿伊勢丹での限定販売となりますので気になる方はぜひ購入をお勧めします。
いかがでしたでしょうか。
新宿伊勢丹が近い方はぜひ来てみて楽しんでみてはいかがでしょうか。
「新宿伊勢丹が近くない!」とおっしゃるそこのあなたにはぜひ、伊勢丹新宿店仮想都市空間サービスを使ってみてはいかがでしょうか。
自宅にいながら「新宿伊勢丹 世界を旅するワイン展2021」を楽しめます。
新宿伊勢丹の詳細情報
住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目14−1
電話番号:03-3352-1111
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