みなさんは日本ワインを飲んでますか?
日本ワインを探して日々ワイナリーや酒屋さん、飲食店さんに伺っては投稿を続けてついに600軒。
これからも日本ワインのあるところについて地図にまとめて行きますので、ぜひ活用して頂ければ幸いです。
日本ワインとは…日本国内で栽培されたぶどうを100%使用して日本国内で造られたワインの事を指します。
ワインは、コンクールで評価されることで人気になることがあります。
そんなコンクールの1つであるIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ2023)のワインの受賞結果が、5月19日に発表となりました。
今回は、そんなIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ2023)で受賞したワインについてご紹介して行きたいと思います。
- IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2023とは?
- IWCで金賞を受賞した日本ワイン1選
- IWCで銀賞を受賞した日本ワイン20選
- ①キャメルファーム ケルナー2021
- ②SADOYA(サドヤ) Lien 高山村白2021
- ③広島三次ワイナリー Tomoé シャルドネ新月2021
- ④Niki Hills Winery シャルドネ2021
- ⑤マンズワイン ソラリス山梨マスカットベーリーA2020
- ⑥マンズワイン ソラリス 千曲川 信濃リースリングクリオエクストラクション2020
- ⑦白百合醸造 ロリアン 甲州樽発酵2021
- ⑧楠わいなりー 楠Bリザーブ2020
- ⑨サントリー登美の丘ワイナリー 高山村シャルドネ キュベスペシャル 2021
- ⑩SAYS FARM(セイズファーム)シャルドネ2021
- ⑪サントリー登美の丘ワイナリー 登美の丘 プティ・ヴェルド 2020
- ⑫サントリー登美の丘ワイナリー 立科町 甲州 冷涼地育ち2021
- ⑬高畠ワイナリー バリック・シャルドネ2020
- ⑭高畠ワイナリー ラ・クロチュア・エレクトリック・エン・上和田シャルドネ2020
- ⑮シャトーメルシャン新鶴シャルドネ アンウッデッドタンクNo.AM53S、2021年
- ⑯リタファーム&ワイナリー 風のヴィンヤードピノノワール2019
- ⑰ドメーヌボー アロマシャルドネ フロム タカヤマビレッジ2022
- ⑱勝沼醸造 アルガブランカイセハラ2021
- ⑲盛田甲州ワイナリー シャンモリ 柑橘香御坂甲州2022
- ⑳盛田甲州ワイナリー シャンモリ 柑橘香穂坂甲州2022
- 最後に
IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2023とは?
インターナショナル・ワイン・チャレンジ(英語: International Wine Challenge、通称:IWC)はイギリス・ロンドンで毎年4月に開催されるワインコンペ。2007年からは日本酒部門(Sake Category)が設けられている。
インターナショナル・ワイン・チャレンジ – Wikipedia
今年で39回目を迎えるインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)は、世界で最も厳格で公平で影響力のある毎年恒例のワインコンペティションとして認められています。
IWCのメダル制度は、
金賞 (95 – 100 ポイント)
銀賞 (90 – 94 ポイント)
銅賞
表彰
の4種類あり、最も評価されたワインがトロフィー賞となります。
IWC2021では、「シャトー・メルシャン 笛吹甲州グリ・ド・グリ2019」が唯一の金賞を受賞しましたが、IWC2022で日本ワインは惜しくも金メダルは逃しました。
今年度は金賞1銘柄、銀賞20銘柄と前年より多くなりました。
そこで今回は、IWC2023で金賞と銀賞を受賞したワインについてご紹介して行きたいと思います。
※画像については一部IWC公式HPより使用しております。
IWCで金賞を受賞した日本ワイン1選
①高畠ワイナリー レ・トロワ・シゾー・ド・オオウラ・エン カミワダ・シャルドネ2021
まずご紹介するのは、山形県高畠町にある高畠ワイナリーのレ・トロワ・シゾー・ド・オオウラ・エン・上和田シャルドネ2021です。
山形県高畠町の上和田地区のシャルドネで造られたワインで、IWCポイントが日本ワイン最高の95点でした。
過去のヴィンテージは、IWSC(インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション)2022で銅賞を受賞、IWSC2021では銀賞(シルバー)を受賞したワインです。
上和田地区は標高の高いぶどう産地のため、山の麓に面しております。
そのため熊などの動物が山から下りてきて、ブドウを食べてしまいます。そんな上和田の大自然で育ったブドウから凝縮したぶどうだけを選び、造られました。
※2023年7月以降発売予定です。
IWCテイスティングノート
素敵な酸が繊細に混ざり合っておいしく興味深いブリオッシュのような味わい。ピールとバニラの香り。強烈で複雑な、熟したなめし、鮮やかな長いフィニッシュを持つ繊細なオークの香り。
Takahata Winery Les Troix Ciseaux d’Oura Chardonnay,2021 (internationalwinechallenge.com)
IWCで銀賞を受賞した日本ワイン20選
①キャメルファーム ケルナー2021
続いてご紹介するのは、CAMEL FARM WINERYのケルナースパークリング 2021です。
北海道のケルナーで造られたワインで、IWCポイントが90点でした。
2021年は素晴らしい気候に恵まれ熟度が高いブドウを収穫することができ、ケルナーの品種特性であるアロマティックさを最大限に引き出した白ワインに仕上げています。
美しく輝きのある淡い黄色。グレープフルーツやみかん、白桃や洋ナシのような華やかな香りとオレンジピールのような柔らかく甘い香り。
白い花やハーブのニュアンスも感じられとてもアロマティック。
口当たりはふくよかで凝縮した果実味を感じられる。
心地よい酸とミネラル感があり余韻は長くグレープフルーツのようなほろ苦さと旨味が持続する味わいのワインです。
IWCテイスティングノート
梨のピール、花、柑橘類と活気のある泡のあるきれいなアロマの香りが上がってくる。
Kerner,2021 (internationalwinechallenge.com)
②SADOYA(サドヤ) Lien 高山村白2021
Lien Takayamamura White,2021 (internationalwinechallenge.com)
続いてご紹介するのは、山梨県甲府市にあるSADOYA(サドヤ)のLien 高山村白2021です。
山梨県のシャルドネで造られたワインで、IWCポイントが92点でした。
IWCテイスティングノート
Lien Takayamamura White,2021 (internationalwinechallenge.com)
酸のあるボディと正確なワイン造りで、香りと口当たりの良い上質でエレガントです。フィニッシュの味わいはフローラルとスパイシーさを感じる。
③広島三次ワイナリー Tomoé シャルドネ新月2021
続いては、広島県三次市にある広島三次ワイナリーのTOMOE シャルドネ新月2021です。
広島県三次市で造られたワインで、IWCポイントが93点でした。
IWSC(インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション)2022で銅賞を受賞したワインです。
反収制限された区画のシャルドネ。樽発酵、樽MLF発酵、シュール・リー法で醸造しました。
力強さとエレガンスさが美しいハーモニーを奏でる自信作です。
柑橘類やリンゴの芯のような生き生きとした酸味、バターの効いたバニラオークを思わせる。
樽由来のクリーミーなカスタードの香りが、食欲をそそる仕上がり。
IWCテイスティングノート
Tomoé Chardonnay Shingetsu,2021 (internationalwinechallenge.com)
熟したレモン、キウイフルーツ、ライトオーク風味のフレッシュでジューシーなスタイル。食欲をそそる、食欲をそそる、ピリッとしたレモンの髄と良い酸味。柔らかな革に包まれ、長さのクリーミーさがいい
④Niki Hills Winery シャルドネ2021
続いてご紹介するのは、北海道仁木町にあるNIKI Hills Wineryのシャルドネ2021です。
北海道仁木町で造られたワインで、IWCポイントが92点でした。
※詳細情報が確認でき次第改めて追記致します。
IWCテイスティングノート
Chardonnay,2021 (internationalwinechallenge.com)
白い花と白い核果の強烈で香り高い香りは、素晴らしい絹のような質感と歌うフレッシュな仕上がり
⑤マンズワイン ソラリス山梨マスカットベーリーA2020
続いてご紹介するのは、山梨県勝沼にあるマンズワインのソラリス 山梨マスカットベーリーA2020です。
山梨県で造られたワインで、IWCポイントが90点でした。
過去のヴィンテージは、IWSC(インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション)2022で銅賞を受賞、IWSC2021では銀賞(シルバー)を受賞したワインです。
IWCテイスティングノート
スパイシーな構造とコショウのヒントを備えた素敵な甘いベリーフルーツがここにあります。とてもスタイリッシュでバランスが取れています。
Solaris Yamanashi Muscat Bailey A,2020 (internationalwinechallenge.com)
⑥マンズワイン ソラリス 千曲川 信濃リースリングクリオエクストラクション2020
続いてご紹介するのは、長野県にあるマンズワインのソラリス 千曲川 信濃リースリングクリオ・エクストラクション2020です。
長野県小諸市造られたワインで、IWCポイントが日本ワイン最高の92点でした。
過去のヴィンテージは、IWSC(インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション)2022で銅賞を受賞、IWSC2021では銀賞(シルバー)を受賞したワインです。
IWCテイスティングノート
ハニーデューとレモンカードを持ち上げ、ハチミツとマルメロの香りを感じました。フィニッシュはさわやかさピリッとした甘さ。
Solaris Chikumagawa Shinano Riesling Cryo-Extraction,2021 (internationalwinechallenge.com)
⑦白百合醸造 ロリアン 甲州樽発酵2021
続いてご紹介するのは、山梨県勝沼にある白百合醸造のロリアン 甲州樽発酵2021です。
山梨県勝沼産の甲州100%で造られたワインで、IWCポイントが90点でした。
昨年開催されたIWC2022で銀賞に輝いているワインで昨年に引き続き評価されたワインとなります。
小樽で発酵後、7ヶ月のシュール・リーを行った限定1997本のワイン。
和柑橘の香りとバランスの良い樽香で酸味が口中に広がるふくよかなワインに仕上がっています。
IWCテイスティングノート
レモンの柑橘類とエルダーフラワーのアロマ、柔らかな白桃、繊細なアロマの余韻
L’Orient Koshu Barrel Fermented,2021 (internationalwinechallenge.com)
⑧楠わいなりー 楠Bリザーブ2020
続いてご紹介するのは、長野県須坂市にある楠わいなりーの楠Bリザーブ2020です。
ソーヴィニヨン・ブランとセミヨンで造られたワインで、IWCポイントが90点でした。
ブドウの熟度が高かった2020のソーヴィニヨン・ブランとセミヨンを約1年樽熟成し、さらに2年瓶熟成させました。
厚みのある果実味を樽香が下支えし、今後の熟成が楽しみなワインです。
IWCテイスティングノート
バニラ、桃、ハーブのような香りのフレーバーが鼻に上がってくる。セミオンはワインに重さを与え、オークの香りと美しく混ざり合います。
Kusunoki B Reserve,2020 (internationalwinechallenge.com)
⑨サントリー登美の丘ワイナリー 高山村シャルドネ キュベスペシャル 2021
続いてご紹介するのは、山梨県甲斐市にあるサントリー登美の丘ワイナリーの高山村シャルドネ キュベスペシャル 2021です。
長野県高山村で収穫されたぶどうで造られたワインで、IWCポイントが92点でした。
高山村シャルドネ キュベスペシャルは、4名のぶどう栽培家の方々とサントリーが一体となってつくりあげたワインで生産本数は1,300本かつ、Online Shop&登美の丘ワイナリー限定商品となります。
柑橘系の果実、パイナップル、蜂蜜やナッツを想わせる香りは複雑さがあり特徴的。
爽やかで心地よい酸と凝縮した果実味の甘さがなめらかなインパクトで奥行きのある味わいに仕上がりました。
樽を感じさせないくらいの圧倒的な果実感と複雑な香り、自然な甘さときれいな酸が特徴的です。
IWCテイスティングノート
バター焼きパンと黄色い核果。タルト、ミネラル、かなりフレッシュな仕上がりを感じる
Suntory From Farm Wine no Mirai Takayamamura Chardonnay Cuvée Spéciale,2021 (internationalwinechallenge.com)
⑩SAYS FARM(セイズファーム)シャルドネ2021
続いてご紹介するのは、富山県氷見市にあるSAYS FARM(セイズファーム)のシャルドネ2021です。
自社で栽培されたシャルドネ100%をステンレスタンク発酵、ステンレスタンク熟成で造られたワインで、IWCポイントが91点でした。
富山県にある氷見(ひみ)のテロワールが生むセイズファームのフラッグシップワインです。
フレッシュなフルーツと共に、シャルドネ固有のヘーゼルナッツを感じ、伸びやかな酸味と硬質なミネラルが余韻に広がります。
樽を使用せずに醸造を実施することで、氷見で育つシャルドネの個性が明確に育まれます。
IWCテイスティングノート
グリーンマンゴーと柑橘類に桃の香りがします。手付かずの果実味、わずかにじゃこう、ベルガモット、さわやかな酸味が余韻をのこしてます
Saysfarm Chardonnay,2021 (internationalwinechallenge.com)
⑪サントリー登美の丘ワイナリー 登美の丘 プティ・ヴェルド 2020
続いてご紹介するのは、山梨県甲斐市にあるサントリー登美の丘ワイナリーの登美の丘 プティ・ヴェルド 2020です。
自社畑100%のプティヴェルド100%で造られたワインで、IWCポイントが90点でした。
「優良系統樹の選抜」「区画ごとの僅かな違い(土壌、日当たり、風通しなど)にこだわった栽培」「完熟果収穫の追求」を積み重ねた結果、「登美の丘ワイナリーのテロワールを最も表現できる品種の1つ」と胸を張って送り出す、サントリー初のプティ・ヴェルド単独品種のワインです。
Online Shop&登美の丘ワイナリー限定商品となります。
深淵な黒系果実や黒コショウの香りときめが細かくも豊かなタンニンに、登美の丘のテロワールを映し出した、やわらかく調和の取れた味わいが重なり、非常に充実感のあるワインに仕上がっています。
IWCテイスティングノート
ほんのりバニラポッドの香り。赤い果実、ジャスミンローズの花びらとナツメヤシ。少し素敵なブラックチェリーとプラムの味わい。
Suntory From Farm Tomi No Oka Petit Verdot,2020 (internationalwinechallenge.com)
⑫サントリー登美の丘ワイナリー 立科町 甲州 冷涼地育ち2021
続いてご紹介するのは、山梨県甲斐市にあるサントリー登美の丘ワイナリーの立科町 甲州 冷涼地育ち2021です。
長野県立科町で収穫されたぶどうで造られたワインでIWCポイントが90点でした。
ぶどう品種「甲州」は9割以上を山梨で栽培されますがこの立科町 甲州 冷涼地育ち2021は、長野県の冷涼地の立科町で甲州栽培を挑戦。
立科は、リッチな果実味と酸がありながら、シトラス系の香りを得られるぶどうができた貴重な産地、美味しいワインに仕上がっています。
リッチな果実味と酸がありながら、シトラス系の香り漂う白ワイン。
通常、甲州種は熟度を求めると、柑橘系の香りを引き起こすにおい物質が減少するのですが、立科の甲州で造ったワインには、異なるタイプの爽やかな柑橘系のフレーバーがありました。
IWCテイスティングノート
グレープフルーツを口に乗せた柑橘系の香り。印象的な長さの軽くて非常に鮮明なスタイル。
Suntory From Farm Wine no Mirai Tateshina-machi Koshu Reiryouchi Sodachi,2021 (internationalwinechallenge.com)
⑬高畠ワイナリー バリック・シャルドネ2020
続いてご紹介するのは、山形県高畠町にある高畠ワイナリーのバリック・シャルドネ2020です。
山形県高畠町で収穫されたシャルドネで造られたワインで、IWCポイントが93点でした。
DWWA(デキャンター・ワールド・ワイン・アワード)2022で銀賞を受賞したワインです。
高畠町産シャルドネの中でも熟度の高いぶどうだけを集めて、フレンチオークの樽で小仕込みをしました。
さらにシュール・リーを11か月間行い、バトナージュ(滓撹拌作業)と合わせることでワインに厚みを与えました。
ぶどう本来のリンゴ酸を乳酸に換える「マロラクティック醗酵」を行うことで、もう一段上のグレードの風味が感じられます。
樽熟成由来のトースト香と肉厚で力強いミネラルを感じ取れる、豊かな酸を備えた長熟タイプの白ワインです。
IWCテイスティングノート
美しくバランスのとれたリンゴの芯の酸味。暖かい黄色の果物とヘーゼルナッツと簡単に一致します
Takahata Winery Barrique Chardonnay,2021 (internationalwinechallenge.com)
⑭高畠ワイナリー ラ・クロチュア・エレクトリック・エン・上和田シャルドネ2020
続いてご紹介するのは、山形県高畠町にある高畠ワイナリーのラ・クロチュア・エレクトリック・エン・上和田シャルドネ2020です。
山形県高畠町で収穫されたシャルドネで造られたワインで、IWCポイントが93点でした。
前ヴィンテージは、IWSC(インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション)2022やIWSC2021では、銅賞(ブロンズ)を受賞するなど評価されており、また今年度のヴィンテージはサクラアワード2023でダブルゴールドを受賞したワインになります。
生産本数2,275本と希少なワインで、トロピカルフルーツのような熟したフルーツ感と、新樽由来のトースト香が特徴です。和田地区特有の高糖度で熟度の高いブドウの味わいを尊重し、華やかでリッチな味わいに仕上げました。
2020ヴィンテージは濃厚でかんきつやはちみつの香りが強く感じ取れます。口当たりも柔らかく、豊かな果実味が口の中に広がります。
IWCテイスティングノート
カスタード、レモン、ヨーグルトのノート。ヘーゼルナッツとブリオッシュを混ぜたクリーミーさ。香ばしい。まろやかで親しみやすい
Takahata Winery La Cloture Electrique en Kamiwada Chardonnay,2020 (internationalwinechallenge.com)
⑮シャトーメルシャン新鶴シャルドネ アンウッデッドタンクNo.AM53S、2021年
続いてご紹介するのは、シャトーメルシャンの新鶴シャルドネ アンウッデッドタンクNo.AM53S 2021です。
福島県新鶴地区で栽培されたシャルドネで造られたワインで、IWCポイントが93点でした。
一般的に販売されている新鶴シャルドネはオーク樽で熟成したワインとなり、バランスの良い酸味とトロピカルフルーツの香味が感じられるワインです。
そんな新鶴シャルドネと同様に福島県会津美里町新鶴地区の栽培農家の努力と独自の雨よけ施設により、健全で充分に成熟したシャルドネで造られたワインです。
このワインはステンレスタンクで発酵してタンク名も名前になっております。
IWCテイスティングノート
メロン、桃の強烈な香り。ホワイトペッパーとホワイトチョコレートと相まって。口当たりはクリーミーで洗練された味わいです。非常に長い仕上げ
⑯リタファーム&ワイナリー 風のヴィンヤードピノノワール2019
続いてご紹介するのは、北海道仁木町にあるリタファーム&ワイナリーの風のヴィンヤードピノノワール2019です。
北海道余市町産のピノノワール100%で造られたワインでIWCポイントが91点でした。
自社畑の南北に広がる区画で育ったピノ・ノワールを全房で仕込みました。
ラズベリーやシナモン、なめし皮の香りを温度変化によって楽しめます。
果実味とタンニンが心地よいなめらかな口当たりです。
IWCテイスティングノート
スミレのダークラズベリーがしっかりとした長さのうま味とさわやかな酸のタッチを持つかなり香りがよい。
Kaze no Vineyard 1824,2019 (internationalwinechallenge.com)
⑰ドメーヌボー アロマシャルドネ フロム タカヤマビレッジ2022
続いてご紹介するのは、富山県南砺市にあるドメーヌボーのアロマシャルドネ フロム タカヤマビレッジ2022です。
長野県高山村にある「Aroma Chardonnay From Takayama Vill Sato fruits Farm」、佐藤果樹園産のシャルドネを使用したワインで、IWCポイントが93点でした。
他園の買付ぶどうは通常ブレンド用に使用しますが、このぶどうの品質の良さ、特徴的な香りから単独での醸造、販売となったワインです。
心地よく甘やかな強い香りが特長ですが、芳香剤のような刺激はありません。
甘みはそれほど強くないもののふくよかさはあり、食前酒、食後酒に適した出来です。
ぶどうの時点で強い特長を感じさせることはそう多くなく、ワインを常飲される常連のお客様やワイン好きの方にもお話ししやすいストーリーを持った商品です。
IWCテイスティングノート
フルーツと石のヒントの複雑な香り。味覚は正確で洗練されており、青リンゴの酸味と食欲をそそる仕上がりです
Aroma Chardonnay,2022 (internationalwinechallenge.com)
⑱勝沼醸造 アルガブランカイセハラ2021
続いてご紹介するのは、山梨県勝沼にある勝沼醸造のアルガブランカイセハラ2021です。
山梨県笛吹市で収穫された甲州種で造られたワインで、IWCポイントが93点でした。
単一畑「伊勢原」の比類なき白。
香り、酸味、甘さの絶妙バランスで個性が極まる甲州種ワインです。
IWCテイスティングノート
持ち上げられた草が茂った緑色のフルーツの香り。味わいにキウイフルーツ。果実の重さとバランスのとれた柑橘系の唐辛子。
Aruga Branca Issehara,2021 (internationalwinechallenge.com)
⑲盛田甲州ワイナリー シャンモリ 柑橘香御坂甲州2022
続いてご紹介するのは、山梨県勝沼にある盛田甲州ワイナリーのシャンモリ柑橘香御坂甲州2022です。
山梨県笛吹市御坂町二之宮地区にて、栽培収穫した甲州種ぶどうを100%使用したワインで、IWCポイントが92点でした。
過去のヴィンテージとしては、DWWA(デキャンター・ワールド・ワイン・アワード)2021で金賞を受賞したワインです。
みかんやカボスのような和柑橘の香味を感じる、フレッシュで程よいコクを持つ、すっきりとした飲み口が特徴の辛口白ワインです。
甲州種は、1200年以上前から栽培されているといわれる歴史のある品種であり、甲州種ぶどうの持つポテンシャルを発揮した製品です。
IWCテイスティングノート
Chanmoris Kankitsu-Ka Misaka Koshu,2022 (internationalwinechallenge.com)
塩味ミネラルを含むフローラルな香り。濃さが良い。後にたくさんの柚子と石の香りが残る。
⑳盛田甲州ワイナリー シャンモリ 柑橘香穂坂甲州2022
続いてご紹介するのは、山梨県勝沼にある盛田甲州ワイナリーのシャンモリ柑橘香穂坂甲州2022です。
山梨県韮崎市穂坂町三之蔵地区にて、栽培・収穫した甲州種ぶどうを100%使用したワインで、IWCポイントが92点でした。
マスクメロンやマスカットのような華やかな果実香に、香木のような落ち着いた香りが見事に融合。
柔らかい酸味と自然で奥深い果実の広がりが楽しめます。甲州種は、1200年以上前から栽培されているといわれる歴史のある品種であり、甲州種ぶどうの持つポテンシャルを発揮した製品です。
『柑橘香 穂坂甲州2022』は、「柑橘香」シリーズとして初めて「地理的表示(GI)山梨」を取得したワインです。
ちなみに限定本数は5,500本です。
IWCテイスティングノート
Chanmoris Kankitsu-Ka Hosaka Koshu,2022 (internationalwinechallenge.com)
白桃とアプリコットとストーンフルーツの香り。フレッシュでつやがある。
最後に
いかがでしたでしょうか。
素晴らしい個性、性格、複雑さを持つワインとして評価されたことで、日本ワインも世界に誇ることの出来るワインが毎年リリースされていることがわかるのではないでしょうか。
是非この機会に日本ワインも飲んでみてはいかがでしょうか。
ほしいワインがどうしても見つけられない方は…こちら。
酒屋さんに行ったけど、
探しているワインが見つからない!
どんなワインを選んでいいかわからない!
というあなたにワインを選ぶ際におすすめの方法は3つです。
①「ジャケ買い」ならぬ「ラベル買い」
CDを買う際にはおなじみの買い方です。
最近では、ラベルのかわいいラベルやデザインにこだわったワインも増えているので初めての方にはお勧めです。
②金賞を受賞したワインを選ぶ
ラベル買いだと美味しいワインじゃない可能性がある!と思われる方には、品評会で評価されたワインはいかがでしょうか。
日本または世界のワイン関係者が基準を基に選んだワインになりますので、客観的にみてもいいんではないでしょうか。
また選ぶ人が品評会によって異なるので、例えば女性が選んだワインもあるので客観的に見る上では一番いい選び方だと思います。
「でも品評会で選ぶと言ってもどんな品評会があるかわからない…」と思う方も多いと思います。
そんな方に参考の記事はこちらから↓
③とにかくいいワイン!
何でもいいからとにかく美味しいワインが飲みたい!と思った方には、もう高級なワイン一択でしょう。
高級なワインは、それぞれのワイナリーがその年で一番自信のあるワインをボトルに入れているので間違いありません。
コメント